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月・惑星の撮影は富士山に限る?

 前回に続いて「限る」シリーズ第2弾です。
拙宅のベランダからは未だ、薄明開始前に土星、火星が撮影できません。
「それに気流が悪いんですよねえ」と愚痴ばかりでは仕方ないので、4/28は思い切って「月・惑星撮影遠征」を実行しました。
行く先は富士山富士宮口五合目駐車場です。

富士山富士宮口五合目_20180428
 何年ぶりでしょうか。
日没前ですが気温は8℃で、車から降りると寒いです。

富士五合目雲海_20180428
 来る途中は富士山が良く見えていましたが、五合目に昇ってみると富士宮、富士方面は雲で覆われています。
新月期なら街の明かりが遮られて好都合ですが、今日は満月前ですから関係ありませんね。

AT10RCFエアリーディスク_20180428
 先ずはアークトゥルスでRC25cm鏡筒の焦点星像チェックです。
何時もの空では花火のように見えるのですが、流石に標高2400mですね。
エアリーディスクがチャンと見えていて、僅かに光軸がズレていることが直ぐに判りましたので即修正しました。
月や惑星の拡大撮影でイメージの悪い空ではピント合わせに苦労しますが、こんな焦点像が見えるのであれば楽勝ですね。
先ずは満月前の月面拡大です。

バイイ_20180428-2
バイイ
2018年04月28日21時42分JST
AT10RCF(D250mmF.L.2000mm) + BarlowX2 + CelestronNo.25(R60) + ASI178MM
Gain=250 / Shutter=2.00ms / Duration=120s / 30FPS-3635コマ(25%スタック)

シッカード_20180428-2
シッカード
2018年04月28日21時46分JST
AT10RCF(D250mmF.L.2000mm) + BarlowX2 + CelestronNo.25(R60) + ASI178MM
Gain=250 / Shutter=2.00ms / Duration=120s / 30FPS-3662コマ(25%スタック)

嵐の大洋_20180428-2
嵐の大洋
2018年04月28日22時06分JST
AT10RCF(D250mmF.L.2000mm) + BarlowX2 + CelestronNo.25(R60) + ASI178MM
Gain=250 / Shutter=2.00ms / Duration=120s / 30FPS-3667コマ(25%スタック)

富士五合目での月・惑星撮影_20180428
 愈々、木星が昇ってきました。

Jupiter_20180429013812-JST.jpg
木星
2018年04月29日01時38分12秒JST
Diameter=44.54" / Magnitude=-2.50 / CMI=230.6° CMII=265.5° CMIII=127.3° (during mid of capture)
AT10RCF(D250mmF.L.2000mm) + ZWO-ADC + BarlowX2.5 + ASI290MC
Gain=400 / Shutter=5.40ms / Duration=60s / 125FPS-7501コマ(25%スタック)

Jupiter_20180429023745-JST.jpg
木星
2018年04月29日01時38分12秒JST
CMI=266.9° CMII=301.5° CMIII=163.3° (during mid of capture)
他同上

Satarn_20180429024650-JST.jpg
土星
2018年04月29日02時46分50秒JST
Diameter=17.35" Magnitude=0.37 / CMI=268.8° CMIII=131.5° (during mid of capture)
Gain=460 / Shutter=10.00ms / Duration=60s / 99FPS-5997コマ(25%スタック)
他同上

Mars_20180429033258-JST.jpg
火星
2018年04月29日03時32分58秒JST
Diameter=10.84" / Magnitude=-0.32 / CM=92.4° (during mid of capture)
Gain=280 / Shutter=5.00ms / Duration=60s / 147FPS-8878コマ(25%スタック)
他同上

 前半は風も無く、イメージも想定通り良かったのですが、木星から土星へ対象を変える02時頃から少し風が出てイメージもやや悪くなりました。
何時もの自宅撮影では20cmのシュミットカセグレンを使っていますが、今日は初めて25cmリッチークレチャンでの撮影でした。
確かに今までよりも高解像なのですが、実をいうと少し期待外れだったかな。

 この夜はGW最初の日なのですが、駐車場の8割ほどが埋まりました。
全て登山者で、望遠鏡を出していたのは私だけでした。
GWが過ぎた次の新月期には、春の銀河の撮影にもう一度訪れたいものです。
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南天は伊豆に限る ?

