Meade SC25cmF10の星像テスト

 昨晩は雲も多かったのですが、何とか星が見えたので自宅ベランダでSC25cmのテストを行いました。
明るい恒星が必要でしたので、ベランダからアルタイルが見えるようになってから撮影を始めました。
深夜というのに外はとても暑く、頭と首にタオルを巻いて汗を拭きふきの作業です。
 先日、八千穂高原で見たときのロンキーイメージでは、副鏡(主鏡穴)周辺にエラーが見られ、更に色収差の発生が酷いことから、補正板の副鏡周辺が歪んでいるのかという疑いを持ちました。
補正板の取り付けられた副鏡バッフルを緩めれば問題は解決できると思っていたのですが ・・・

MeadeSC25cmF10_RonchiTest_20180803.jpg
 これは補正板の副鏡枠圧迫を修正したのちのロンキー像です。
そもそも補正板の圧迫などは存在しなかったようで、問題は改善されませんでした。
ロンキーテストでは、新たに周辺部にも結構な幅のダレが見られて、益々ガッカリです。(初心者が少し軟らかいピッチ盤で製作したパラボラ鏡の様)

MeadeSC25cmF10_ImageTest_20180803.jpg
 こちらも補正板を調整後の星像です。
副鏡の光軸調整も不十分なのですが、アスが残っているだけでなく、やはり想像以上に色収差の発生が大きいようです。
別に色彩強調などは行っていないのに、F10のアクロマート屈折よりも悪い。(うすだスタードームのGNF-60の星像が羨ましい)
問題が色収差だけなら、LRGBフィルターとモノクロカメラによる惑星撮影システムに変更するという手もあります。
面形状エラーも副鏡または主鏡穴周辺であれば、副鏡枠の中央遮蔽直径を少し大きくして隠すこともできますが、外周ダレは嫌ですね。
アスは、主鏡穴に差し込まれたバッフルを抜かなければ改善は望めそうにないのですが、両者はガッチリと接着されているようです。
うーん、色々と厄介な問題が多いです。
ミードの20cmF10シュミットカセグレンは非常に良かったので、今回の25cmも期待していたのですが、どうも残念な結果です ・・・ 困った。orz

 今夜は晴れそうです。
暫くはこの鏡筒のことを忘れて、20cmの方で惑星でも撮影しましょうか。

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小惑星観測屋崩れの「天体写真か!」です。もう新天体サーベイも位置測定もしませんので、鑑賞天体写真撮影に勤めています。訳あって天文雑誌などのフォトコンには応募しませんが、このブログ以外でも写真を見ていただける機会が増えるようボチボチやってます。(大島 良明)
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