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アンタレス付近の星野 再処理

アンタレス付近の星野_20200325
2020 March 25
TS HYPERGRAPH6 + EOS6D-SEOSP4 / ISO800 / 5minx14
PI, FAP, PSCC
 前回の処理がちょっと酷かったのでやり直しました。
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TS15028HNTの光軸再調整結果

TS15028HNT-test-切出し枠位置_20200327
 昨日の「補正レンズの位置調整で星像改善するか微妙」の後半にも書きましたように、オートコリメーターの保持方法に注意しながらTS15028HNTの光軸再調整を行ったので、昨晩は自宅のベランダで確認撮影を行いました。
架台はオートガイド無しですので、今回はISO3200/15秒/40コマをスタックしたのですが、薄雲があったので明るい星が少し滲んでいます。
おまけにPIでスタックした際に光軸調整前のFLATを使ったので ・・・ ズレとる。orz

TS15028HNT-test-切出し等倍画像_20200327
 例によって上記画像に記した中央・中間帯・四隅の黄枠部等倍切出し画像です。
補正レンズの位置はWD=63mmできつく締めこまず、軽く突き当りで止めたままの状態です。
今迄で最も四隅の星像が均等な感じで、内コマがほぼ消え明るい星の形が三角形になっています。

 Ryutaoさんが公開していますε180ED+EOS6Dの等倍切出し画像と比べるとやっぱり負けていますねえ。(当たり前か)
http://ryutao.main.jp/equip_epsilon180_l.html
ε180ED方が星像サイズも色収差も小さく、更に四隅での星像形状は中央に比べてあまり崩れた感じがしません。
TS15028HNTの方が有効径が少し小さいわけですが、カーボン鏡筒+鏡筒バンドを含めた価格はε180EDの1/3位ですから、年金生活者はこれくらいで満足しなければね。

アンタレス付近の星野

アンタレス付近の星野_20200325
2020 March 25
TS HYPERGRAPH6 + EOS6D-SEOSP4 / ISO800 / 5minx14
 伊豆で撮影したセカンドライトの1点です。
アンタレスのゴーストが画面中心よりも少し外側に芯がズレた状態で発生しましたので、完全ではありませんが修正しました。
あまり酷いものでは無くて良かったです。
輝星にに出るスパイダーによるクロスのスパイクは仕方ありませんが、画面周辺で横方向に出る光条は鏡筒内に突き出る接眼ドローチューブによるものと思われるます。
接眼筒にアイピースを取り付けて覗けるようにストロークを長く取っているのか、写真撮影時はドローチューブを目一杯押し込むのでこのようになってしまう。
何とかならないものかなあ。

おとめ座銀河団

おとめ座銀河団_20200324
2020 March 24
TS HYPERGRAPH6 + EOS6D-SEOSP4 / ISO800 / 5minx24
 伊豆で撮影したセカンドライトの1点です。
マリカリアンチェーンともっと北のM100も入れるつもりが、南側の細かい銀河ばかりになってしまいました。

補正レンズの位置調整で星像改善するか微妙

TS15028HNT_セカンドライト
 セカンドライトの為に伊豆へ出かけてきました。

WD=60_バラ星雲切出し枠位置
 自宅では星の多い天の川を撮影できていないので、前回のように画面中央と四隅の比較だけではWD=60mmの方が星像が良くなったように評価しました。
今回は先ず薄明終了後に西に傾きかけた冬の天の川で、バラ星雲をWD=60mmの状態で撮影してみました。(ISO400/5分)

WD=60_バラ星雲部分切出し画像
 バラ星雲の全体写真の黄色枠部の等倍切出し画像を2倍に拡大したものです。
今回は中央と四隅だけでなく中間位置の部分画像も切出しました。
四隅の星像は均等では無いので、やはり光軸調整が完全ではない感じがします。
確かに四隅の星像は自宅ベランダで見たように内コマが消えていますが、その分中間帯の星像が悪くなっている感じです。
この辺は自宅で確認していなかったのですが、問題有りですね。

WD=63_アンタレス付近切出し枠位置
 こちらは朝方の薄明開始前に撮影したさそりのアンタレス付近をWD=63mmに戻して撮影した画像です。

WD=63_アンタレス付近部分切出し画像
 上のアンタレス付近の星野を等倍切出しした画像を2倍に拡大したものです。(ISO800/5分)
これはファーストライトの結果と同じですが、WD=60mmに比べて中間帯の星像に崩れが無く丸いです。
 これだけ見ると、35mmフルサイズではWDを60mmと63mmのどちらをとるか少し悩みますが、ASP-H以下のセンサーではWD=63mmを選んだ方が賢明です。

 今回のテストでは、やはり光軸調整に問題がありそうに感じましたので、帰宅してから再度オートコリメータでテストしました。
その時に気が付いたことは、接眼筒にオートコリメーターを挿し込んで、そのままアイピース状のコリメーターを接眼筒に押さえつけた状態と、固定ねじを締めた状態ではかなり主鏡のセンターマークがズレるということに気が付きました。
そこで固定ねじを緩めたまま接眼筒の端面にオートコリメーターを押し付けて斜鏡の再調整を行いました。
チェシャコリメーターに挿し換えて見るとセンターマークがズレていましたので主鏡を再調整しました。
この光軸の再調整時に更に気が付いたことと言えば、接眼筒内で固定ねじを使わずに斜鏡調整していた際、オートコリメーターを回転すると、センターマークが少しズレるのです。
オートコリメーターのツバ端面と内部の鏡の平面度が少し悪いのかもしれません。
と言いましてもミラーを使ったダブルパステストですからかなりシビアなのであまり影響は無いのかも知れませんが、一応再調整ではオートコリメーターを回転しながらセンターマークのズレが最小になるように斜鏡調整を完了しました。
やはり光軸調整が悪かったのか、もしこれで四隅の星像の形が丸くなくても均等であれば、WD=63mmということでも良いかという気持ちになっています。
そういえば、補正レンズを接眼ドローチューブの奥までねじ込むと傾くという件ですが、やはり何度測定しても傾きます。
それで補正レンズをねじ込んでいって、軽るーっく当たったなと思ったらそれ以上締めこまない状態で暫く状況を見ることにします。(この場合はドローチューブ端面から補正レンズ枠までの深さは全周6.8mmとなります)
これではまだまだ暗い空での試写が止められないので、今度の遠征ではオートコリメータを持参することにします。

補正レンズの位置調整で星像改善

TS150HNT_補正レンズ位置調整後の星像
 TS15028HNTのファーストライトの星像には満足できませんでしたが、その時に考えた補正レンズと焦点面の距離短縮の方法を思いつき試した結果がこの星像です。
夜半頃に星が見えていることに気が付き自宅ベランダからの撮影なので、星の少ない春の南天しか撮影できませんでした。
どうでしょう、完璧とは言いませんが殆どスポットダイアグラムによるシュミレーション画像のような星像になりました。
また、光軸調整は完璧と思っていたのに画面四隅の星像の崩れ方が違っていたことも解消されています。
これで先日行った光軸調整が正しかったことがハッキリしたので安心しました。

TS150HNT_補正レンズ位置調整後の四隅輝星
 これはEOS6D画面の四隅に置いた輝星(スピカ)です。
四隅では鏡筒内への接眼筒の飛び出しが原因と思われる上下のスパイクが伸びますが、この位は許容範囲か?
ASP-H以下のセンサーでは殆ど問題にならないと思いますが、私としては35mmフルサイズを使いたいので鏡筒内に飛び出すドローチューブを切ってしまいたい。

Collimation-150HNT.jpg
 ここからは補正レンズの位置調整についてです。
ショップから送られてきた梱包内には取説などは一切入っていませんでした。
メーカー(Sharpstar)のHPでは簡単な光軸調整ガイドのようなワードファイルが存在しますが、記述の中に補正レンズの位置に関する調整には言及していません。
Cloudy Nightsで話題にしていたスレッドの中でも四隅の星像の崩れに関する話題も出ていましたが、メーカーの担当者とのやり取りでもやはり補正レンズの位置に関しては触れていません。

HNT-workdistance.jpg
 これはメーカー資料のHNT鏡筒のワークディスタンスの説明図で、接眼筒内部での補正レンズの位置については何も触れておらず、単にユーザーが接眼部に取付けるデテクター焦点面までの光路長を指示しているにすぎません。

TS150HNT_補正レンズ位置調整-1
 これは接眼部にネジ込まれている補正レンズを、付属のカニメレンチで取り外しているところです。
ショップから届いた時に同じ作業をしたのですが、その時はガッチリと奥までねじ込まれており、緩めるのにかなりの力が必要でした。

TS150HNT_補正レンズ位置調整-2
 補正レンズを外したドローチューブ内の様子です、
補正レンズ枠がネジ込まれるM63X0.75ネジが15mm位まで切られてあり、その先に逃げ溝があります。

TS150HNT_補正レンズ位置調整-3
 実際に補正レンズをドローチューブの奥までねじ込んで、チューブ端面から補正レンズ枠までの距離を測ってみました。
驚いたことに、6.65~7.10mmと0.45mmも傾斜しているのです。(なんじゃこりゃあ~)
全く、嘘みたいな話で、未だエープリルフールには早いぞ~っ、冗談はよし子さん! ・・・ 爺ギャグ(^_^;)

TS150HNT_補正レンズ位置調整-4
 そこで本題ですが、どうやって補正レンズと焦点面の距離を縮めるかの方法です。
これは斜鏡側を上に置いた補正レンズとM63(オス)-M48(オス)の接続リングです。

TS150HNT_補正レンズ位置調整-5
 補正レンズ枠と接続リングのM63ネジ端を、ドローチューブの中でこのように密着させるのです。
当初の補正レンズ枠はドローチューブ端面から7mm弱挿入された位置にあり、接続リングのM63mmネジの飛び出しは4mmですから、両者の間には3mm弱の隙間が空いた状態でした。
実際には、ドローチューブに補正レンズをねじ込むのですが、その時に挿入深さを4mm弱に留めておきます。
その後、接続リングをネジ込んで行きます。
すると接続リングのツバがドローチューブの端面に当たる直前で補正レンズ枠にぶつかります。
更に強く接続リングをねじ込んで補正レンズの位置調整は完了です。

TS150HNT_補正レンズ位置調整-6
 よく見ると、接続リングとドローチューブ端面との間に僅かに隙間が空いているのが解るでしょうか。
つまり、ダブルナットと同じように、ホローセットでも同じネジ穴にねじ込んだセットに続いて緩み止めのセットをねじ込むことがあります。
ネジロックなどの接着剤を使わずに強い緩み止めを掛ける方法なのですが、補正レンズ枠の位置固定にこのダブルセットを使うわけです。
前項にワークディスタンスが55mmというメーカー説明図がありましたが、ここでワークディスタンス(WD)を補正レンズ枠-焦点面距離と定義すると、接続リングのツバ厚は1mmですからこれまではWD=63mm位だったわけです。
今回の位置調整でWD=60mmに変更した訳で、これでほぼスポットダイヤグラム通りの星像が確保できるようになりました。

 接続リングによるケラレを解消するための新接続リングとカメラアダプター、更に35mm版冷却C-MOSはまだ1ケ月先になりそうですが、カメラはEOS6Dで良いので先ずはこの状態でセカンドライト撮影に出かけたい。
3/25は伊豆の秘密基地へ出かけられると良いのですが、お天気はどうでしょうか。

C/2019 Y4 (ATLAS)

C2019Y4_20200320.jpg
2020 March 20
AstroTech10"RCF + TS X0.8Reducer(D250mmF6.4) + EOS6D-SEOSP4 / ISO3200 / 2minx16
Skywatcher AZ-EQ6GT + 60mmF4 + QHY5L-Ⅱ + PHD2 Guiding
 今日で三連休も終わりです。
金曜日は富士山麓へ春の銀河を撮りに出かけました。
先ずは最近少し明るくなって、もしかして大彗星かと話もあるアトラス彗星です。
久しぶりの彗星・恒星スタックで、処理に時間が掛かってしまいました。

C2019Y4_20200320.gif
 こちらはGIFアニメです。(クリックしてください)
アニメ化の全てを初めてPhotoshopCCで行ってみました。

C2019Y4M81_20200320.jpg
TS76EDPH+2.5"Reducer + EOS6D-SEOSP4 / ISO1600 / 3minx16
VixenGP2 + Skysencer2000PC(ノータッチガイド)
 こちらはM81&M82とのツーショットです。
先日、TSアストログラフのファーストライトでは直ぐ近くにいたのに画面に入れていませんでした。
お陰でお互いの距離が離れてしまいました。

TSアストログラフのファーストライト

TSアストログラフテスト-1_20200318
 昨晩はTS-Opticsのアストログラフを持って富士山麓へ出かけました。
先日、再塗装した赤道儀のウエイトが眩しい。

TSアストログラフテスト-2_20200318
 カメラは2台共、EOS6D-SEOSP4です。
ガイド鏡はビクセンの30mmファインダーを改造したものです。

TS15028HNT_周辺減光
 先ずはTS-15028HNTの画像です。
薄明終了後に西に傾いたシーガル星雲を撮影したのですが、薄雲が広がっていてぼんやりしています。
1枚画像のトーンカーブを弄って周辺減光を見やすくしてみました。
酷いですねえ。
右側がミラーボックスのケラレですが、反対側も結構落ちています。
カメラ接続用の48mmTリングで随分とケラレているようです。
48mmTリングは内径が44mmで、35mmフルサイズの対角と同じです。
補正レンズの射出径が48mmでワークディスタンスが63mm位で、最終レンズ後面から10mmで44mmに絞られるわけですから当然けられてしまいます。
色々考えたのですが、48mmTリングを止めてビクセンの直焦点ワイドアダプター60用のEOS-Tリングを改造して、新しい接続リングを作るしかないようです。(また、コスモ工房さんにお願いします)

TS15028HNT_中央・周辺星像
 中央・四隅の等倍切出し画像です。
四隅は完全に周辺減光の部分です。
四隅の星像が完全に点対象にはなっていませんね。
やはりキッチリと内コマが出ています。
スポットダイヤグラムではこうはならない筈ですから、やはりもう少し補正レンズと焦点面の距離を詰めて見たいです。

TS76EDPH_周辺減光
 次はTS-76EDPHの画像です。
これはIDASのLPS-D2を挿入しています。
右側のミラーボックスのケラレとは別に、四隅の狭い範囲で結構キツイ減光がありますね。
これも48mmTリングを使っているために発生しているのは確実ですが、この程度でしたらフラット補正で何とかなるので見なかったことにします。

TS76EDPH_中央・周辺星像
 中央・四隅の等倍切出し画像です。
四隅の星像だけでなく中央でも赤ハロのような感じになっています。
RGBの各画像を比較すると赤星像が大きいですね。
ピントはバーティノフマスクで合わせていますが、LPS-D2を入れているので眼視で感じ易い緑色辺りでフォーカスを決めてしまっているのでしょうね。
モノクロカメラで各フィルター毎にフォーカスを決めるわけでは無いので、RGBの各星像サイズが均等になるようなフォーカシングを心がけねばならないです。

Vir_TS15028HNT.jpg
おとめ座銀河団
2020 March 19
TS HYPERGRAPH6 + EOS6D-SEOSP4 / ISO800 / 5minx12
 オリオンが西に傾いた21時頃から薄雲が取れて良い空になってきました。
冬の天の川の中の天体でファーストライトを考えていましたが、結局春の銀河ということになりました。

M81M82_TS76EDPH.jpg
M81付近の星野
2020 March 18
TS 76EDPH+2.5"Reducer + IDAS LPS-D2 + EOS6D-SEOSP4 / ISO3200 / 5minx24
 鏡筒2本の並列搭載ですが、向きの調整をしていないのでちょっと画面中心が北へズレてしまいました。

 この遠征で一番嬉しかったのは、TS15028HNTのカーボン鏡筒による温度補償がバッチリ効いていたことです。
薄明終了時の外気温は+3.3℃、その時にバーティノフマスクで合わせたピントがなかなかズレないんです。
結局、日付が変わった6時間後の気温は-4.5℃になりましたが殆どズレていない感じなんですね。
銀河撮影にはカーボン鏡筒のRC25cmも使いますが、こんなにピントが動かない鏡筒は初めてです。
ちゃんと使えるまでには、未だ多少の改造や学習は必要ですが、次の秋までには使いこなせるようになりたいものです。

アストログラフのベランダテスト

TS-15028HNT_20200317.jpg
 光軸調整が終わったTS-15028HNT(TS HYPERGRAPH6)とTS-76EDPHの星像を自宅ベランダで確認しました。
架台は何時も月・惑星の撮影に使っているGPDの片持ちフォーク改造で、オートガイドが出来ませんのでノータッチガイドです。
たった15秒露出なのですが、風が強いために撮り直しが多い。

オリオン三ツ星_TS-15028
 TS-15028HNT(D150mm F/2.8)で西に傾きかけた三ツ星を撮影します。
静岡は田舎と言っても、それなりに空が明るいのでEOS6D-SEOSP4のISO800/15秒露出です。
周辺減光で四隅の光量が落ち、更に上下がミラーボックスのケラレで暗くなっています。
35mm版ではなくASP-H迄のイメージャーで使うのがちょうど良さそうですね。

TS-15028HNT_Spot-Diagram.jpg
 販売店が公開しているスポットダイアグラムです。
35mmフルサイズで全面20mμ以下の星像を確保しています。

オリオン三ツ星-中央・四隅切出し_TS-15028
 こちらは中央と四隅の等倍切出し画像です。
星像はスポットダイアグラム通りのようです。
周辺で多少色収差が見られますが、この程度でしたらPSのレンズ補正で簡単に修正できますね。
四隅最周辺では僅かに内側に尾を引くようなコマが見られます。
補正レンズのワークディスタンスを変更すれば多少改善されるかと思い、48mmTリングのネジ部に0.5mmのリングシートを1枚、2枚と挟んでみましたが、内コマが強くなりました。
逆に補正レンズとカメラの間にフィルターを入れればワークディスタンスを縮めたようになるのですが、残念ながらM63-M48アダプターと補正レンズ間のスペースが6.3mmしか無いので、IDASの枠付きフィルターの挿入が出来ません。
ミラーのケラレを無くすためにも将来的にはDSLRを止めて冷却C-MOSカメラへ移行しますので、その時アダプターにフィルターを挿入して確認することにしましょう。

輝星右下_TS-15028
 画面周辺部に輝星を置いたらどのようになるのか気になったのでテストします。
これは画面の右下に輝星を置いた場合です。
部分切り出しは200%表示です。
上下のツノが発生して中央を向いたスパイダーによる光条が消えますね ・・・ むむ。
上下に発生するツノは接眼部のドローチューブが筒内に飛び出しているのが原因のようです。
もう少し主鏡を前へ出して、ドローチューブをできる限り引き出せば解決するか?

輝星左上_TS-15028
 こちらは画面の左上に輝星を置きました。
こちらも中央を向く光条が短くなっていますね。
この位は仕方ないのかも。
少しですが、画面の右側の星像の崩れが大きい感じもします ・・・ 光軸調整が難しいなあ。
 今回は露出が短いこともありゴーストのテストが出来ませんでした。
冷却C-MOSが来たらフィルター挿入時も含めてゴーストチェックをしましょう。



TS-76EDPH_20200318.jpg
 次はTS-76EDPH(D76mm F/4.5)です。

TS-76EDPH_Spot-Diagram.jpg
 メーカー(SHARPSTAR)のスポットダイアグラムです。
TS-15028HNTに比べると星像は30~40mμと大きめですが、35mmフルサイズ対応なので仕方ないかもしれません。

アルニタク-フィルターなし_TS76EDPH
 これはアルニタクをEOS6D-SEOSP4/ISO3200/30秒のフィルター無しで撮影した画像です。
四隅に少し減光が見られ、下側にはミラーボックスのケラレが見られます。
しかし、TS-15028HNTに比べると随分とフラットです。

アルニタク-フィルターなし-中央・四隅切出し_TS76EDPH
 フィルター無しの中央・四隅の等倍切出し画像です。
四隅で僅かに色収差が見られ、星像は円周方向に少しに伸びた感じです。

アルニタク-LPS-D2-中央・四隅切出し_TS76EDPH
 これは補正レンズとカメラの間にIDASのLPS-D2を挿入した画像です。
四隅の星像が丸くなった感じですね。
LPS-D2の基板厚は2.5mmですから、このフィルター挿入でワークディスタンスが約0.8mm短くなった状態が功を奏したようです。
以前使っていたBORG77EDII-F4.3DGよりも色収差が明らかに小さくなりました。
VixenFL55SS+Reducer/FlattenerやBORG90FL+Reducerに比べるとまだ軸上色収差が大きい感じですが、35mm版四隅の星像はこちらの方が綺麗です。
勿論、コスパは国産鏡筒より完全に勝っている。

 今日は少し風が強いのですが、暗い空でファーストライトを迎えられるかな?

光路内遮光塗装

マックロン-1
 これはTS-15028HNTの斜鏡の外面塗装に使った塗料です。
「マックロン」と聞いただけで効果を大いに期待してしまいます。
レンズのコバ塗りはレンズのコバ外面からの光を防ぐのではなく、レンズ面から入射した光がコバの細かい多面の傷に当たってレンズ内部に散乱するのを防ぐための塗料です。
その意味では反射防止の塗料と考えても良いのかとも思い、遮光塗料として使いました。
赤外の反射率を無視するなら、¥100均で黒板塗料を買ってきた方が断然安いですね。

マックロン-2
 これはTS-15028HNTの後に届いたTS-76EDPHとF4.5用レデューサーです。
こちらはTS-15028HNT程弄るところが無いのですが、筒先から覗いてみるとデューキャップの先端やレデューサー後部が黒アルマイトのまま光っているので、小皿に残っていたマックロンを塗りました。
これもファーストライト待ちです。

マックロン-3
 こちらは10"RC用のTS-2.5"FlattenerとTS-2.5"x0.8Reducerとコスモ工房さんで製作したアダプターです。
アダプター側面には植毛紙を貼りますが、正面部やネジ部などにはマックロンを塗ります。

 何だか、周りの機材はそのほとんどが中華製に代わってしまいました。
中国発祥の新型コロナで日本人の生活や経済迄もがガタガタになるのが良く解かります。
もう出撃準備は整いましたので、来週末にはできるだけ人の集まらない観測場所へ出かけよう。
プロフィール

voyager_camera

Author:voyager_camera
小惑星観測屋崩れの三流天体写真家です。もう新天体サーベイも位置測定もしませんので、鑑賞天体写真撮影に努めています。天文雑誌などのフォトコンには怖くて応募しませんが、このブログ以外でも写真を見ていただける機会が増えるようボチボチやってます。(大島 良明)
mail:y-osima@r.sannet.ne.jp

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