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観測用バッテリーが廃品状態

 最近、観測用バッテリーの充電システムの計画ばかりしていたのですが、そういえば当のバッテリー(AC Delco M31MF)の状態が気になってバッテリーアナライザーを購入して調べてみました。

観測用バッテリーの性能テスト_20190330-1
 バッテリー状態を見る丸窓の色は黒い感じです ・・・ つい先日まで緑だと思っていたのに?
購入日の記載が24年11月になっていますが、14年11月の間違いです。(もう4年以上経っています)
仕様容量は115Ahですが、バッテリーの性能基準値であるCCA(Cold Cranking Ampere)は625と書かれています。

観測用バッテリーの性能テスト_20190330-2
 アナライザーでテストした結果がこれです。
新月期の遠征に使ってソーラーと走行で充電したままの状態ですが、電圧12.9Vはまあまあ。
145CCAって ・・・ 新品ならば625だとすると、低!
内部抵抗 ・・・ 20.6mΩ、これが小さいのか大きいのか解りません。
健康度05% ・・・ ご臨終寸前!
Replace ・・・ orz
ということで、即交換品を発注しました。
一般に高電圧系のディープサイクルバッテリーは安価ですが、寿命は2~4年と言われていますので当然ですね。
充電システムばかりに気を取られて、恥ずかしい。
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新しい観測用バッテリーシステム その6

 壊したDC/DCコンバータの到着まで休業かと思っていましたら、Nさんから冷却ファンがあった方が良いというメールがありました。

最々終計画図_20190325
 そこで、またまた計画図の変更です。

コントローラー後面_20190325
 ケース後面の貫通型端子台の両側にDC12V0.07Aのファンを取り付けました。
SC25cmの筒内気流防止用に使った余りのファンで、観測中にも回して置けるように排気量の少ないタイプなので2個使いでも微風状態ですが ・・・ 何とかなるような気がします。

DC-DCコンバータ上の温度センサー_20190325
 右上で光っている金属棒のようなものが温度センサです。
表示器は温度も表示するので、もしケース内が外気よりも30℃も高いようであればもっと強力なファンに交換しましょう。

表示器拡大_20190325
 これは表示器の拡大です。
工作中に上部のパネル固定用の爪が折れてしまったので接着剤でくっつけたのですが、はみ出してチョット見っとも無い。
表示項目は電圧、電流だけでなく、経過時間、温度、内部抵抗、電力、積算Ah、積算Wが表示されます。
この時はファン2台とソーラーチャージコントローラーと表示器自身の消費を含めて0.1A ・・・ チョット少な過ぎないか?

コントローラー内部_20190325
 内部はこんな感じです。

月齢17.8 2019 Mar. 24

月齢178_20190324
2019年03月24日02時17分~02時52分 / 8コマモザイク
MEADE SCT20cmF10 + VIXEN-R200SS ComaCorrector3 + ASI174MC
Gain=220 / Gamma=35 / Shutter=1.00ms / Duration=30s / 28FPS-840コマ(10%スタック)
 夜中に起きたら月が綺麗だったので撮影してみたのですが、先日以上にボロボロの気流状態でした。
春はまだ遠い ・・・ orz

新しい観測用バッテリーシステム その5

 待ちに待ったDC/DCコンバータや端子台が揃いました。
1日でケースの工作と配線を完了し、2日目には計画をチェックしては回路を修正しながら愈々充電テストに入ることができました。
悲劇はそこで起こった ・・・ なんと充電用バッテリーを逆接続してしまったことに気が付かずにスイッチをオン。
ソーラー電源の代用で使ったポータブル電源のヒューズがパチッと音を立てて切れたと思ったら、基板からポッと煙が上がって ・・・ や、やったあ!!!

逆接続で殺したDC-DCコンバータ2台
 注文してから手元まで届くまで2週間以上も待ったDC/DCコンバータでしたが、2台共ご臨終を迎えました。
本当に短い命でした。
アマゾンの商品説明には逆接続保護は無いので入力部にダイオードを入れるように書かれているのに ・・・ 「そんな間抜けな奴、おらへんで」と多寡を括って。
結局その間抜けは自分でした。orz

ソーラー・走行充電コントローラー最終計画図
 これが最終計画図です。

ソーラー・走行充電コントローラー内部仮組
 電流制限の無い昇圧型DC/DCコンバータを使って仮組テストを行いました。

ソーラー・走行充電コントローラー盤面仮組
 表示器は無事だったようです。

DC-DCコンバータの入力ポートにダイオード挿入
 DC/DCコンバータのプラス入力部には、逆接続防止用にショットキーバリアダイオード(45V15A)を入れました。

