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月齢5.9

月齢059_20200429_LRGB
2020年04月29日19時14分~19時20分 / 5コマモザイク
Meade SC20cmF10 + Vixen-R200SS ComaCorrector3 + ASI174MC
Gain=240 / Shutter=2.00ms / Duration=60s / 30FPS-1800コマ(50%スタック)
 暫くはお天気の良い日が続くようで、昨夕は月面撮影日和と思ったのですが、思ったほどのイメージでもありませんでした。
何時ものようにZWOのOSCカメラでのモザイク撮影ですが、今回は処理方法をLRBGに変更しました。
これまではDebyerしたカラー画像を、途中Labモードでコントラストを上げて、海の色などを強調していたのですが、それですとどうしてもBプレーンの解像度低下が避けられませんでした。
今回はシャープ化したRプレーンをL画像、彩度アップした元画像に細部の色ずれが解らないようガウスぼかしをかけたものをRGB画像としてからLRGBに再合成しています。
元々眠い画像なのですが、あまり解像度を落とさすに色情報を加えることができたような感じです。
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セルの中で主鏡が動く

TS15028HNT_主鏡ユニット
 先日、TS15028HNTとASI6200MCを持って出かけて試写しましたら四隅の星像が均等ではありませんでした。
帰宅してからコリメーターでチェックする光軸がずれていました。
主鏡の傾きが変わったようでしたので、一旦再調整してから鏡筒をぶんぶん振り回してから再チェックすると、またまた主鏡だけがシッカリ狂っています。
ということで鏡筒から主鏡ユニットを取り出しました。
前後に思いっきり振ると、コクコクと主鏡が動く感じが手に伝わってきます。

TS15028HNT_主鏡抑えに隙あり
 抑えリング越しに3枚あるサイドウオールの間を覗くと、トップリング裏側に貼った植毛紙と主鏡の間に隙間が見えます。
ここは触っている筈の場所ですが ・・・ 分解ですね。

TS15028HNT_主鏡セル
 抑えのリングと3枚あるサイドウオールの1枚を取り外して主鏡を取り出します。
底板の3カ所に小さな銅製のリベットが置かれ、3点支持になっています。
シンミラーでもないので横に動きにくくする意味でマット的なもので受けてもいいのですが。
それにこのリベットの上に主鏡を置くと、主鏡上面がサイドウオールの端面よりも沈んでいます。
ここは逆にサイドウオール端面よりも主鏡面が少し飛び出るくらいにしたいですね。

TS15028HNT_主鏡セルにコルク貼り付け
 ということで、銅リベットの上に直径3cmX厚2mmのコルクシートを貼り付けます。
シートは銅リベットの上に貼ったので中央が盛り上がっています。

TS15028HNT_主鏡組み込み完了
 主鏡をセルに入れてサイドウオールを取り付け、抑えリングが強く主鏡を押さえないように、取り付けねじが軽く締まるくらいで止め、押しねじのホローセットを締めます。
これは組み上げ後に側面から見た状態です。
今度は主鏡ユニットをグラグラ振っても手には主鏡の動きが感じられませんでした。

TS15028HNT_ASI6200MC_自宅
 主鏡ユニットを鏡筒に組み込んで光軸調整をしました。
鏡筒毎振り回したり、筒底や筒先などを畳の上でトントンしては光軸確認を行いましたがズレることはありません。
夜にベランダで試写です。

TS15028HNT_主鏡セル調整後試写星像
 天の川の中へ視野を向けられないのと20秒露出ということで周辺部の星が少ないですが、四隅の星像は均等になったようです。
この鏡筒は接眼筒を切って、斜鏡金具を削って、主鏡セル底にパッドを貼ってと、結構弄りましたね。
 外出できないこの時期は機材メンテナンスに時間を使いましょう。
どう考えても梅雨入り前に開放されるとも思われないので、次も考えないと ・・・ 25cm鏡筒でも使えるフラットジェネレーターが欲しい。
星見屋さんのは結構高額なので自作できないかな ・・・。