 「目黒のサンマ」ではありませんが、私の中では「うなぎは三島」でして、更に「南天は伊豆」に限ります。

さそり座尾部_20170619RE
さそり座尾部
2017年06月19日21時42分~22時45分 / 1分露出×60コマ
キャノンEOS6D(SEO-SP4,ISO1600)
Tamron SP85mm F/1.8 Di VC USD(絞りF2.8)
Vixen APフォトガイダーにて自動追尾
SI7、PhotoShop CS6他にて画像処理
西伊豆にて

 私の棲む静岡付近でさそり座の尾をここまで撮れるのは、やはり伊豆しかありません。(昨年撮影の再処理画像)
信州方面に通うのは透明度とイメージが良くて、更に強風の心配が少ないからで、長焦点の撮影を主な目的として出かけます。
カメラレンズで南天を狙うのであれば、やはり伊豆です。
伊豆といってもいささか広いのですが、南伊豆のあいあい岬が一番のお薦めです。
ただし、突風で機材を破損しても自己責任で ・・・・・・ それにしてもこのレンズは良いですねえ。

かみのけ座の銀河 NGC4725

 八千穂高原にて撮影した春の銀河で使い物になったのはこれだけです。
4/19はイメージもガイドも悪く、4/20はイメージは良かったものの前半画像は月明かりの残った空での撮影でした。
枚数は稼いだのですが、ディティールはもう少しというところです。

NGC4725_20180420.jpg
2018年04月19日 22時00分~25時02分
2018年04月20日 20時02分~23時55分
AT10RCF(D250mmF.L.2000mm) + TS2.5フラットナー
ZWO ASI1600MM-Cool(-25℃) + EFWmini + 1.25"LRGB
L(10分x25),RGB(10分x各4)
SkyWatcher AZ-EQ6GT赤道儀
ASTROLABE60mmF4 + 1.5xBarlow + QHY5L-Ⅱ + PHD2 Guidingにてオートガイド
MaxImDL-6/SI7/PhotoShop CS6にて画像処理

 G画像のフラットのみ効きが悪くて ・・・ voyager_camera

小海遠征 Part-2

 4/19~4/21は先週に続いて八千穂高原へ遠征しました。
今回は機材テストではなく、何時もご一緒していただくYさんとの本気撮影の連泊です。
初日は図らずも、先週同様にTachiさんも見えて3人での星見となりました。

へびつかい座の散光星雲_20180420
へびつかい座の散光星雲
2018年04月20日 02時06分~03時27分 / 150秒露出×24コマ
キャノンEOS6D(SEO-SP4,ISO3200)
SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM(絞りF4.0)
VixenGPD-SE + SS2000PCにてP-PEC自動運転
 4/19は少し風があって、RC25cmF10での撮影は苦しいものがありました。
朝方の夏の天の川の撮影には、久しぶりに持ち出したシグマ180mmマクロを使ってみました。
へびつかい座の散光星雲は度々挑戦するのですが、何度撮っても満足に表現できません。

 初日の成果は少なかったのですが、4/20は午前中からヤッホーの湯でのんびりと過ごして昼食を取りました。
その後、夕食の買い出しのついでに松原湖に寄りました。

松原湖しだれ桜_20180420
 大きな枝垂れ桜が満開でした。

松原湖つつじ_201810420
 少し暑いほどの陽射しの中、つつじも今を盛りと輝いています。
買い出しから戻ると偽麦酒でプチ宴会を済ませ、キャンプ用リクライニングチェアで晴天下の昼寝を楽しみました。