 ソーラー&走行充電の本番テストは来月の新月頃になりそうです。
電気素人の工作ですからねえ、「桜散る」なんてことになって欲しくないなあ。

新しい観測用バッテリーシステム その4

 観測用サブバッテリーのソーラー&走行充電システムの製作が遅々として進みません。

ソーラー・走行充電システム計画図_20190316
 色々と考えていると次々と仕様変更が発生して、現在の計画図はこんな感じになりました。
前回に比べて充電中の電圧・電流・積算電力などの表示、バッテリー電圧と負荷電流の表示、充電SW、電源SWなどを追加しました。
更にソーラーチャージコントローラーやDC-DCコンバータを同一ケース内に収納し、外部機器(ソーラーパネル、車接続シガーケーブル、サブバッテリー、観測用4連シガーソケット)との接続を端子台経由にすることにしています。

ソーラー・走行充電システム材料_20190318
 そんなこんなで思いつくたびに部品の発注をしていたら、変更に伴って不要になった部品までドンドン増えてきて ・・・ 最後に発注した貫通型端子台の納期が8日で、月末にならないと部品が揃わないことに。

天文観測用電源ブースター外観_20190318

天文観測用電源ブースター内部_20190318
 暇だったので、余ってしまったステップアップコンバータを2個使って、観測用のブースターを作りました。
DC12Vバッテリーに接続して、昇圧電源(13~14V)を4連シガーソケットに配給すると同時に、望遠鏡制御用ノートPC用電源(19V)を作り出すものです。
これでバッテリーから望遠鏡までのケーブル長が伸びても電圧降下を心配しなくて良いし、前回の朝霧で問題が発生したノートPC用ステップアップコンバータも不要です。
ソーラー&走行充電システムの方は来月初旬の遠征観測期までに間に合うかな?

月齢10.7 2019 Mar. 17

月齢107_20190317
2019年03月17日22時44分~22時54分 / 8コマモザイク
MEADE SCT20cmF10 + VIXEN-R200SS ComaCorrector3 + ASI174MC
Gain=200 / Gamma=35 / Shutter=1.00ms / Duration=60s / 28FPS-1680コマ(5%スタック)
 昨晩は春分が近いとは思えないほどボロボロの気流状態でした。

尾を持った小惑星 6478 Gault (1988 JC1) その後

 先月、21cmF3.2ベーカーシュミットカメラで撮影した尾を持った小惑星の追跡結果です。
今回は25cmF8RC鏡筒と冷却モノクロカメラによる撮影です。
※3/10:GIF画像の上が北になるように反転したものに入れ替え、それに伴い下記文章を一部訂正し、軌道図を追加しました。
※3/11:地球-6478視点の軌道図が重複していましたので片方を削除しました。

6478_20190308-jst.gif

6478_20190308_Reverse.jpg
2019年03月08日23時22分~24時13分
AT10RCF(D250mmF.L.2000mm) + ASI1600MM / 300secX12
SkyWatcher AZ-EQ6GT赤道儀 + MiniBORG50 + QHY5L-Ⅱ + PHD2 Guiding

 まだまだ尾がハッキリと見られます。
おやおや、何やら尾がV型に割れているように見えますね。
彗星ではダストとイオンの尾がこのような形に見られることがありますが、この小惑星の場合は全てダストだと思いますが ・・・
L画像でしか撮影していないので、割れた尾が全く同じ色であるのかが解りませんね。(RGBも撮影しておけばよかった)

6478-JPL-Orbit-Diagram.jpg
Source:JPL Small-Body Database Browser / Orbit Diagram
 これは撮影時の軌道図です。(この小惑星の衝は3/2でした)

6478-JPL-Orbit-Diagram-5.jpg
 このように地球と小惑星が重なる位置に視点を持ってくると、6478の尾は軌道の西側に伸びている筈です。
6478の軌道傾斜角は22.8°で昇降点の少し前で秋分点付近にいますから、西よりも少し反時計回りに尾が伸びる筈 ・・・ 長い尾は西から反時計回り10度程ですから、多分ダストの尾でしょうね。
 もし、太陽の反対側に伸びるイオンの尾を持っていたとしたら、その方向は太陽から6478=地球を見たような赤の矢印方向に伸びると思うのですが ・・・ どうも画像に見られる右上に伸びる短い尾とは方向が違うようです。
このV字に割れた短い尾は何でしょうかねえ?
 尾の発生原因は他の小惑星との衝突ではないかと思われているようですので、何時まで経っても小惑星センターは彗星への認定を進めないのだと思います。
もし尾から水蒸気、二酸化炭素、メタンなどの成分が見つかれば彗星への移行もあり得るのでしょうが ・・・ 多分小惑星のままでしょうね。

