fc2ブログ

冷却星野カメラ

 冷却星野カメラの組み立て工作をやってみました。
ASI6200MCを購入した際に、何時かはこのようなシステムを組むだろうということで、安い90mmのバンドを購入してありました。
冷却カメラとカメラレンズを上手く合体するようなセットはK-アスさんなどでも販売されています。
特定レンズ専用マウントはとてもガッチリしてスマートで魅力的ですが懐が許してくれません。
ここでは何種類かのレンズを現場で工具無しで交換して使えるシステムを自作することにします。

ASI6200MC_LensSystem_1.jpg
 先ずはASI6200MC+Sigma135mmF1.8DG HSM/Artです。
レンズ先端の固定はフードの根元で行います。
最近のレンズフードは樹脂製で熱伝導が悪いので、ヒーターは直接鏡筒に巻き付けることになります。
またIFになっていて鏡筒の伸縮が無いので、フードを固定カ所に選ぶのが良さそうと考えました。
フード下側をSUNWAYFOTOのクイックリリース・クランプに支えられたプレートに取付けた2個のゴムローラーで受けています。
上側は下側を受けるゴムローラーとフードを縛り付けるようにベルトで固定しています。
こうすることで、ユニットが逆さまになってもカメラとの撓みを抑えてくれる筈です。
このレンズの場合重量は1kg以上ありますが、マウント側はカメラに固定されるので筒先は2kg位の固定力があれば充分でしょう。
ただ、この青いベルトは、伸縮性のある猫の首輪で、長さ調節してもちょっと張力不足かもしれないので、別に伸縮性のある荷締めベルトを準備しようと考えてはいます。

ASI6200MC_LensSystem_2.jpg
 画面の縦横変更はカメラ毎回転することになります。
高精細カメラではピントが命です。
鏡筒にヒーターを巻くとフォーカスリングの掴み代が無くなるので、微調整用にフォーカシングハンドルを取付けます。
SUNWAYFOTOのハンドルはレンズのセッティングが終わった後に、横から滑り込ませるように装着できるので便利です。
K-アスさんではモーターフォーカサーを準備するようなセットアップも見られますが、カメラレンズでは温度変動まで加味する必要はないので一度合わせれば終わりだし、何種類ものレンズを簡単に交換できなくなりますので考える必要はありませんね。

ASI6200MC_LensSystem_4.jpg
 これはレンズをTmronSP35mmF1.4Di USDに交換した場合のセットアップです。
全く工具を使わずにレンズ交換が可能です。
この他、TamronのSP85mmF1.8Di VC USDやSP45mmF1.8 VC USDへも同じように交換できます。

 未だ梅雨入りは発表されてはいないものの、星空の見られない日々が続いています。
こんな時はつい新しい機材の導入を妄想する悪い病気が頭をもたげてきます。
しかし、どんどん進む円安、物価高で、年金生活老人にはもはや余力などありません。
そこで、出来る限り有り合わせの機材で夢を見て、この梅雨時期を乗り切ることにしました。
 これまで集めてきた8Kセンサーに対応できそうなカメラレンズがあまり使われていませんでした。
星野撮影用のカメラは主に2台のEOS6D-SEOSP4が担ってきましたが、最近RedCat51に取付けたASI6200MCによる画像が思った以上に高精細な星像を示してくれています。
6200万画素の冷却16bitカラー画像を見ると、もはやSEOSP4には戻れませんねえ。
星景写真はこれからもSEOSP4を使い続けようと思いますが、星野写真も冷却カメラの時代でしょう。
それでもASI6200MCは1台しかないので、ε-160EDやRedCat51に加えてカメラレンズ群が参戦すると、一体どの光学系を使ってよいものやら迷ってしまいそう ・・・ 悩みの種を増やしただけだったかな。(笑
スポンサーサイト



