大マゼラン雲

大マゼラン雲全景_20190505
大マゼラン雲全景
BORG77EDII_F4.3DG(D77mmFL330mm) + LPS-D2 + EOS6D-SEOSP4 / ISO1600 / 4分×4コマ×3モザイク
VixenGPD + SS2000PC + Vixen30mmF4 + QHY5L-Ⅱ + PHD2 Guidingにてオートガイド
 今回の遠征で、最初にガイド撮影をしたのがこの大マゼラン雲です。
季節的には見ごろを過ぎていて、この日は天文薄明が終了した時点での時角が4h13m、高度が36°を切っています。
画面を南北に振って3コマモザイクですが、時間が無いので各4分x4コマの節約撮影です。
他のカメラレンズと違って、IDASのLPSフィルターが使えるのでコントラストは上がります。
 オーストラリア遠征は4~5月の新月期を選ぶのが常套です。
その理由は南天のメインストリートと銀河系中心が子午線通過する状態で観察でき、比較的夜も長い乾季だからです。
つまり、大小マゼラン雲が何時も地平線近くで、観測条件の悪い季節でもあります。
そうは言っても折角南半球まで来たわけですから、大小マゼラン雲は撮影対象から外すわけには行きません。

GPD_BORG77DEII_30mmGuideScope.jpg
 BORG77EDII+F4.3DGの撮影は流石にSS2000PCのP-PEC任せのノータッチガイドにはしませんでした。
大体、南半球へ行ったら、一度はP-PECの学習をやり直さなければなりませんから、遠征前に急遽小型軽量安価なガイドスコープを作りました。
使わずに転がっていたビクセンの30mmファインダー後部を切ってBORGの31.7mm延長筒を打ち込み、31.7mmのアイピースやガイドカメラを差し込めるようにします。
外した十字線アイピースも31.7mmスリーブに改造して、ファインダー兼ガイドスコープになりました。

大マゼラン雲中央部_20190505
大マゼラン雲中央部
BORG77EDII_F4.3DG(D77mmFL330mm) + LPS-V4 + EOS6D-SEOSP4 / ISO3200
5分×4コマ + 1分×4コマ + 12秒×4コマ
 フィルターをLPS-V4に換えて、多段階露光にチャレンジしています。
画面左側のタランチュラ星雲の輝度がかなり高いので、球状星団並の撮影というわけです。
結局、12秒露出のコマでも中心部は飽和していました。
うーん、OIII成分が殆ど見えていませんね。
ガム星雲のレムナントもそうですが、こんなうじゃうじゃしたのを見ていると、冷却カメラによるナローバンド撮影とはいかなくても、IDASのNB1を持ってゆけば良かったと後悔することしきりです。orz

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小惑星観測屋崩れの天体写真家です。もう新天体サーベイも位置測定もしませんので、鑑賞天体写真撮影に勤めています。訳あって天文雑誌などのフォトコンには応募しませんが、このブログ以外でも写真を見ていただける機会が増えるようボチボチやってます。(大島 良明)
mail:y-osima@sannet.ne.jp

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