朝霧高原_20190308
 この晩は朝霧アリーナ駐車場に10台以上の星撮り屋さんが集合していました。

富士に掛かる夏の天の川_20190309
 朝方は富士山の上に夏の天の川がアーチを描いていました。

観測用電源関連で進展あり

 本日中国からの荷物が沢山届きました。
中には税関で差し押さえられたという連絡のあった昇圧型定電流DC/DCコンバータが含まれていました。

やっと中国から届いた
 一番左側がそのDC/DCコンバータですが、これは既にキャンセルして返金が完了していた商品です。
販売店からは、もしキャンセル後に到着しても返品不要ですと言われていた商品です。
ですからこのDC/DCコンバータは届かないものとして、その後同じものを再注文しています。
また暫くすると、同じ商品が届くことになりそう ・・・。
右端のシガープラグ型電圧・温度計も中々届かずにキャンセルしたものです。
こちらの商品も別のショップに再注文をしています ・・・ アマゾンに注文した中国からの直送品は予定の2週間が過ぎても届かないものばかりです。
私がせっかちなんでしょうねえ、全く予定が立ちません。

 最近、観測用サブバッテリーのソーラー&走行充電システムの改善を考え始めたのは、赤道儀の自動導入時の脱調対策が発端です。
自動導入動作で両軸が最高速で旋回を始めると3~4秒位でグイーンと停止し、また動き出すという動作を何度も繰り返しながら到達する。
時によっては途中でキーッと鳴いて止まってしまうという現象に悩まされていました。
ちゃんと原因を特定する能力や機材も無く、ただ「負荷電流が大きすぎて電圧低下を起こすのだろう」と考えていました。
ですから、サブバッテリーの電圧が下がっても供給電圧を維持できれば大丈夫かなと思ってサブバッテリーの完全充電化と出力電圧の高安定化の計画を立てたのです。
まだ、ソーラー&走行充電による完全充電化は出来ていないのですが、出力電圧の高安定化が出来たので昨晩は朝霧でのテストとなりました。
 結果は、今までと変わらず望遠鏡による自動導入時に脱調しまくりました。
ところが昨晩は電気に強いメンバーとの合同観測会でしたので、NさんとOさんにお手伝いいただき原因解明が出来ました。
結局、同じ出力用シガーソケットに接続していたノートPC用のステップアップコンバータが原因でした。

ノートPC用ステップアップコンバータ
 左側が問題のコンバータで80Wですから、ノートPC付属のACアダプター(40W)よりも高容量なので大丈夫と思っていたのですが、これを差してノートPCを接続した状態で赤道儀の自動導入を行うと、途端に給電シガーソケットの電圧が8Vまで低下してしまいます。
導入時にこのコンバータを外すと問題ないし、恒星時運転時の全負荷電流は3Aほどで導入時は1A以上増えることが解りました。
実負荷は今回持ち込んだ出力電圧の高安定化のDC/DCコンバータの出力容量の半分以下です。
そこで右側の昔使っていたノートPC用のステップアップコンバータに交換すると、全く問題が発生しません。
同じ給電用シガーソケットから赤道儀、ノートPC、冷却カメラの電源を取っていますが、導入時は最大4~5A、恒星時運転時3A程なのが解りました。
 作業にはDC/DCコンバータの出力電流調整や出力電流測定とSynScanコントローラによる導入開始を同時に行ったりするのでとても一人では調べられなかったのですが、NさんOさんのお二人に声を掛けてから30分ほどで結論が出て本当に助かりました。
尚、問題のコンバータは赤道儀の導入をしていない時は何の問題も無いのですが、修理能力もないので使用を中止して古いコンバータに換えることにしました。
問題のコンバータは確かアマゾンから¥750で購入したもので、スペック的にはOKで導入当初は問題なく動いていたのですが ・・・ やはり見た目通りの品物だったか?
問題発生してから赤道儀(SkyWatcher-AZ-EQ6GT)の導入速度を落とせないか調べたりしたのですが方法が見つからず、色々改造を進めた赤道儀の故障だったらどうしようか心配だったのですが、もう大安心しました。
良かったヨカッタ! v(^o^)v
プロフィール

voyager_camera

Author:voyager_camera
小惑星観測屋崩れの三流天体写真家です。もう新天体サーベイも位置測定もしませんので、鑑賞天体写真撮影に努めています。天文雑誌などのフォトコンには怖くて応募しませんが、このブログ以外でも写真を見ていただける機会が増えるようボチボチやってます。(大島 良明)
mail:y-osima@r.sannet.ne.jp

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