GPD-SE赤道儀

 3/18未明のISS追跡撮影に失敗してから、GPD赤道儀のSE(Short Elbow)化を計画していました。

GPD改造用アルミ材料購入_20180401
 やっとアルミ材料が揃いました。(注文してから1週間以上も掛かりました)

GPD用エルボパイプ加工完了_20180401
 2日ほど手作業でゴリゴリガリガリやって、何とかこんな形に仕上げて仮組確認を終わりました。

GPD-SE_MeadeSC200F10_20180401.jpg
 塗装も完了して組み立ててみましたが、SC20cmでも特に違和感は感じません。
延長したショートエルボは直径90mm長さ100mmのアルミパイプ製です。
延長筒の塗装色には困りましたが、遠目で違和感を感じない程度に合っていればOKということにしました。
結局、市販のライトグリーンとシルバーメタリックのラッカースプレーを重ね塗りして、何となくそれらしくしました。(ちょっとシルバーが弱くて緑が強いかな・・・あまりシッカリ見ないでください)

GPD-SE_BORG77EDII-F43DG_20180401.jpg
 計画当初は延長筒の長さを150mm位にしようかとも思ったのですが、赤道儀の収納ケースを新調したくなかったのと、あまり長くして耐荷重(固有振動数)を下げたくなかったので100mmに落ち着きました。
それでもBORG77EDII-F4.3DG+EOS6Dで、ギリギリですが極イナバウワーをクリアします。

ISS追跡撮影システム_20180401
 そもそもの目的がISS追跡撮影時、経緯台仕様でカメラが三脚や赤経(水平軸)モーターと干渉しないことが目的だったのですが、この通り水平回転は全周で干渉を避けることができます。
これで条件の良いISSの通過を待つばかりです。(といっても朝方の良いパスは5月以降まで待つことになりますが・・・)

MeadeSC200F10_30F43GuideScope_20180401.jpg
 ついでに、ISS追跡撮影用のD30mmFL130mmガイドスコープも作りました。
といっても実際に材料から作ったのは支持リングだけで、他は余り部品の追加工です。
筒はその辺に転がっていたオレンジ色のビクセン3cmファイダーを改造したものです。


GPDケース収納-改造前後_20180401
 赤道儀の収納は購入当時のアルミケースですが、改造後も流用できるようにレイアウトを変更しました。 voyager_camera

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No title

こんなに伸ばすと赤道儀への負担がすごくないですか?
でもこれで平気なら使い勝手が格段に良くなりますね。

No title

 仰せの通り、結構負担が増しますね。(タカハシのMeridianシリーズほどではありませんが)
この赤道儀はドイツ式で片持ち梁になっています。
改造によって梁長さは1.86倍になりましたので、許容搭載荷重は0.54倍に減少します。
また、風などの外力による共振周波数は梁長さの自乗に反比例しますので、改造前の0.29倍に下がります。
元々のGPD赤道儀の許容モーメントやその時の共振周波数がどのくらいかは不明(ハンマリング試験すれば解ります)ですが、写真にあるBORG77ED2位に留めた方が安心して使えます。
 ISS追跡撮影は経緯台として、延長したエルボ軸が垂直で使われます。
この場合は、全ての荷重がモーメントではなく圧縮になりますので、許容応力的には心配ないのではと思っています。
経緯台として使った場合、カメラの架台への干渉が無ければ改造は不要でした・・・くれぐれも真似などされませんようにご注意ください。
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Author:voyager_camera
小惑星観測屋崩れの「天体写真か!」です。もう新天体サーベイも位置測定もしませんので、鑑賞天体写真撮影に勤めています。訳あって天文雑誌などのフォトコンには応募しませんが、このブログ以外でも写真を見ていただける機会が増えるようボチボチやってます。(大島 良明)
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