春の宵in八千穂高原_20180420
 風の治まった春の宵に沈む冬の星座を眺めながら、やがて訪れるであろう極上の星空を予感しながら黄昏を楽しみました。
前半夜は風も露も無く、多少透明度は悪いもののイメージも穏やかで春の銀河を撮影するには最高の夜でした。
(この成果は後日)
 夜半からは透明度も上がってきたのですが、何故かそれと引き換えにイメージが急激に悪化します。
しかし、夏の天の川をカメラレンズで撮影するには良い空でした。

アンタレス付近の星野_20180421
アンタレス付近の星野
2018年04月21日 01時27分~02時28分 / 150秒露出×24コマ
キャノンEOS6D(SEO-SP4,ISO3200)
SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM(絞りF4.0)
VixenGPD-SE + SS2000PCにてP-PEC自動運転
 毎年撮影する対象ですが、シグマ180mmマクロでの撮影は久々です。
例によってノーガイドのお気楽撮影ですが・・・

オメガ星雲付近の星野_20180421
オメガ星雲付近の星野
2018年04月21日 02時32分~03時32分 / 150秒露出×22コマ
他は同上
 おなじみ、バンビ付近の星野です。

夏の天の川と惑星たち_20180420
夏の天の川と惑星たち
2018年04月20日 02時42分~02時53分 / 6秒露出×100コマ
キャノンEOS6D(SEO-SP4,ISO6400)
TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD(24mm/開放) + LEE No.2フィルター
固定撮影
 GPD-SE赤道儀で撮影している際、タムロンの広角ズームであちこち星景を撮っていたのですが、遊び半分で短時間固定撮影の多数枚スタックを試しました。
フラットもダークも無しでお手軽撮影ですが、後処理を考えるとやはり赤道儀に載せた方が楽でした。(W

 これで4月の遠征は終了です。
来月の遠征は、5/12に伊豆の国市韮山で行われる月光天文台主催の天文講演会に合わせて出かけます。
メンバーはYさん、Nさんとの三人で・・・西伊豆かな?

GA-4改造コリメータ光源 その後

 先日は「ビクセンのガイドアダプターGA-4を改造してコリメータの光源にしよう!」という記事を書いたのですが、その後色々検討しました。
その結果、コリメータ用光源だったら、ビームスプリッターは不要という結論になりました。
考えてみれば当然で、何もビームスプリッターで光量を半分に落とす必要はありません。
しかも、光源は一般に光学実験に使うようなハロゲンではなくLEDですからなお更ですね。
 ということで以下のように、GA-4の光源部分のみを31.4-24.5mm変換スリーブに差し込んで独立させました。
また、パターン投影用の小さなリレーレンズも取外しました。
コリメータ光源_20180411

 次はパターンケースの納めるピンホール原板についてです。
先ずは「費用を掛けずに」というお約束で自作を考えます。
以下はM3の平座金にアルミホイルうぃ両面テープで貼ったものに、縫い針で穴を開けたものです。
自作ピンホール直径_20180408
 実体顕微鏡など持っていないので、ピンホール直径はアイピース式のルーペで拡大した像をコンデジで撮って、拡大したモニタ画像から測ったものです。

 色々試して最も上手くできた80μのピンホール原板を使ったものをSC20cmF10鏡筒に組み込んでコリメータとしました。
20cmSCコリメータ_20180411

 これが光軸調整予定のアストロカメラにコリメータを迎え合わせに置いてテストしているところです。
コリメーション・テスト風景_20180411

 以下が80μピンホールを使った光軸調整前の焦点内外像です。
80μピンホール人工星-内外像_20180411
 うーん、おむすび形になっていますね、きっと主鏡が3点で圧迫されて変形しているような・・・。
また内外像の雰囲気が随分と違って、残存球面収差が大きいようです。(コリメータ用鏡筒の収差がそのまま反映されているだけのような気もします)
 ところでコリメータの光源用のピンホール直径はどのくらいが良いのでしょうか。
理想を言えばテスト鏡筒の理論分解能以下であるのが基本だと思うのですが、今回の場合の鏡筒は有効径が19cmですから0.6秒角ほどです。
テスト鏡筒の焦点距離は760mmなので、0.6秒角の焦点面サイズは2.2μになります。
ですが、テスト鏡筒はアストロカメラで惑星観測などするわけでもなく、使用するデジタルカメラの画素ピッチ以下であれば良さそうな気もします。
今回テストに使うASI1600MMの画素ピッチ3.8μくらいでも良さそうな感じがしてきました。
何れにしても、前記しました自作の80μピンホール原板ではダメでしょうねえ。