RedCat51+ASI6200MCのスケアリング問題

RedCat51_スケアリング問題解決-1
 一昨日、RedCat51のスケアリングプレートが使えないと書いたのですが、どこかで同じ問題に出会ったような気がして ・・・ 。
そうそう、ε-160EDの回転装置も回してはいけないとして、カメラはマウントで回転させて使っていました。
それならばRedCat51もそうすればよいだけだったなあ ・・・ ほんとに歳をとってしまった。

RedCat51_スケアリング問題解決-2
 これまで使っていたマウントリングはテーパーリングの無いものでしたので、自宅に余っていた回転可能なEOS用のカメラマウントに交換しました。
鏡筒の回転装置はペンチでシッカリ締めて指では緩まないようにしました。
ここが回ってしまうとスケアリング調整がパーになっちゃいますからね。
スケアリングプレートの調整押し引きねじは4カ所で、マウントの回転固定ねじは3カ所なので、どう回してもどこかでねじが重なるので調整が面倒くさそうです。
回転位置の指標はありませんが、キラリンスパイクが画面と直交するように回転調整すればよいでしょう。
 扨、自宅で調整できるかなと思ったら、どうも暫く晴れそうもありません。
今年は梅雨入りが早いのか、月末の新月期の遠征は無理かもですね。

CCTVレンズでガイド鏡

RedCat51_Miniガイド鏡
 これまでは赤猫51のガイド鏡にはSVBONY SV165コンパクトガイドスコープというのを使っていました。
コンパクトとはいっても赤猫51には結構大きくて、レンズの収差が大きいのかピント合わせ時の星像のピークが解かり難いのです。
新月期というのに晴れずに暇を持て余しています。
こういう時はポチリ病が出やすいので不味いなあと思いながらヤフオクを見ていたら、安い中古のFUJINON HF75HA-1という単焦点CCTVレンズを見つけました。
誰も競合せずに落札してしまい、もう機材予算無いのに¥5Kの出費で痛ててて。

パイプクランプ
 今度はこれまで使っていたガイド鏡の取付台にどうやって固定しようかなと検索して、結局自転車用のパイプクランプを購入してみました。
これは結構優れもののようですが、日本製なのに¥0.7Kと激安で、これまたポチる。

パイプクランプ底穴2分ネジ化
 ジュラルミン系のアルミダイカスト製でしょうか、とてもしっかりした製品です。
パッチン式のクランプで、支点がネジで移動できるような仕組みで径違いに対応するようです。
取り付けの底穴がM5タップだったのを、W1/4"に拡大しました。

ASI120mm-mini取り付けてみた
 クランプアームの内側に傷防止の植毛氏を貼ってASI120MM-Miniを掴んでみました。
適応パイプ径は28~35mmなので余裕があるためか、多少上下方向が緩い感じです。

ガイド鏡比較
 クランプ部に1mm厚のテフロンシートを巻き付けて組み立ててみました。
SV165と比較すると大分小型になりましたね。
75mmF2.8の中古レンズですが、とても状態が良くお買い得でした。
部屋から遠くの山をキャプチャーしてみましたが、絞り解放でもシャープそうです。

RedCat51ケース収納状態
 赤猫51の背中に取付けたままケースに納まりました。
後はフードをどうしようかと思案しています。(ヒーターは使いたくないので)
今回のレンズに記載されている型式はFUJINON HF75HA-1となっており、検索すると図面ではレンズ先端径が31.5mmとなっていたのでアイピースホルダーが使えると思っていたのですが、現物は32.0mmで当てが外れました。
32mmなので1.25"配管のソケットが使えないかなあと思っていますが ・・・ 。

※4/3追記
ミニガイド鏡のフード
 懸案のミニガイド鏡のフードを作ってみました。
ガラクタ箱の中にあった30mmファインダーのレンズセル・フード部を切り出して、例によって艶消し黒染めスプレーで仕上げました。
ピッタリの専用フードが出来ました。

25cmRC+ASI6200MCのフラット撮影

Asagiri_20220228.jpg
 前新月期の遠征は2/27と3/6と、2回とも日曜日でした。
燃料代も値上がりしていますので、出かけると言っても朝霧位に留めています。