PHD2とMaxImDLでディザリング撮影

1_PHD2-Dither-App.jpg
 星景写真以外の天体撮影用のカメラとして、カラー版の冷却C-MOSカメラASI6200MCを選びました。
なぜASI6200MMにしなかったのかについては以前にこのBLOGにも書きました。
それでも、少しでもベイヤーフィルターを使ったカメラの画質を向上させるために、ディザリング撮影は有効そうです。
キャプチャーソフトはMaxImDLでガイドソフトはPHD2を使っていたのですが、"PHD2 Dither App"というソフトを使うと新しい投資なしでディザリングが可能になるというので試してみました。
https://openphdguiding.org/phd2-dither-app/

MaxImDL_Autosave-setup.jpg
 詳しい使い方はPHD2の日本語マニュアルにも書かれていますので、興味のある方はそちらをご覧ください。
実は、MaxImDLにもDitherがあるのです。
MaXImDLカメラコントロールのAutosave Setupにある"Dither"は使わずに、各Slotの最後にあるScriptにPHD2 Dither Appを収納したデレクトリ内にあるスクリプトファイル"Dither_script.vbs"を指定します。

PHD2-Dithering-Parameters.jpg
 PHD2の設定が終わってガイドができる状態になったら、"PHD2_Dither.exe"を起動してみるとこんな画面が出ます。
上のウインドウの"Config..."をクリックすると下の設定画面が出ます。
この画面のパラメータはデフォルトのままですがこれで問題ないようでした。
PHD2のメインウインドのツール/サーバの有効化にはチェックを入れておきます。
PHD2の設定(脳みそマークで出てくるウインドウ)の全体/Dither Settingsではスケールを"1.0"のままにしておきます。
またModeはデフォルトでは"Random"ですが、今回は"Spiral"にしてみました。

PHD2-Dither-APP_Script.jpg
 これは実際にMaxImDLのAutosaveで撮影を行っているときの画面です。
1Slotが終わってスクリプトが実行されると"PHD2 Dither"のウインドが現れます。
最初に現れたときは実行確認画面が現れていちいち確認を求めてきましたが、その画面の中にあった詳細設定で"通知しない"というのを指定してからは、勝手に起動してスクリプトが完了すると勝手に閉じてMaxImDLのAutosaveが停止しなくなりました。
PHD2 Ditherウインドの"Latest Message"の"current separetion is:"の値が小さく変わっていって、10秒くらいでウインドウが消えて次のスロットの撮影が開始され、30秒のタイムアウトになるスロットはありませんでした。
思っていたよりも、簡単にディザー動作を終了して時間のロスも小さい感じです。

PHD2-Graph_Dithr.jpg
 ディザー動作を行うとPHD2の履歴グラフの上に"ディザー"と表示されますが、グラフの折れ線とともに左に移動してゆきます。
実際のディザー動作中はグラフが止まっているのか、特に乱れが記録されていません。

PHD2-Dither-App.gif
 これは実際にディザリング撮影した6枚のベイヤー画像をPIのBrinkで400%に拡大してTIFに出力、PhtoshopでGIFアニメに加工したものです。
ランダムではなくスパイラルを指定していたので、円を描くように星が動くのかと思ったのですが、チョット歪な円形に移動しているような。
まあ、充分にディザリングにはなっているようで、良かったヨカッタ。

 「世界初(*)有効約6100万画素の35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサー」というコピーは、勿論SONYのデジタル一眼カメラα7R IVのことです。
そのサイトを見に行くと「ピクセルシフトマルチ撮影」という機能があることが解ります。
https://www.sony.jp/ichigan/products/ILCE-7RM4/feature_1.html
ベイヤーセンサーはモノクロセンサーやシグマのFoveonセンサーに比べて解像度の点で不利ですが、それをカバーする撮影方法や画像処理方法がユーザーも気が付かないうちに浸透してくるのですね。
基本的にはディザリングと同じですが、この機能が天体写真でも使えるのだろうか。
うーん、最近はソニーのデジタル一眼がキャノンやニコンを凌駕しているが、凄いですねえ。

久々にスカイセンサー2000PCのP-PEC学習作業

窪地の駐車場_20200423
 最近、カメラレンズでの星野放置撮影に使っていたビクセンのスカイセンサー2000PCを更新したので、久しぶりにP-PECの学習作業を行いました。
出かけたのは市内の山中で、例の新機材の試写のついでです。