 ということで、しぶしぶエドモンド・オプティクスのお世話になることにしました。
1μ、2μもあったのですが、価格が少し高いのとLED光源では暗くなりそうで5μで手を打ちました。
市販ピンホール_20180410
 これがネットから注文して届いた5μピンホール(マウント無)です。
直径9.5mmのステンレス円板で、厚みは13~25μの超薄型基板だそうです。
ペラペラかと思ったのですが、アルミホイルよりはシャキッとしていて、事務用のハサミで簡単に切れます。
これをGA-4の原板ケースにM3平座金に挟んで納めて再度テストしてみます。

 以下が5μピンホールを使った光軸調整前の焦点内外像です。
5μピンホール人工星-内外像_20180411
 80μと比較すると、やはりディティールが違いますねえ。
ですが「費用を掛けずに」と始めた筈なのに・・・ついついエスカレートしてのお約束破りは痛かった!

 コリメータを使って星像を見ながら色々調整しました。
光軸調整後-内外像
 おむすび形の内外像の原因はやはり主鏡の外周圧迫でした。
だいぶ丸くはなってきましたが、主鏡側面を押していたホローセットを完全に緩々にしても、内外像は真円形に戻りません・・・主鏡が元々持っているアス?
全周の明るさが均等では無いので、まだ副鏡の調整が足りない気もしますが、まあ後はフィールドテストで最終調整することにしましょう。

 以下は焦点像ですが、何本か角があるような・・・。
光軸調整後-焦点像
 飽和した焦点像ではスパイダーの十字が出ていますが、光背は内像のように均等ではありませんね。
ということで、室内でコリメータを使った光軸調整の報告でした。 ・・・・・・ voyager_camera

小海遠征

 4/12は今年初めての小海(八千穂高原)遠征を行いました。

FFC190F4のフィールドテスト_20180412
 今回はある方からメンテナンス依頼を受けているベーカーシュミットカメラ(FFC190mmF4)のフィールドテストがメインです。
ただし、朝方まで全天を覆う薄雲と時折吹く突風のために、星像確認のみでお目に掛けるような画像は得られませんでした。

GPD-SEのイナバウワー撮影_20180412
 風があるものの、朝方1時間ほどは雲が切れて少しだけ夏の天の川を撮ることができました。
先日改造したGPD-SE赤道儀の使い勝手は良いようです。
カメラレンズ程度でしたら各部の干渉無しでイナバウワー撮影もOKです。


夏の天の川at小海_20180413-2
夏の天の川
2018年04月13日03時28分~03時50分 / 150秒露出×9コマ
キャノンEOS6D(SEO-SP4,ISO1600) + Rokinon SP14mmF2.4 (絞りF2.8)
VixenGPD-SE+SS2000PCにてP-PEC自動運転

夏の天の川in小海_20180413-2
昇る夏の天の川 at 小海
2018年04月13日03時07分~ 30秒露出(固定)
キャノンEOS6D(SEO-SP4,ISO6400) + Tamron SP15-30mmF2.8(15mm開放)
 アルタイルの下にイリジウムフレア? ・・・ きらっと光ったのですが。
帰ってから調べてみましたがそれらしい予報は見つかりませんでした。

小海全天_20180413-2
小海の空
2018年04月13日03時40分~ 30秒露出(固定)
キャノンEOS6D(SEO-SP4,ISO6400) + EF8-15mmF4L FishEye USM(8mm開放)
 こちらは南の低空に流星が写り込みました。