AT10RC_Flat撮影
 持ち出した鏡筒はAstroTech10”RCだけで、本日漸くフラット撮影を行いました。

AT10RCF_ReducerX08_NBZ_ASI6200MC_FLAT.jpg
 今回の撮影にはTS-OpticsのX0.8FlattenerReducerを入れてF.L.1600mmで撮影しました。
これはそのフラット画像の等光度曲線図です。

AT10RCF_Flattener_NBZ_ASI6200MC_FLAT.jpg
 今回は使いませんでしたが、同じTS-OpticsのFlattener(X1.0)の等光度曲線図です。
このフラットナーは、もう7年も前から使っていたのですが、カメラはEOS6D-SEOSP4だったので気づかなかったのか、ばっちりゴーストが発生しています。
特にフラットナーとカメラの間にNBZ(デュアルナローバンドフィルター)を入れているので強調されているのですが、NB1、LPS-D3、ODWなどのフィルターでも確認できました。
フラットナーレンズの最終面がセンサー側から見ると凹面で、球心がフィルター付近にあるようです。
光路調節用のODWを外すと少し薄れますが、影響は残ります。
フラットナーのサイズは2.5”で、35mm版では周辺の蹴られもなく使えていたのですが、ここへきて馬脚を現したようです。
TS-Opticsの光学設計レベルは怪しいなあ ・・・ 7年も気が付かなかった小生もですが。orz
尚、X0.8のレデューサーレンズの最終面はセンサー側に凸面なので、干渉フィルターからの反射光は拡散するので問題ないようです。

 今日はフラット撮影しただけで画像処理まで手が伸びませんでした。 
これからは、レデューサーを使わずにRC鏡筒をF8で使用する場合はフラットナー無しですね。
ASI294MM位センサーが小さければそれでも良い鴨。

電動エアダスター

電動エアーダスター_1
 何時もカメラのチリ飛ばしに使っていたモノタローのエアダスターも残り少なくなってきたので、これを機に電動式に切り替えてみました。
USBによる6時間充電で8~13分作動って、効率悪そうですがそれだけ強力なんでしょう。
それにカメラのチリ飛ばしでは連続して長時間使うこともないから、まあこれでいいかということで、大きさとスタイルでこれにしました。
試しに電源を入れてみると思った以上に強力です。
少なくとも、モノタローのエアダスターには負けていません。
モノタローのエアダスターを冬の夜に使っていると、直ぐに勢いがなくなるのでその点は良い鴨。
LED照明があるのも夜間使用には嬉しい。
3段切り替えなんですが、弱と強の違いがあまり感じられません。
それに、スイッチが弱・中・強・切るのロータリーなので、最初から強でON/OFF出来ない。
無駄な風を起こしている時間が長いかな ・・・ 。

電動エアーダスター_2
 裏蓋を開けるとフィルターがあります。
結構目の粗いメッシュです。

電動エアーダスター_3
 コロナ渦で不織布マスクが身近にあります。
もっとチリが入らないようにフィルター強化したら、やっぱりマイルドになり過ぎた。
マスクは3枚構造で中間布が厚いので前後の2枚に減らしたら良い感じです。

電動エアーダスター_4
 ノズル先端の穴径が7mmもあるので、これを半分に絞ったら流速が4倍になるなあ。
ということで、早速ガスコンロでノズル先端を温めてつぶし、根元から丸箸を差し込んで穴径を3.5mmにしました。
ちょっといびつですが、風を手に当てたときのシュルシュル音が増したよう気がする。
プロフィール

voyager_camera

Author:voyager_camera
随分昔に小惑星観測をしていましたが、もう新天体捜索も位置測定もしませんので、鑑賞天体写真撮影に努めています。天文雑誌は買わない読まない流儀なので雑誌のフォトコンには応募しません。偶に天文カレンダーに採用していただきますが、主にブログで写真を見ていただいています。
mail:y-osima@r.sannet.ne.jp

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR