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火星 20181028

 一昨晩は日本シリーズ(初戦)を見ながら火星を撮影したのですが、あまりのイメージの悪さに、撮影よりもTV観戦に力が入りました。
今日になって撮影してあったことを思い出して処理しましたが ・・・

Mars201810-1125UT.jpg

 昨晩も晴れましたが海辺に近いためか思いのほか風が強く、STC25cmにとって貧弱なGPD赤道儀には辛い状況で撮影をパス。
今日もなんだか風が強いし、昼間から音だけはもう木枯らし気分で撮る気になりません。
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月齢19.1 20181029

月齢191_20181029-2
2018年10月29日04時46分~04時58分 / 17コマモザイク
MEADE SCT25cmF10(D254mmF.L.2500mm) + VIXEN-R200SS ComaCorrector3 + ASI174MC
Gain=240 / Shutter=0.80ms / Limit=30 Seconds / 31FPS-930コマ(30%スタック)
 久しぶりに月を撮りました ・・・ イメージがボロボロでこの程度のモザイク仕上げに四苦八苦です。
暫くは安定した晴れのお天気が続きそうですが、日本列島の上空に偏西風の流れが居座るようですから長焦点撮影での成果が期待できない様子。

MeadeSTC25cmF10_GPD_20181028.jpg
 先週の十三夜(栗名月)を撮ろうと張り切っていたのですが、いざ撮影を開始しようとしたら赤道儀のモーターが動かなくなっていました。
GPD赤道儀にSCT25cmは重すぎ、モーターが過負荷でご臨終になったのかと思ったので、コントローラーを製作されたくわなの空さんに送って調べていただきました。
結局モータードライバーが破損したようです。
有難いことに一週間で修理をしていただきました。

古い赤道儀モーターの交換_日本パルスモーター問い合わせ先
 その間に、もしもモーターの破損だったらと思い、ビクセンのMT-1を探したのですが既に製造中止(在庫払底)状態でした。
何時もヤフオクに中古の出品があるわけでもないので、取り急ぎ色々探しましたらモーターの製造元である日本パルスモーターでこんなページを見つけました。
直接モーターを入手できるようなので、MT-1用のPMギヤードモーターを単品で見積もり、発注を済ませました。
税込み単価¥7,938(送料別)、納期3か月ということで、ビクセンさんが購入していたであろう価格の2倍ほどになると思われますが、兎に角発注した分は予備品として確保しておくことにします。
 GPD赤道儀は軸受けが滑りなので、負荷を大きくすると転がり軸受けに比べて大きなトルクが要求されます。
SCT25cmを載せるようにしたときに赤道儀を分解して、軸受けとギヤ周りの洗浄とモリブデングリスの塗布を行ってあったのですが ・・・
もし過負荷が本当の原因でしたら、またそう遠くない将来にドライバーICが壊れるのか知らん?
今回は修理したものの、一回り大型の赤道儀に載せ替えられたら安心ですが、諸般の事情が許しません。
壊れないことを祈りながら使い続けることになりそうです。

爽やかな空

中秋の富士_20181021
 昨夕は雷雨でしたが、今朝は雲一つない日本晴れになりました。
これが新月期でしたら星撮り遠征準備でそわそわしている筈ですが、月が明るいので朝から三保半島を巡って、行く先々で富士山の写真を撮ってきました。
昨夜の雨が富士山では雪、六合目まで白く化粧が施されました。
富士山のご神体は木花咲耶姫ですからね、これからの季節が本当に美しい。

三保海岸パノラマ_20181021
 これは羽衣の松から少し半島先端へ進んだ三保松原の遊歩道から見た富士山から伊豆半島です。

清水灯台前パノラマ_20181021
 次は清水灯台前のパノラマ風景です。

真崎灯台パノラマ_20181021
 最後は清水港入り口の真崎灯台付近のパノラマです。

 ようやく本格的な秋空が訪れて、本当に爽やかです。
今日は「爽やか」という言葉通り、午前中から湿度も30%未満なっています。
「さわやか」というのは秋の季語だと記憶していたのですが、語彙を調べてみようとネットで「さわやか」と入力すると、静岡名物げんこつハンバーグの「レストランさわやか」の情報がずら~っと出てきて、結局「爽やか」と入力しないと調べられなかった。(そういえば、そちらも3か月以上ご無沙汰しています)
 明朝はオリオン座流星群が極大ですが、月が明るいので見送りにします。
とわいえ今夜は十三夜(栗名月)ですから、自宅で月の鑑賞と撮影をしましょう。
その前に、やはり栗のような形になっている火星も賞味せねば ・・・

雪化粧した富士山

 お天気は悪いし月も明るくなってきて、暫くは星の撮影に出かけられそうもありません。
先週小海へ出かけた日は、当地清水の最高気温が33.4℃に達するほど暑かったのですが、あっという間に涼しくなって今朝の富士山は八合目まで白くなりました。
冠雪した富士山_20181016
 撮影原画像は富士山がシラーッとしていたので、天体写真のようにチョット弄りました。^_^;

清水灯台150周年記念_20181016
 そういえば先日、TV地方版ニュースで灯台150周年記念関連行事として清水灯台の内部公開が行われたと言っていました。
日本初の洋式灯台の建設は明治元年の観音埼灯台ですが、その時から150年ということです。
この清水灯台は日本初のコンクリート製灯台として明治45年に製作・点灯され、建設当時のままの姿で106年を数えています。

AT10RCFの光軸調整

 先日の天城高原では、RC25cmの光軸が不良で難儀しました。
ということで、本日はちゃんとした調整作業をすることにしました。(BKの始まった自分への備忘録)

1.レーザーコリメータのアライメント
ニュートン鏡筒などの調整に使うレーザーコリメータの調整から始めます。
RC25cm光軸調整-1_20181012
対物レンズを外した回転装置付きのBORG鏡筒にレーザーコリメータを差して回転し、レーザーのポイントが一点に止まっているように調整します。

2.スケアリング調整リングの取り付け
これまでは使っていなかったのですが、暫く前に海外のショップで購入したASTRO-TECHのFCR1012という商品で、10"/12"/16" RC用のcollimating ringを取り付けます。
RC25cm光軸調整-2_20181012
光路長が15mmですので、これまでよりもドローチューブを中へ押し込む必要があります。
私の場合は27mm引出しで2.5"のFLATTNERが合焦していましたので、あまり余裕はありません。

3.スケアリング調整
接眼部に調整済みのレーザーコリメータを差し込み、副鏡のセンターマーク中心にレーザー光が当たるように調整します。
RC25cm光軸調整-3_20181012
この写真は副鏡のマークに上手くピントが合っていませんが、このように筒先から覗き込むとレーザー照射点が見えます。
本当はカメラのモニター越しの方が安全ですが、私は調整時に直接見てしまいました。

4.副鏡調整
レーザー照射点に副鏡で反射した光線が戻るように副鏡の傾きを調整します。
RC25cm光軸調整-4_20181012
これでちゃんと光線が戻ってくるようになりました。
ただし、この作業で3.の再調整が必要になることもありますので、両者がちゃんと出来たら次に進みます。

5.主鏡調整
ここは本来フィールド作業で行ってすべての調整が完了となるのですが、今回は室内でSCT25cmをコリメータとして調整を行いました。
RC25cm光軸調整-5_20181012
例によってこんな感じで2本の鏡筒を向かい合わせにして作業をします。

RC25cm光軸調整-6_20181012
コリメータにしたSCT25cmの接眼部には既に使わなくなったビクセンのGA-4を改造したピンホール(5μm)光源を差し込んで人口星としています。

主鏡調整のみによる星像_20181012
主鏡を調整してほぼこれが最良かな、という状態がこれです。
中々良さそうです。

主鏡のみ調整を外した状態_20181012
それをチョット主鏡の傾きをずらすと星の位置がずれるとともに、こんな風にアス(非点収差)が発生して星像が楕円形になります。

その後、星像を強拡大して微調整を繰り返したところ、どうも副鏡の傾きももう少し調整が必要なようで弄りました。
その結果が以下です。
AT10RCF光軸調整結果_20181012
ほぼアスも取れているのですが、全周の光度分布が不均等なのが少々気になります ・・・ まあ、この程度で勘弁していただきましょう。
ということで、再度接眼に同心円ホログラムレーザーコリメータを差して結果を見ます。
RC25cm光軸調整-7_20181012
RC25cm光軸調整-8_20181012
どうも外周のリングが片方で消えていますね。
この状態で調整完了ということでしたらホログラムレーザーコリメータを目安に調整すると結果はどうなるのでしょうか?
ホログラムを外して筒先から副鏡のセンターマークを見ると、レーザーはマークの中心ではなく、円形マークの線の上でした。
うーん、SCT25cmをコリメータとして使ったのですが、このシュミットカセグレン鏡筒が本当に完全かというと自信がありません。
不完全なコリメータで調整したからこうなったのか知らん?
それとも、副鏡の非球面回転軸中心とセンターマークがズレていたのか?
調整作業はスッキリしないまま終わりました。
何れにしても次回の出撃で結果が出るのですが、多少のスケアリングエラーがあってもアス持ちの星像になることは無いかと思います。(あくまで希望ですが)

おうし座の惑星状星雲(NGC1514)

NGC1514-20181010.jpg
2018年10月10日01時31分~04時23分
AT10RCF(D250mmF.L.2000mm)xTS2.5フラットナー
ZWO ASI1600MM-Cool(-25℃)+EFWmini+1.25"LRGB
L(10分x9),RGB(10分x各2)
SkyWatcher AZ-EQ6GT赤道儀
ASTROLABE60mmF4+1.5xBarlow+QHY5L-Ⅱ+PHD2 Guidingにてオートガイド
MaxImDL-6/SI7/PhotoShop CS6/PixInsightにて画像処理
天城高原にて

 この惑星状星雲は初めて撮影しました。
天城高原ではジャコビニ・ジンナー彗星がメインでしたが、今期初出動のRC25cm鏡筒でのテストも兼ねていました。
霧の残る中での撮影で、しかも薄明まで3時間を切った中でしたので、会心の出来というわけには行きません。
比較的大きさもあって、色が綺麗です。
ナローバンド(OIII)の長時間露光をL画像にしたらもっとグチャグチャな感じになるかもですね。
 撮影に使ったRC鏡筒は、梅雨時にホログラフィックアタッチメント付きのレーザーコリメーターを使って光軸調整をしたままになっていました。
自信満々で撮影に臨んだのですが、内外像が酷く芯ずれしており全然ダメでした。
海外から個人輸入したのに使い物にならんのかな?(使い方が悪かったかな)
更にその場で調整しやすい副鏡を先に弄ったのが間違いで、アスがきっちり出てしましました。
やはり副鏡の光軸がカメラとスケアリング軸と合っている状態が必須ですので、主鏡側を動かすべきでした。
一度副鏡を動かしたので、もう最初の傾きが解りません。(ニュートン鏡筒ユーザーのようにレーザーコリメータを持ち歩くのは嫌ですよ)
初期の星像の記憶に従って副鏡を動かし、その後主鏡を動かして何とか調整しました。
上の画像では一応星像が丸いように見えますが、原板は撮影開始から時間が経つにつれての温度変化でピンボケとアスで楕円形になっています。
結局、画像処理で丸く見せています。 ^_^;
RC鏡筒は、もう一度で光軸調整をやり直しです。
例によってSCT25cm鏡筒をコリメータとして、室内での星像チェックを検討すべきでしょうかねえ ・・・

ジャコビニ・ジンナー彗星 20181010

 10/10朝方の21P(Giacobini-Zinner)です。

21P-20181010--IC2177-20151218-2.jpg
シーガル星雲を通過する21P(Giacobini-Zinner)
2018年10月10日03時20分~04時23分 / 3分露出×20コマ
キャノンEOS6D(SEO-SP4,ISO3200)
BORG77EDII_F4.3DG(D77mmFL330mm)
VixenGPD+SS2000PCにてP-PEC自動運転
SI7、PhotoShop CS6他にて画像処理
天城高原にて

天城高原独りぼっち_20181010
 小海の仇は天城高原で ・・・ というわけで、10/9は21Pを追いかけて久々の伊豆遠征です。
現着は16時、誰もいません ・・・ 今迄にこんなことがあったでしょうか。
新月だし快晴だし、週日といってもこんなことがあるとは思ってみませんでしたが、上の写真のように完全貸切状態でした。

P-PEC再学習_20181009
 日没後も晴れており、順調に極軸セットを完了し、その後も最近P-PECの調子が悪かったGPD-SS2000PCの再学習などをこなしました。
今日はBORG77EDII+F4.3DG(FL330mm)をGPD-SS2000PCでノータッチガイドの予定ですが、先日135mmのガイドで星像に角が出ていました。
機械的に設計側のギヤやタイミングベルトを弄った記憶はないのですが、何故かP-PECデータに問題がありそうでした。
PHD2で状態チェックしながらオートガイダーで再学習を行いました。
グラフの横軸全表示がウオーム軸1回転の10分になるようにしてあります。
1.最初はP-PECをONにしてそのままデータを取ります。
グラフは縦軸をピクセル(±16)に取りますが、ガイド鏡がFL360mm、ガイドカメラのピクセルピッチが3.75μmなので2.149"/pixel、全表示が69"ほどになります。
中でおかしなシャックリが発生して全エラーが45"になっています。(シャックリを抜いても26")
2.次にP-PECをOFFにして、元々のピリオディックモーションを調べます。
エラーは16ピクセルで34"と、GPDとは思えないほど大きいです。
3.PHD2によるオートガイドでP-PECの再学習を行いました。
途中で赤緯方向に大きなガイドエラーが発生していますが、赤緯は関係ないので無視します。
4.再学習したP-PECデータによるノータッチガイドエラーです。
17"になりました。
撮影カメラ(6D)のピクセルピッチが6.54μm、撮影レンズがFL330mmですからピクセル分解能は4.09"になります。
ピクセル分解能と同じくらいのガイドエラーが欲しいところですが、露出時間を2~3分に短縮することによって多少は使える星像が得られるのでは ・・・ という気楽な観測。

P-PECノータッチガイド結果6D_FL330mm_3min_20181010
 どうでしょう、21Pの撮影した画像を7コマ連続中央切出し等倍です。
3分露出ですからウオーム2周分のノータッチガイドになりますが、全コマの星像が丸いです。
撮影写野中心が赤緯-10度ですから、子午線付近での撮影であれば全天でオートガイド不要といって良いですね。

 P-PECの再学習をやっているうちに薄明も終わり、そろそろ撮影を開始 ・・・ と思ったら、小海の仇は返り討ちか?
小海の時の霧々攻撃の再来です!
あっという間に星が消えて、それからは時々星が ・・・ ヘッドライトの色を白にすると物凄い霧です。
見る見るうちに車も機材もびしょびしょになりました。
諦めて車の中で仮眠していると、夜半頃になって星が見えてきました。
それでも完全に霧が晴れたわけではなく、ライトを照らすとまだまだシラーッとしているのですが、ヤケクソで撮影開始しました。

冬の星座at天城高原_20181010
 元々、ソフトフィルターを貼ったレンズなので霧空であることの証明にはなりませんが ・・・ 冬の天の川もしっかり見えていました。
完全に霧が晴れたのは薄明開始時でした。
まるで薄明時間が解るかのようで腹立たしいというか、これはやはり気象神社のお守りが必要かな?

天城高原での朝食_20181010
 びしょびしょになった機材をタオルで拭きながら撤収も終わり、陽が昇る直前に朝食です。
この状況は敵討ち成功か失敗か ・・・ 引き分け。orz

ステファン-オテルマ彗星

 昨晩は台風一過の星空を期待して小海まで出かけました。
日没前には現着しましたが、暗くなるにしたがって霧の中、雲の中に埋もれてゆくようで・・・
20h過ぎまで待機したのですが、流石にこのままではと集まった4名で話し合い、二手に分かれて星空を探すことにしました。
Yさんと私は富士見高原からガリバーへ移動、もう一手のIさんとKさんは佐久から菅平方面へ移動しました。
正解はI&K組で、快星をゲットされたようです。
我々は24時頃にガリバーのIさん、Tさん、Kさんと合流したものの、うーん完全に雲の中でした。
他の皆さんは朝に近づくにしたがってボウズのまま帰途につきました。
私だけは薄明まではと粘って、ギリギリのところでボウズを免れました。
本当はシーガル星雲と21Pもゲットしたかったのですが、とてもそんな状況ではありませんでした。
日が昇って青空が復活しましたが、台風によって入り込んだ暑い南風が悪さをしたのか?
現在の気象庁の台風の経路予想はかなりの精度ですが、晴れ曇りはサッパリ当てになりませんね。
こりゃ、台風一禍です。

38P_20181008.jpg
38P/Stephan-Oterma
2018年10月08日03時49分~ / 2分露出×2コマ
キャノンEOS6D(SEO-SP4,ISO3200)
Samyang 135mm f/2.0 ED UMC (絞りF2.8)
VixenGPD+SS2000PCにてP-PEC自動運転

 この貧弱な画像のために360kmも走った。

台風一過

 私の棲んでいる静岡市清水区では台風24号は前回の21号よりも被害が大きかったです。
といっても建物の被害や山崩、冠水、高波の被害があったわけではないのですが、兎に角1時間以上強風が吹き荒れました。
9/30の夜半から翌未明にかけては久しぶりの停電も発生、テレビアンテナも動いて受信障害が出たり、インターネットが2日程繋がらなくなったりで不便もありました。
台風が去った10/1は快晴でも強い風が残って、晴れていても火星の撮影が出来ませんでした。
今日は風も収まり穏やかな日和でしたので、自転車を走らせて三保半島の先端まで出かけました。

清水港_20181002
 清水港越しに見る富士山も久々です。
9/26に今年の初冠雪を観測したことになっていますが、既に白いものは消えています。

地球深部探査船「ちきゅう」_20181002
 地球深部探査船「ちきゅう」が港内に停泊していました。
こんなに高い塔を持っているのですが、台風の影響は無かったのでしょうか。
プロフィール

voyager_camera

Author:voyager_camera
小惑星観測屋崩れの三流天体写真家です。もう新天体サーベイも位置測定もしませんので、鑑賞天体写真撮影に努めています。天文雑誌などのフォトコンには怖くて応募しませんが、このブログ以外でも写真を見ていただける機会が増えるようボチボチやってます。(大島 良明)
mail:y-osima@r.sannet.ne.jp

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