スーパームーン 2018

Super-moon_20180102.jpg
Supermoon 2018
2018年01月02日01時44分~01時54分 / 12コマモザイク
MEADE LX200 EMC(D203mmF.L.2000mm) + VIXEN-R200SS ComaCorrector3
ASI174MC(カラーC-MOSカメラ)
Gain=160 / Shutter=1.00ms / Limit=30 Seconds / 27FPS-810コマ(10%スタック)
VixenGPD赤道儀にて自動運転
AutoStakkert! 2.6、ImageCompsiteEditor、PixInsight他にて画像処理

 新年早々にスーパームーンです。
私などはスーパーといっても「ただ大きいだけだろう」程度に思っていたのですが、最近はこれが結構話題になっていてちょっとビックリ。
ラジオやTVでも前日程度から何度も取り上げられていますので、私も時流に乗って、夜半過ぎにベランダから眺めました。
イメージ悪そうだな・・・と思いながら望遠鏡を引っ張り出して、今年の月面初撮りです。
 1/2にスーパームーンといっても、朝方に残った月か夕方昇った月のどっちかな。
話題になるだけに、これをハッキリしておかないと後々「厳密にいうとこれはスーパームーンの写真ではない!」と煩く騒ぐ人がいるかも・・・です。
今回のスーパームーンについて、国立天文台のHPには以下のような記事が見られました。
スーパームーン解説_国立天文台20180102
これによると満月の瞬間が1月2日11時24分となっていますので、僅かですが午前中の方が満月に近いことを言っています。
自分でも2006年に自作したプラネタリウムソフトSkyTreckで月が太陽と最大離隔をとる時刻を調べてみました。
すると11時50分頃になり、国立天文台の結果と少し違っています。
太陽-月の最大離隔時刻_SkyTreck20180102
11時50分に Angular separation = 176°17' 16" で最大に達しています。
ここでは黄経差ではなく、直接太陽と月の離隔を計算しているので時刻が遅れているの鴨。
11時24分の月の地心距離や視直径の数字も微妙に違っています。(計算誤差にしては少し大きい値)
全ての太陽系天体の位置予報は私もNAOと同じくJPLのDE405を使っているのですが・・・
まあ、際どいですがどちらも1月2日の午前中に満月を迎えるので、2018年のスーパームーンは1月2日の午前中に撮影した写真でOKということにします。
実は今夜の月は撮影できないので・・・安心してお出かけできます。

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No title

私は満月付近のお月様撮影は苦手なのですが、海の部分の色分布とかがここまで明瞭に写ると圧巻ですね。
年越し撮影した画像はポカミスで仕上がる見込みが潰えましたが、解析ごっこ用の素材としては魅力的なので、またアヤシいことをゴソゴソ始めました。

※ASI1600MMの黒点問題は、私の『クールファイル補正法』をぴんたんさんがFlatAideProに実装してくれたので、作業効率が飛躍的に上がりそうです。
『イーブンオッド』も誰か実装してくれないかなぁ・・・などと(笑)

No title

あぷらなーとさんのBLOGも拝見させてもらっています。
色々と検証していた問題点の解決方法が進行していて、新年早々お手出たいことですね。
私のASI1600MM-Coolでは、MaxIm DLでCalibrationしていて気になったことが無かったのですが、何か感じたらぴんたんさんのFlatAideProを使ってみるかもしれません。
『クールファイル補正法』って、ダーク処理後に使うのか、ダークの代用として使うのでしょうか?(私のASI1600MM-Coolにはアンプノイズによるカブリも見られるので、それは同補正で消えるのか)
オマケに『イーブンオッド』も搭載らしいですが、ここまでくるとステライメージも今年中に参戦してくるかもですね。

No title

『クールファイル補正法』は、フラット除算やダーク減算では原理的に除去できないクールピクセルを除去するための新しい手法です。
したがって、ダークやフラットの処理が終わった後、コンポジットする前に実行することを想定しています。
位置合わせ無しでコンポジットした際に黒点が多数発生するロットをお持ちの方には、有用かと思います。

『イーブンオッド』に関しましては、ぴんたんさんからFlatAideProへ実装したい旨連絡を受けましたが、FlatAidePro自体が一般的なデジタル一眼のRAWには対応していない仕様なので、もっぱら冷却CMOSカメラ用とするか、JpegやTIFFでも変な補正があまりかかっていないタイプのデジタル一眼(あるのか?)での運用となりそうです。

No title

あけましておめでとうございます。
新年早々素晴らしい満月ですね。
すぐ間近で見ているようです。
やはり普通のデジイチでの一発撮りではこうも行きません。
いつかはこんなのを撮ってみたいと思っていますが、自宅に機材が無いもので、月だけ撮りに観測所に行くのも大変です。

今年もよろしくお願いします。

No title

カムイミンダラさん、明けましておめでとうございます。
そちらは雪の中で、月など見られなかったのではありませんか?
雪解けまでの我慢が続きますね。
新年早々のスーパームーンはウルトラムーンですね。
何しろ1/3が地球の近日点通過で、同時期に月の近地点通過ですから、大きいだけでなく最も明るく輝くスーパームーンになるので・・・ウルトラムーン。(勝手に言っています)
星見にでかけない時の手慰みベランダ観測ですが、海の色を出したくてついセッセとやっちゃうのです。
今年も北海道ならではの星景写真と、アワアワ・モクモク星雲写真を期待しています。


プロフィール

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Author:voyager_camera
小惑星観測屋崩れの「天体写真か!」です。もう新天体サーベイも位置測定もしませんので、鑑賞天体写真撮影に勤めています。訳あって天文雑誌などのフォトコンには応募しませんが、このブログ以外でも写真を見ていただける機会が増えるようボチボチやってます。(大島 良明)
mail:y-osima@sannet.ne.jp

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