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月齢6.9

月齢069_20171027
 月齢6.9
2017年10月27日17時28分~17時34分 / 8コマモザイク
MEADE LX200 EMC(D203mmF.L.2000mm) + VIXEN-R200SS ComaCorrector3 + ASI174MC
Gain=240 / Gamma=100 / Shutter=2.00ms / Limit=20 Seconds / 8bit-SER / 107FPS-2158コマ(40%スタック)
 小海から帰って未だフラフラした状態でしたが、夕空に上弦前の月が見えていました。
追って曇り空になるのですが、もしかして良いイメージではないかと思ってベランダにシュミカセを引っ張り出しました。
イメージは良くもなく悪くもなく普通程度でした。

ASI290MMによるピッパルコス付近_20171027
 ピッパルコス付近
2017年10月27日17時43分
MEADE LX200 EMC(D203mmF.L.2000mm) + VIXEN-R200SS ComaCorrector3 + 2XBarlow + No.25(R60) + ASI290MM
Gain=320 / Gamma=100 / Shutter=4.00ms / Limit=30 Seconds / 8bit-SER / 119FPS-3596コマ(25%スタック)
 初めてASI290MMで撮影しました。
AutoStakkert!2.6でスタックしたのですが、暗部に一定幅の縞が入っています。
その後RegiStax 6.0でも確認しましたが同じ状況ですね。
今まで他のモノクロカメラでは16bitSERで撮影していて問題はなかったのですが、8bitSERにしたことが原因なのか?
この日は拡大撮影を3ショット撮影したところで全天を雲が覆ってしまったので、条件を変えて撮影していないのですが、8bitSERファイルにすることで時間当たりの品質が向上できると思っていただけにちょっとガッカリです。
画像が結構ユラユラとしていたので少しでもシャッター速度を上げようとGainを320にまで上げたのが原因なのか?
確かにモニターでも境界線の暗部側には縞状ノイズが見えていたのですが、画像が結構動いていたのでスタックすれば消えるだろうとは軽く考えていたのですが・・・(;_;)
何かの設定が出来ていない位なら良いのですが、やはりゲインを下げるとか16bitファイルでないと治らないとすると想定外ということになります。
それでも治らなければ返品ですが・・・そんなことは無いと思いますがねえ、先ずは orz

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Rokinon 135mmF2.0ED UMC による星野

 10/26は小海で星野撮影をしました。
「10月の新月期は乗鞍高原で、BORG77EDII-F4.2DGに依る秋の天の川の9枚モザイクに挑戦しよう」と思っていたのですが、一人ではありませんでしたので小海に変更しました。
更にBORG鏡筒を忘れてしまったので、仕方なく持参していた135mmで・・・

カシオペヤ座_20171026
 カシオペア座
2017年10月26日20時58分~21時59分 / 150秒露出×24コマ
キャノンEOS6D(SEO-SP4,ISO1600)
Rokinon 135mm F2.0 ED UMC (絞りF2.8)
VixenGPD+SS2000PC(P-PEC)赤道儀にて自動運転
 BORGのFL330mmではクワガタ星雲付近を狙いたかったのですが、135mmでの撮影計画ファイルが無かったので、カシオペアにしました。
銀河に埋もれて微光星が多いのですが、W形を写野にすっぽり入れると目ぼしい星雲も少なくて面白みに欠ける気もしますが・・・

プレアデス付近の星雲_20171026
 プレアデス付近の星雲
2017年10月26日22時07分~24時19分 / 150秒露出×24コマ
 もう少しプレアデスを右に移動して東の暗黒帯を入れたかった?
それにしてもモクモクの表現が下手ですねえ。
これでも結構四苦八苦したんですが・・・諦めてこの程度です。