NO-PEC.jpg
 今回は更にPHD2のバージョンを2.5から2.6.7にアップしました。
日本語になって色々と機能も充実してきたので、SS2000PCのP-PEC学習の前に先ずはPHD2の使い方の練習から始めました。
 これはガイド信号を出さずにSS2000PCを搭載したGP2赤道儀のピリオディックモーションを確認したグラフです。
1.5秒露出で400出力分を表示していますので、ちょうど10分(GP2のウォーム軸1周分)のモーションです。
グラフの縦軸は±16"なので、この赤道儀のピリオディックモーションはPV値で±14"です。
GP2としては標準的な精度でしょうか。
スカイセンサー2000PCは恒星時やキングスレート運転ではなく、2軸での大気差補正運転を行うので、このピリオディックモーションが小さくなれば同じ追尾精度を謳っているキングスレート運転の赤道儀よりも高精度なノータッチ追尾が可能になります。

PEC-LARNING.jpg
 この日は少し風があってガイドエラーが大きめなのですが、P-PEC学習を行った時のガイドグラフです。
この時のガイドカメラの露出時間は2秒にしています。
P-PEC学習時のカウントダウンの初期値は300で、10分(600秒)で終了しますので、2秒毎に修正量を記録してゆくようです。
最初は何時ものガイド時のように露出を0.5秒や1.0秒で学習してみたのですが、どうもP-PEC実行時のエラーが大きかったので2秒にしたのです。
これが本当にガイドソフトによる正しい学習方法か判りませんが、結果が一番良かったです。

PEC-ON.jpg
 これはPHD2のガイド信号出力を停めて、P-PEC実行によるノータッチガイド10分のグラフです。
結果は10分間のガイドエラーのPV値が±4"まで小さくなりました。
このテストは常に子午線と天の赤道付近の星野で行っていますが、前述のようにスカイセンサー2000PCは大気差補正運転を行っていますので、比較的低空での撮影時もこのくらいのガイドエラーに収まってくれると期待しています。
超低空以外なら、200mmレンズでもEOS6Dだったら10分露出が可能になる計算です。
300mmレンズの5分露出でも成功率は高いでしょう。

窪地の駐車場で見た夏の天の川
 ほらっ ・・・ これは早速テスト撮影しましたと言いたいのですが、固定撮影をSequatorで多数枚合成しただけです。^o^;
大体、レンズはRokinonSP14mmF2.4/20秒x22なのでP-PECもいらん!
近場の撮影なので光害処理に四苦八苦。

 昨日(4/24)に静岡市、浜松市が全飲食店への本日から休業要請という、東京、大阪でもやっていない発表をしました。
新月期でもあるので、明日から遠出はできなくとも晴れれば近所の海岸付近へ出かけようかと考えていたのですがもう無理ですね。
完全ベランダ観測に方向転換です。
当地から見た真南は太平洋なので、子午線を通過するさそり座などは背後の静岡市の明かりを避けるため光害カット ・・・ まあ、テストくらいかな。
それよりもスワン彗星(C/2020 F8)が明るくなり、条件としては日本から最後の撮影チャンスと思われる5月20日頃はどこかへ出かけたいのですが ・・・ なんか世間の状況は悲観的だなあ。

緊急事態宣言発令中の日常

変わらぬ日常_20200419
 全国に緊急事態宣言が発令されています。
昨日は日曜日でお天気も良かったので、三保半島の先端までボッチサイクリングです。
一見、何時もと全く変わらぬ風景なんですが、画像に写っていない部分で違いを感じます。
先ず、背後の駐車スペースに並んでいる車のナンバープレートです。
他県車率が3割以上だったのが1割以下にまで低下しました。
ですが、数は以前と変わりません。
次に浜辺に寝転がって気付くのが、上空を通過する旅客機の数です。
年初までは3分に1機くらいの割合で西へ通過してゆく大型ジェットがいたのですが、現在は10分に1機見れればよくて、時には15分以上見ていても1機も通過しないということもあります。
空を移動する人がめっきり減っているのですね。
世界経済も停滞しているようで、産油国が減産を決めたにもかかわらず原油先物価格もかつてないほど下がっています。
当然、市中のガソリン価格も下がっていて、もう少ししたら¥120/Lを切るお店も出てくるでしょうね。
都会地にお住いの方々には申し訳ありませんが、私の場合、人が集まる観測場所(朝霧高原や天城高原)を避けて一人遠征すれば、全く他人との接触なしに一晩過ごして帰宅できます。
こんな時は空もきれいで、星見遠征すれば安上がりだなんて考えるのは不謹慎か ・・・。