 この日は偶然、そして久々にTachiさんとご一緒になりました。
伊豆方面の観測地情報などをありがとうございました。

GA-4改造コリメータ光源

 昨日からお天気が崩れて今朝は小雨が降っていましたので、以前に簡易コリメータ用に改造したビクセンのGA-4を引っ張り出してきました。

GA-4_コリメータ光源化改造_20180406
 このGA-4を最初に改造したのはキャノンが20Dを発売した2004年以降だったと思います。
DSLRによる天体写真幕開けの頃でしたが、まだ現在のように高感度での使用も難しくライブビューも無い頃でした。
フィルム時代のようにピントは∞マークに合わせて撮影すればOKというわけには行かなくなり、カメラと三脚とタイマーコントローラーを持ち出して簡単に星野写真を撮ろうとすると、真っ暗なファイダー内で一体どうやってピント合わせをすればよいのか頭を抱えた記憶があります。
オートフォーカスは作動しないし、マニュアルフォーカスでもフォーカスリングを少しづつ動かしてテスト撮影を繰り返すなどは大変な作業です。
ノートPCを持っていればそのようなテスト撮影も可能ですが、それはもうカメラと三脚とレリーズを持って出かける手軽な撮影では無くなっていました。
 そこで思いついたのがミニボーグ鏡筒にGA-4改造光源を組み合わせたコリメータでした。
このコリメータは暗い中でカメラレンズの前にミニボーグの対物レンズを向けて(手持ちで)オートフォーカスで無限遠のピント出しを行うもので、その後フォーカスをマニュアルに切り替えて星野撮影を行うという使い方をしていました。
しかし、DSLRはあっという間に進化してこのコリメータの出番は無くなりました。

 最近、ある方からお預かりしたベーカーシュミットカメラのメンテナンスをしていますが、フィールドへ出て光軸の最終調整を行う前に、室内でコリメータによるテストを行ってみたくなりました。
これでフィールドでの最終調整と同じ結果が出せるのであれば、遠征時の調整時間を無くすことができます。
尚、コリメータに使える鏡筒は、何時も月・惑星を撮影しているミードのSC20cmF10です。
光学ベンチも無いので、部屋の床にコリーメータとテスト鏡筒を向かい合わせて並べるだけですが・・・上手くゆくかしらん?

GA-4_原板入れ替え_20180406
 先ずは、GA-4のガイドパターン(直径7mm厚さ1mmで+5重円)を取り外して、ピンホールに変更します。
パターンブロックからガラス円板を取り出し、M3平座金にアルミホイルを貼ったピンホール原板と交換します。

GA-4_白色LED改造_20180406
 前回の改造で光源のLEDは赤から白の高輝度品に変更してあります。
電池も腐り始めていたので交換、ビームスプリッターも何やら赤っぽいカビ?・・・綺麗にクリーニングして。

GA-4_ハーフミラー角度調整_20180406
 最後にビームスプリッターの角度の調整・確認です。
(このビームスプリッターはGA-4オリジナルを90°回転して、対物側にパターンを照射するようにしてあります)

GA-4_ピンホール原板による人工星_20180406
 対物側に人工星のビームが発射されます。

 これでベーカーシュミットカメラの光軸調整用コリメータ光源の完成です。
後はお天気が回復したら、SC20cm鏡筒に取付けてピンホール光源と実際の星のピント調整を行えばコリメータの完成です。

・・・この記事をご覧になって「実際の星でコリメータのピント調整を行うくらいだったら、直接ベーカーシュミットの調整をすればいいのでは?」という疑問が湧く方もおられるでしょうね。
でも、お預かりしたベーカーシュミットカメラは重量18kg、長さ1m以上もある筒で、とてもベランダに設置できるフォーク改造GPD架台に載せられないし振り回せないのです。・・・笑い話のような voyager_camera

月齢17.0の拡大撮影

 昨朝と同じテーマで撮影しました。

危難の海_20180403
危難の海
2018年04月03日02時06分
MEADE LX200 EMC(D203mmF.L.2000mm) + BarlowX2 + CelestronNo.25(R60) + ASI178MM
Gain=300 / Gamma=80 / Shutter=4.000ms / Limit=120s / 30FPS-3667コマ(30%スタック)