おうし座の暗黒星雲_20171026
 おうし座の暗黒星雲
2017年10月27日00時23分~01時03分 / 150秒露出×12コマ×4モザイク
 135mmレンズになってしましましたが、ダメもとで4枚のモザイクです。
モザイクは難しいのであまりやらないのですが、一応挑戦ということで。
なんだか横画面画像4枚モザイクだってことが直ぐに判るような・・・繋ぎ部分が明るくなっているのかな。
各コマとも東側が光害を受けていますのでそのままPS-Photomergeを使うと接続部は良さそうなのですが、西端が暗く沈む感じで違和感あります。
今回のは4コマを事前に光害処理をMaxImDLのAutoRemoveGragientで処理すると、各コマはそれらしくフラットになるのですが、結果はこの通りです。
色も星間雲に緑が入った感じっておかしいでしょうか。
ここを結構ニュートラルした画像を見かけますが・・・無理やりやれば緑も落とせるのですが、系外銀河のリムも多少緑が残った方が自然かなとも思うのは私だけ?

久々の小海

 今日は日曜日ですが台風22号の接近で雨降りです。
先週の日曜日も台風21号の直撃でやはり雨降りでしたが、その合間を狙って10/25~27はYさんと星見に出かけました。

朝霧高原_20171026
 EOS6D-SEO-SP4+EF8-15mmF4L FishEye USM(8mm/F4)/ISO6400/30秒/固定
10/25は前日からの雨が夜まで残るようでしたので、舗装された場所での観測を最優先して近場の朝霧高原にしました。
21時には晴れましたが風が強めでした。
透明度もそこそこで露の心配はありませんでしたが、朝まで風が治まらなかったので、作業は撮影というよりもMaxImDLの練習です・・・というつもりだったのですが、持参した望遠鏡(SynScan)とPCを接続するシリアル変換用のUSBケーブルが使えませんでした。
Windows7時代に購入したELECOMのUC-SGTという製品でしたが、SynScanのファームウェアやモータウェアの更新に使ったのですが、Windows10になってからも使えると思っていたのですが、現実は対応するドライバが無く使えなくなっていたようでした。
同行したYさんはその辺が詳しかったので直ぐに調べてくださり、ついでに持参されていたケーブルを貸していただきました。
 やっとPCと望遠鏡が接続できて、事前に単独で行ってあったアライメントまでの行った望遠鏡側のデータをMaxImDL側に取り込むことができました。
カタログからの天体導入やカメラコントロール、オートガイダも無事に制御できることまでは解ったのですが、望遠鏡制御の詳細な使い方がこの晩だけでは理解することができませんでした。
英文マニュアルですから、もう一度自宅でじっくり理解してから出かけないと手も足も出ません・・・知り合いにMaxImDLマスターがいらっしゃれば話は早いのですが。(;_;)

朝霧での初カノープス_20171026
 EOS6D-SEO-SP4+Rokinon135mmF2.0ED UMC(Stop2.8)/ISO100/5分/固定
夜半も過ぎた朝霧で、今期の初カノープスです。
風もあってシンチレーションが大きくて、135mmでもガタガタした線状に写っています。

富士山初冠雪_20171026
 夜が明けると白く冠雪した富士山が見れました。
初冠雪は10/23だったらしいですが、北側斜面は5合目くらいまで白くなっていました。

観測後バッテリーのソーラー充電_20171026
 前夜は望遠鏡テストということで冷却カメラもヒーターも使わなかったのであまりバッテリーの消費はありませんでしたが、朝から上天気なのでソーラーパネルを広げて充電します。
8時ではまだ太陽高度が低いのですが、この段階でも既に13.5V1A以上の発電が出来ています。
 この後、充電をしながら国道139号を北上して小海町へ向かいます。
尚、途中の甲府市内でWindows10に対応したBUFFALOのUSBシリアルケーブルも調達しました。

八ヶ岳冠雪_20171026
 13時過ぎに小海町の八峰の湯に到着しました。
抜けるような青空の下、八ヶ岳も冠雪し周りの木々も色づいています。
風も無く、今夜は絶好のイメージを保証してくれるような気がしてきます。
ひと風呂浴びてから今夜の成功を祈ってノンアルで乾杯、昼食、仮眠をとってから16時頃には観測地に到着しました。