TS15028HNTの斜鏡調整

斜鏡調整_フラット確認
 今日は雨が降ったり竜巻注意情報が発生したりで外へは出られませんでした。
止めようかな~、と思っていたTS15028HNTの斜鏡の前出しですが、家の中に閉じこもっているし結局決行しました。
先ずは自宅のPCモニターの前に鏡筒を据えてフラット撮影です。
カメラを制御している観測用ノートPCで撮影しては、フラットを等光度曲線像に換えて調整テストを行います。


斜鏡調整_加工前隙間
 これは斜鏡と金具が付いたトップリングを横から見たところです。
中央に密着状態になった圧縮ばねが見えています。

斜鏡調整_加工前隙間5mm
 金具とトップリングプレートの隙間は、圧縮ばねの密着高さである5mmになっています。

斜鏡調整_加工前養生
 斜鏡部のみを取り外して、加工で傷がつかないように養生をします。

斜鏡調整_ばねポスト削り
 ばねポストの高さが3.8mmもあったので2mm位までヤスリで削ります。

斜鏡調整_圧縮ばね
 右が元々使われていた圧縮ばね(線径1.2mm)で、左は家にあった同外径の圧縮ばね(線径0.9mm)です。

斜鏡調整_加工完了
 自宅にあった圧縮ばねをカットして、密着高さ2.5mmに加工しました。

斜鏡調整_前出し隙間3mmへ
 加工を完了したら再組立てです。
元の隙間5mmを3mmに調整して鏡筒へ戻します。

斜鏡調整前フラット
 隙間を3mmにした状態で光軸調整をして撮影した最初のフラット等光度曲線(10分割)です。
隙間5mmでは中心が画面中心の上側にいたのですが、下側に移動しています。

斜鏡調整後フラット
 これが斜鏡の前後位置調整を終わった等光度曲線です。
一番内側の白リングと周囲4辺の距離を見てセンター出しをしましたが、中央から各辺への円の間隔が不揃いです。
中央の円も少し横に伸びています。

斜鏡調整後フラット_90度回転
 これはカメラを90度回転したフラットの等光度曲線です。
各等光度曲線はどうも真円ではなく同芯でも無いようで、途中で線間隔が詰まったりしていますから断面は2次曲線でフィッティングできないようです。
折角、画面中心に光量ピークを持ってきましたが、やはりフラット補正は避けられない ・・・ やっぱりダメか。

TS15028HNTの輝星スパイク問題は解決したが

TS15028HNT_ASI6200MC_輝星各位置比較
 ASI6200MCが来たので、昨晩は西に傾いたプロキオンを使ってTS15028HNTの輝星スパイクがどのようになるか撮影してみました。
ご覧のように、EOS6Dを使っていたころに問題にしていたスパイダーとは別に発生するスパイクは消えました。
また、画面の四隅ではスパイダーによる画面中心方向とその反対方向のスパイクが消えていたのが復活しました。
周辺の輝星像では広がる光芒が口径食を表すように満月前後の月のような形になりますが、スパイダーによるスパイクは基本的に中央と同じように出ます。
 この画像のキャプチャーはMaxImDL Pro6で、Gain=0で20秒のGPD架台ノータッチガイド、等倍切出しです。
四隅の星像が対称ではないので、先ほどTS15028HNTを確認したら、光軸がしっかりずれていました。(何で?)
このアストログラフの星像は15μm位なので、EOS6Dのピクセルピッチが6.54μmではちょっとアンダーサンプリングだったですね。
今回ASI6200(PP=3.76μm)にしたことで丁度良くなったと思います。

