Meade SC25cmF10の星像テスト-4

一昨日主鏡の傾きを微調整する機構を追加工しました。

SC25主鏡BP調整ネジ追加_20180822
 これは主鏡裏面のバックアッププレートに調整用のホーローセット(M5X3ヶ所)を追加した状態です。
バックアッププレートの前に入っているアルミ製中間リング越しに主鏡を押す構造です。

SC25主鏡調整穴_20180822
 これは鏡筒底部の調整ネジへのアクセス穴です。
2インチビジュアルバックネジの外側ギリギリに、フォーカス調整ネジの配置位相基準で3ヶ所等配で開けました。

SC25主鏡調整作業_20180822
 ボールポイント付きのへクスレンチを差し込んで、星像を確認しながら調整します。
昨晩は星空が見えていましたので、早速実際に調整してみました。
主鏡を傾けてから、副鏡を反対方向に戻すことによって ・・・ おおおっ、アスが治りますねえ。
最初はASI174MCのモニタ画面を見ながら調整し、「大体こんなものかなあ」というところで更に高解像度のASI178MCに交換しました。
うーん、台風の影響かシンチレーションが悪く、どうも細部が良く見えません。
大体良いかなと思うところで星像動画を撮影しました。

SC25StarImageTest_20180822.jpg
 本日スタックして内外像を並べてみましたが、副鏡調整が未だ不十分である感じですね。
これ以上は、もう少し空の状態が安定したときに再調整しましょう。

SC25RonchiTest_20180822.jpg
 星像動画を撮影した後にロンキー像も撮影しました。
10L/mmでは相変わらずコントラストが低いですね。
内外像の縞の傾きが、未だ僅かに違うような気もしますが判然としません。
それよりも両方とも縞が少し糸巻き型に見えますが ・・・ 内像が糸巻き型ならば外像が樽型になる筈なのに?

 前回はSCTのシュミレーションから、主鏡の傾きを調整できるようにすれば、星像に発生したアスを解消できるのではないかと書きました。
考えてみればシュミットカセグレンもベーカーシュミットカメラと同じエレメント構成の光学系です。
ベーカーシュミットカメラの調整でも同じことが起こることを知っていた筈なのに、新しく発見したような意見を書くなどは、そろそろBKが始まった証拠でしょうか。
まだ最終調整を完了したわけではありませんが、主鏡調整機構を追加することで星像のアスが消せることが解って一安心です。
これで最善の調整状態で月・惑星の撮影ができる目途が立ちました。

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小惑星観測屋崩れの「天体写真か!」です。もう新天体サーベイも位置測定もしませんので、鑑賞天体写真撮影に勤めています。訳あって天文雑誌などのフォトコンには応募しませんが、このブログ以外でも写真を見ていただける機会が増えるようボチボチやってます。(大島 良明)
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