ラングレヌス、ヴェンデリヌス、ペダヴィウス_20180403
ラングレヌス、ヴェンデリヌス、ペダヴィウス
2018年04月03日02時02分

 状況はサッパリ向上しませんが、もしかして明朝は良イメージが期待できるかもです。

GPV高層大気速度予報_2018040300JST
 GPVの米国大気局予報から300hPa高度、500hPa高度、850hPa高度の風を見ると、東海地方はとても穏やかなようです。
・・・ voyager_camera

月齢16.0の拡大撮影

 満月過ぎの月面西縁部の拡大撮影です。

危難の海_20180402
危難の海
2018年04月02日01時50分
MEADE LX200 EMC(D203mmF.L.2000mm) + BarlowX2 + CelestronNo.25(R60) + ASI178MM
Gain=300 / Gamma=80 / Shutter=4.000ms / Limit=120s / 30FPS-3486コマ(30%スタック)

ラングレヌス・ヴェンデリヌス・ペダヴィウス_20180402-2
ラングレヌス、ヴェンデリヌス、ペダヴィウス
2018年04月02日01時58分

 イメージもあまり良くない上に、更に透明度が最悪でした。
高地へ行けばもっと良いのかもしれませんが、このために態々出かけることはしませんね。・・・voyager_camera

GPD-SE赤道儀

 3/18未明のISS追跡撮影に失敗してから、GPD赤道儀のSE(Short Elbow)化を計画していました。

GPD改造用アルミ材料購入_20180401
 やっとアルミ材料が揃いました。(注文してから1週間以上も掛かりました)

GPD用エルボパイプ加工完了_20180401
 2日ほど手作業でゴリゴリガリガリやって、何とかこんな形に仕上げて仮組確認を終わりました。

GPD-SE_MeadeSC200F10_20180401.jpg
 塗装も完了して組み立ててみましたが、SC20cmでも特に違和感は感じません。
延長したショートエルボは直径90mm長さ100mmのアルミパイプ製です。
延長筒の塗装色には困りましたが、遠目で違和感を感じない程度に合っていればOKということにしました。
結局、市販のライトグリーンとシルバーメタリックのラッカースプレーを重ね塗りして、何となくそれらしくしました。(ちょっとシルバーが弱くて緑が強いかな・・・あまりシッカリ見ないでください)

GPD-SE_BORG77EDII-F43DG_20180401.jpg
 計画当初は延長筒の長さを150mm位にしようかとも思ったのですが、赤道儀の収納ケースを新調したくなかったのと、あまり長くして耐荷重(固有振動数)を下げたくなかったので100mmに落ち着きました。
それでもBORG77EDII-F4.3DG+EOS6Dで、ギリギリですが極イナバウワーをクリアします。

ISS追跡撮影システム_20180401
 そもそもの目的がISS追跡撮影時、経緯台仕様でカメラが三脚や赤経(水平軸)モーターと干渉しないことが目的だったのですが、この通り水平回転は全周で干渉を避けることができます。
これで条件の良いISSの通過を待つばかりです。(といっても朝方の良いパスは5月以降まで待つことになりますが・・・)

MeadeSC200F10_30F43GuideScope_20180401.jpg
 ついでに、ISS追跡撮影用のD30mmFL130mmガイドスコープも作りました。
といっても実際に材料から作ったのは支持リングだけで、他は余り部品の追加工です。
筒はその辺に転がっていたオレンジ色のビクセン3cmファイダーを改造したものです。


GPDケース収納-改造前後_20180401
 赤道儀の収納は購入当時のアルミケースですが、改造後も流用できるようにレイアウトを変更しました。 voyager_camera
プロフィール

voyager_camera

Author:voyager_camera
小惑星観測屋崩れの三流天体写真家です。もう新天体サーベイも位置測定もしませんので、鑑賞天体写真撮影に努めています。天文雑誌などのフォトコンには怖くて応募しませんが、このブログ以外でも写真を見ていただける機会が増えるようボチボチやってます。(大島 良明)
mail:y-osima@r.sannet.ne.jp

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