中央1_BIN4
 これはノーカットですが1/4に縮小してあります。
軽くトーンカーブを持ち上げてあるのですが、周辺減光がハッキリわかります。
前日の等光度曲線を見て思うのですが、これをフラットなしで処理可能でしょうか。

中央1_DBE
 これはPIのDBEでフラット化を図ったものです。
画面内には明るい星雲などもなく、簡単にフラット化できそうですが緑色のリングが二重に取り巻いていますね。
四隅も緑っぽくなっています。
サンプルポイントの取り方が悪いのかなあ。
かなり色々やってみるのですが、やはり周辺へ行く途中の急速な減光にうまくフィットできないようです。

中央1_FAP
 これは同じ画像をFAPでフラット化したものです。
何度かシェーディングを除算や減算で試したのですが、結果はPIのDBEとの間に優劣は見られません。
尚、中央が黒く沈んでいるのはプロキオンをマスクで消さなかったからです。
星雲が入り組んだような画像でしたら残った緑のリングが判らなくなるかもしれませんが、どうもこの鏡筒には正確なフラット処理が欠かせないようです。
それなら鏡筒の斜鏡をもっと筒先へ移動する改造は止めにします。
簡単なのはもっとセンサーサイズを小さくすることですが、イプシロン鏡筒にフルサイズカメラを使っている方は、手抜きフラット処理などしていないのでしょうね。

ASI6200MC-Proが来た

ASI6200MC-Pro.jpg
 昨日、無事にASI6200MCが届きました。
早速、用意してありましたカメラマウントを取り付けてみました。
やっぱり、センサーでかいですねえ。
どぎつい光り方をしています。
今回のUSBケーブルはきし麺のように平たくてビロビロしています。
これまでのZWOのケーブルは太くて硬くて、冬場の機材撤収時などには針金のようになっていましたが、これで解決されるのでしょうか。

ASI6200MC_スケアリングチェック
 室内でカメラセンサーとマウントの平行度チェックをしました。
レーザーとカメラ間は1.8m程で、戻りの光線位置はセンサーとマウントに置いた鏡とで1mm程度のズレでした。
殆ど問題ないようなので、スケアリング調整ねじは押しねじを緩めて引きねじを締めたまま終了しました。

ASI6200MC_ASI-Studioによる動作確認
 早速、観測用ノートPCに接続してみます。
試しにASIstudioでキャプチャーしてみましたが、やはりおまけソフトのようです。
取り出し直後にカラー表示してくれるのでその点は有難いのですが、クロップ機能がないのでピント合わせの時にやきもきします。
MaxIm DLでもキャプチャーしてみましたが、ダウンロード後はベイヤーの白黒表示のままです。
カラーコンバートを走らせないとカラー表示にはなりませんが、それ以外はMaxImの方が細かい設定ができるのでやはりMaxImで撮影でしょうね。

ASI6200MC_消費電量
 カメラの仕様消費電流は3Aで、実測は100%冷却時でも29Wでした。
ちょうど外気温-35℃までしか下がりません。
Moravian G2-8300では40Wも喰っていたので有難いことです。

TS15028HNT_ASI6200MC.jpg
 TS15028HNTに取り付けてみました。
同じ赤黒なので、最初からセット販売されていた商品のようです。
最近の中華製品は赤のアルマイト品がやたらに多く、私を含めた日本人はどんどん赤化されてゆく ・・・ これもウイルスの一種では?

TS15028HNT_6D_旧マウントアダプターフラット
 新しい35mm版カメラが来たので、例の周辺減光というかケラレの確認撮影をしてみました。
最初はTS15028HNT付属の接続リング(内径44mm)とM48TリングにEOS6Dを取り付けて撮影したフラット(グレー表示のPCモニターに向けて撮影)です。
ステライメージの等光度曲線表示にしてみました。
凄いですねえ ・・・ ちゃんとフラットが決まらなかったら周辺は全く使えそうにありません。
Fの明るい光学系に使うDSLRは、やはりミラーレスに限る感じ。