沈む夏の大三角in小海_20171026
 EOS6D-SEO-SP4+RokinonSP14mmF2.4(Stop2.4)/ISO3200/30秒/固定
 既に月は沈んだはずですが、何となく西空が明るいですね?
西側にある麦草峠(2127m)は既に雪で通行止めになったようですが、その向こうの茅野、諏訪、岡谷の町明かりでしょうか。

秋空の天の川in小海_20171026
 北側はあまり光害の影響もなく、秋の天の川がクッキリ見えています。
今晩は秋の天の川をモザイク撮影する予定でしたが、予定のレンズ(BORG77EDII-F4.2DG)を忘れてしまって・・・残念!
「ハート&ソウル&hχ&Sh2-202&Sh2-202」の撮影計画は整っていたのですが・・・仕方なく135mmで他の星域を撮影しました。

登る冬の星座in小海_20171026
 東の空には冬の星座が昇ってきました。
東南東方向は首都圏の明かりが強くて、この時期の朝方に見られる黄道光と重なってしまします。

 この晩は予想通り素晴らしい透明度とイメージでした。
ガイドエラーの赤経・赤緯のトータルエラーは1.0arcsec以下のことが多く、一時は0.6arcsecまで下がる時もありました。
お陰で何時もはイメージが悪くて見えてこないベーカーシュミットカメラの僅かなアス発生が明確にチェックできました。(ちょっとズレるだけで画面四隅の星像の形が崩れます)
 この晩はテストを止めて撮影中心ということで、MaxImDLは冷却カメラのコントロールだけ、望遠鏡制御はSynScanのハンドセットで、オートガイドはPHD2という慣れた観測体制に戻しました。
また、フォーカス調整、対象導入確認はFireCaptureV2.6で行いました。
MaxImDLのマニュアルを見る限りフォーカス調整もできそうかなと思っていたのですが、実際に比較してみると使いやすさはFireCaptureの圧勝でした。
やはりビデオモードでの映像を見ながらの調整が便利で止められません。
光軸のズレなんかも目視では判らないようなレベルまで拡大表示できますから、光軸調整ツールとしてのFireCaptureも大変有用なことを再認識しました。
 持参したDCクランプメーターで観測時の消費電流を計りました。
この晩も乾燥していましたのでヒーターを使いませんでしたが、望遠鏡(恒星時運転)、鏡筒冷却ファン、ノートPC、冷却カメラ(Power25%)だけで常に3.0~3.3Aでした。
これでヒーターを使えば4A位になり、冷却カメラ設定温度をPower75%まで上げれば5Aに達し、更に望遠鏡両軸導入動作時は7Aに達するらしいことが解りました。
5Aを常時流すと仮定すると10時間で50Ahですから、使用している115Ahディープサイクルバッテリーで何とか一晩は持ちそうな気もします。
これを冬場に100Wソーラーパネル充電だけで補うのはちょっと難しそうです。
今頃は観測時間に反比例して日照時間が短くなり、更に太陽高度も低くなりますので、車の屋根に貼り付けたパネルだけでは不十分です。
2連泊くらいなら何とかなりそうですが、それ以上の場合はやはり折り畳み式のパネルでしっかり太陽に向けてあげないと充電が進まないでしょうね・・・3連泊以上もできる体力があればの話ですが。

 2晩に渡る観測行は10/27の2時頃、まだオリオンが南中する前に予期せぬ八ヶ岳からの雲々攻撃で終焉を迎えました。orz
目に見える成果が少なかったような気もしますが、これ以前には2連敗していますし、解かったことも多かったのでまずまずでした。
僅かな成果は追ってご報告します。

プライム会員、プレミアム会員

 最近、知らないうちにAmazonのプライム会員になっていることが分かって、ビックリ。
いつの間にか誘導されていたのか、それともボケが始まったのか?
会員特典としてはショッピングの送料やビデオ(映画、TV番組)見放題、音楽聴き放題などがありますが、私には年間¥3900も払ってまで得たい特典ではありませんので、直ぐに解除手続きをしました。
もう年会費を払ってしまっていたので、来年の8月末までは会員です。

アマゾンプライム会員特典_20171022
 うーん、せっせと映画を見ないと元が取れません。
先ずはスタートレックからかな・・・気がついたら会員更新してたりして、コワ!

 ヤフオクは時々利用しています。
出品することもあるのですが、その多くはオークション形式です。
ヤフオクを始めたのは15年前頃でしたが、そのころ出品者が払う落札システム利用料は3.24%だったような。(その頃は消費税と同じだなあと思ってました)
それが、まるで消費税に連動するような形で5.40%、8.64%と上がってきました。(消費税X1.08になってます)
今年の3/16からはまた規約が変更になって、オークション形式での出品はプレミアム会員限定となったようです。

Yahoo!プレミアム会員_20171022

 Yahooが勝手に私を会員登録するはずもないのですが、記憶がありません。
何か狐につままれた気持ちで、気が付いた時には6か月も会費が引き落とされ続いていたということですね。(うまいこと、さらりっとOKしちゃうように誘導されたのではないかなあ・・・)
 こちらの会員は月額会費ですから、年会費のように来年まで待つこともなく、さっさと会員を止めた分被害は少なくなります。
現在、何点かオークション形式で出品中なので、それが終わってからにします。
これからはまとめてドカンと出品して、ネタが無くなったら会員止めます。
そしてまた出品したい物が溜まったら会員に復帰して、用が済んだら止めるという繰り返しにしようと思っています。
 なお、即決価格で出品するフリマ出品はプレミアム会員でなくとも可能ですので、販売価格がほぼ確定できる物はこちらにします。
まあ、会員でないと落札システム利用料は10%に上がってしまうのですが、大量の出品は無いので月額会費を払うよりは良いかと・・・

 だけど、ホント油断できないわ。(`o´)
そろそろボケが始まってるので余程気を付けないとお尻の毛まで抜かれまっせ。(;_;)

ArcsinhStretch(PixInsight)とColorEfexPro4(Nik Collection)

 先日からPixInsightのArcsinhStretchで梅雨入り前に撮影した星野画像を弄っています。

PI_ArcsinhStretch_20171022.jpg
 ArcsinhStretchはパラメータ二つしかありませんので操作は大変簡単です。
実際の処理ではヒストグラムを表示して確認しながら進めます。
ベース処理をしてスタック完了したオリジナル画像を直接StrechFactorとBlackPointを弄って明るさとコントラストを決めると、それに連動して彩度も変化します。

Nik_ColorEfexPro4_トーナルコントラスト_20171022
 一方、こちらはColorEfexPro4のトーナルコントラストに依る処理です。
PS-CS6へプラグインしているのでPSのフィルター内から選択して実行します。
彩度を含むコントラスト調整ツールですから、事前にオリジナル画像の明るさを調整したうえで適応します。
 以下では、オリジナル画像をトーンカーブ処理しただけの画像と、ArcsinhStretchで処理した画像、トーンカーブ処理後にトーナルコントラスト処理をした画像を順番に見てゆきます。

いて座の天の川_HT_20171019
 先ずはトンカーブ処理のみです。
カメラはEOS6D-SEO-SP4なので、赤い星雲もそこそこ写っています。
私の趣味としては、これではチョット彩度が足りないと思いますが、この程度でとどめた画像の方が国内では一般受けが良いような気がしています。
やはり日本人ですから、干潟星雲が桜色くらいが好ましく見えるようです。

いて座の天の川_AS_20171019
 こちらはオリジナル画像をArcsinhStretchで処理したものです。
彩度の調整はできませんので、明るさとコントラストを決めると自動的にこの色合いになります。
干潟星雲がゴーギャンのこよなく愛した南の島タヒチに咲くハイビスカスのように見えます。