TS15028HNT_6D_新マウントアダプターフラット
 これは、コスモ工房さんで製作していただいた接続リング(内径48.5mm)とビクセンEOS用Tリング改造品にEOS6Dを取り付けて撮影したものです。
ぱっと見何も変わらない感じですが、よく見ると左右の線間隔が僅かに広がっています。
なーんだ、これだけか ・・・ 製作当初は斜鏡短径は仕様通り70mmあるものだと思っていったので、結構効くぞーと思っていたのですが。 ※4/20削除:後日トップリング分解時に斜鏡短径を測定しましたら70mmありました。

TS15028HNT_ASI6200MC_新マウントアダプターフラット
 これは、その新接続環を使ったマウントにASI6200MCを取り付けたときのフラットです。
同心円の中心が少し画面の上側にずれています。
画面の上側が筒先になるので、斜鏡をできるだけ主鏡側に移動したらよくなると思ったのですが逆でした。(カメラが逆さまでした)
それで今度は斜鏡を目一杯筒先側に移動したのがこれです。
うーん、引きねじの間に入ってる押しばね(密着高さ5mm)を切って2mm位斜鏡を筒先に移動してみるかな ・・・ その度に光軸調整をやり直すの面倒だなあ。
それにしても途中で線間隔が縮まっていますね。

TS15028HNT_ASI6200MC_Flat.jpg
 φ32位のところから減光が急になっているようです。
きっと斜鏡短径を仕様通りの70mmにしなかったためでしょう。 ※4/20削除:後日トップリング分解時に斜鏡短径を測定しましたら70mmありました。
中央に薄い円盤が見える ・・・ この鏡筒の場合はやはりフラットが必要かも。
PIやFAPで何とかなればダークもフラットも省略したいけど、扨 ・・・。
 同じ中華でもASIの方の画面はとてもきれいですね。
アンプノイズの影響も見られず、コダックCCDの引っかき傷みたいな連続欠陥ピクセルもありません。
等倍画像では見ていただけませんが、本当にきれいですよ。

ASI6200MC 受入れ準備中

C-MOSカメラのスケアリング調整装置
 今日は雨降りです。
コロナ禍の真っ最中、絶賛自宅一人遊び中です。
ASIair Proの検品・出荷が忙しいからと、ショップからの納品が遅れていたASI6200MC Proの出荷案内が来ました。
今日あたり到着するかな ・・・ 注文したのは新年早々でしたから、ちょうど3か月経ちます。
その間に色々ありましたからねえ、本当に待ち遠しい。
ということで、ASI6200MCのスケアリング調整用品の準備も整っています。

ASI6200MC用EOSマウントアダプター
 こちらはASI6200MC用に準備したEOSマウント(回転装置付き)です。
ZWOでも"EOS-M54 adapter"があるのですが、回転装置やフィルター挿入ができないので、手元にあったEOS-EFマウントに合うようなアダプターをコスモ工房さんに製作していただきました。

ASI6200MC用EOSマウントアダプター測定
 ところがZWOのEOS-EFマウントを実測したところ結構傾いていました。(この辺はチャイナ品質)
製作していただいたアダプターの間にシムを入れて調整が必要でした。
調整完了したらその接合ねじ部には嵌合接着剤(LOCTITE638)を流し込んで分解不能にしました。
これは出来上がったアダプターの外周(6カ所)の測定結果です。
回転装置そのものには傾きがないと思うのですが、それも含めてASI6200MCにこのアダプターを取り付けてスケアリング調整作業を実施する予定です。
測定結果の寸法ではEOS-EFの規定フランジバック(44mm)に0.7mm足りませんので、ノーフィルターではt0.5mmのリングシートを挿入するつもりです。
IDASのフィルター(基板厚2.5mm)を使う場合はこのままですね。

IDASのフィルター(基板厚2.5mm)を使う場合はt0.5mmのリングシートを挿入するつもりです。
※4/14追記:ASI6200の単独FBは17.5mmでしたので上記改訂

SIGMA135mmf28用リング三脚座_1
 ASI6200MCを取り付けたい光学系は望遠鏡やアストログラフばかりではなく、是非8K対応と言われるカメラレンズも試したいです。
それがこのシグマ135mmF1.8Artですね。

SIGMA135mmf28用リング三脚座_2
 レンズにはiShootのリング式三脚座を取り付けています。
この三脚座は回転ができないのですが、ASI6200MC側に回転装置があれば万全でしょう。
6200万画素の16bit画像、多分BiasもDarkもFlatも使わずに高品質作品が成立するかもと期待しています。

SIGMA135mmf28用リング三脚座_3
 これからこのレンズには三脚座を取り付けたまま保管ですね。
ビクセン規格のアリガタを使うことが多いのでこんな姿ですが、間にクイックリリースクランプを入れます。

 EFレンズをASIカメラに接続して使うコントローラーがアストロメカニクス社から色々発売されていますが、カメラレンズ+ASIカメラでの撮影頻度は高くないので購入に踏み切れません。

AFレンズの絞り固定裏技
 話は横道にそれますが、電子接点の無いアダプターに取り付けたAFレンズの絞り操作はどうすると思われますか。
これは私の場合の裏技(常識だったらごめんなさい)ですが、先ずEOS6D等にレンズを組み込んで電源を入れてから絞りを変更します。
次に電源を切らずにボディ前面左下の絞り込みボタンを押したまま、ボディ反対側のレンズロック解除ボタンを押しながらボディを捩じってレンズと分離します。
するとレンズ側の絞りはそのままになっていますから、以降は電子接点のないEFマウントを装着したカメラに取り付けて使います。
あっちこっちのボタンを同時に押しながらボディを捩じるので、ちょっと練習は必要 ・・・。
ちなみにシグマ135mmF1.8Artはいつも絞りF2.0~F2.8で使います。(輝星のツノの出方が好き)

 ASI6200ではモノクロカメラを選択される方がほとんどのようです。
私も発注前には悩んだのですが、やはりモノクロではかなりの予算オーバーでした。
ASI6200MMにフィルターホイール、Astrodonの50mmLRGB、5nmASOを揃えたら ・・・ 考えるのも恐ろしい金額に!
ナローバンド撮影は以前少し挑戦したのですが、あのハッブルパレットで絵を出しても直ぐに飽きてしまうのでした。
それに私の頭の中には常に大彗星が現れたら一発撮りで高解像・広画角を短時間で決めたいという欲求があるのでしょうねえ。
分単位で変化するグニョグニョのイオンテイルを写し取る為にRGB撮影やモザイクは要らないという観念が去らない。

TS15028HNTの新カメラマウント

TS15028HNT_カメラマウント内径の大口径化
 これまで使っていたメーカー標準のM63/M48接続リングとEOS用M48Tリングの組み合わせを止めて、新しい接続リングをコスモ工房さんに製作していただきました。
右側がその新接続リングで、左側がビクセンのEOS用Tリング(中古品)の内径を52mmから54mmに近所の加工屋さんで拡大していただいたものです。
止めネジは手元にあった樹脂パッド付のM5グラブスクリュに変更した ・・・ チョット長いか?

TS15028HNT_カメラマウント新旧比較
 新旧カメラマウントの比較です。
左は旧セットで内径は44mm、右は新セットで内径は48.5mmです。

TS15028HNT_新カメラマウント内部艶消し塗装
 新カメラマウント内部を、例によってマックロンで艶消し塗装します。

TS15028HNT_新カメラマウント完成
 黒アルマイトの光った部分もバッチリ艶が消えました。

TS15028HNT_新カメラアダプター装着
 接眼部に取り付けてみたところです。
補正レンズの射出径は48mmなので、新マウント越しでも補正レンズの後枠が見えていますね。
明日にはZWOの35mm版冷却C-MOSが到着する予定ですので、明後日にはベランダでの周辺減光テストができそうです。
扨、これからのDSO用ASIカメラのチャプチャーソフトは何を使うか ・・・ MaxImDLだろうと思っていたのですが、テストではFireCaptureと新しく出たZWOのASIStudioも試してみたい。
プロフィール

voyager_camera

Author:voyager_camera
小惑星観測屋崩れの三流天体写真家です。もう新天体サーベイも位置測定もしませんので、鑑賞天体写真撮影に努めています。天文雑誌などのフォトコンには怖くて応募しませんが、このブログ以外でも写真を見ていただける機会が増えるようボチボチやってます。(大島 良明)
mail:y-osima@r.sannet.ne.jp

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