いて座の天の川_Nic_20171019
 これはトーナルコントラスト処理をした画像です。
前の画像と同じような彩度に仕上げましたが、トーナルコントラストではハイライト、中間調、シャドウでコントラスト量の調整が出来たり、コントラストタイプに種類があったりで、非常に小技が効きます。
こちらは天の川の中に見える暗黒帯を強調しました。

 ArcsinhStretchは便利ですが、これだけでトーナルコントラストと同等な機能を満たせるわけではありません。
勿論、PIにはそれを補完するプロセスやスクリプトが多くあると思いますが、それでもGoogleから無料で提供されているNik Collectionが如何に高機能であるか逆に教えられてしまった感じです。
(ArcsinhStretchをちょっと弄って「こちらの方が良さそう」と書いた以前のコメントは撤回します)
私はNik CollectionをPSにプラグインして使っていますが、カメラに添付される無料ソフトを利用してスタンドアロンで利用する方法もあるようですから、PSが無ければ使えないわけではないようです。

 それにしても最後に提示しました画像は如何にもアメリカ親父風で、現在の国内のフォトコンではまず受け入れられないでしょうねえ。
大体、肉眼ではどれもこれもただ何となく白っぽくボヤーッと見えるだけの天体なんですから、天体改造したDSLR画像のトーンを調整しただけで、色彩強調などしなくてもドギツイことに変わりはなく、どちらも50歩、100歩だと思いますが・・・歴史の浅いアメリカでは、コマーシャリズムと分かりやすい原色使いが高級=派手という認識が定着しているのか、クリスチャン・ラッセンなんかの絵が好まれるのですが・・・私はせっせと彩度を上げて安物を作り上げているように見られているのね。・・・orz

台風21号接近と気象予報

 今日10月22日は超大型台風21号接近の中で第48回衆院選の投開票が行われるとのことで、天も地も騒がしいことです。
私は台風一過のお天気が気になって、朝から気象予報に一喜一憂しています。
比較するのは何時も見ながら「当たらんなあ!」と思い続けているGPV/JMA(気象庁)、それとWindyで見られるGFS/NOAA(米海洋大気局)とECMWF(欧州中期予報センター)です。

台風21号風_20171023-06JST_GPVmodel
 これは10/22-07h現在のGPV予報(10/23の06h)の風の流れです。(台風の中心を見てください)
台風は浜名湖付近に上陸しています。

台風21号風_20171023-06JST_GFSmodel
 これはGFSの同時刻予報です。
台風は既に上陸して猪苗代湖付近まで進んでいます。

台風21号風_20171023-06JST_ECMWFmodel
 これはECMWFの同時刻予報です。
台風は上陸せず、伊豆半島の東、相模湾にいます。

 どれも違っていますね。
これを微妙とみるか結構な違いと見るかは人それぞれですが、まあ予報モデルが違えばこのくらいは当たり前ということですね。
 次に、台風一過の10/23-15hのお天気予報を見ます。
場所にもよりますが、長野地方はどの予報も可能性が低そうでしたので、ここでは富士山周辺と伊豆半島に注目してみます。

雲予報GPV_20171023-15JST
 先ずはGPVです。

雲予報GFS_20171023-15JST
 これはGFSです。

雲予報ECMWF_20171023-15JST
 これはECMWFです。
どうもGFSだけが雲の広がりが大きくて、GPVとECMWFは似たような感じですね。
 愈々、10/23~24に星空は見られるのか。

雲予報GPV_20171024-00JST
 先ずはGPVです。

雲予報AstroGPV_20171024-00JST
 ついでにAstroGPVです。
朝霧アリーナで見ると、薄明終了から夜半までは快星の予報で、以降は薄雲が広がる感じでしょうか。

雲予報GFS_20171024-00JST
 これはGFSです。
前後の時間帯も見ましたが、富士山周辺は一晩中曇られそうな予報です。
伊豆半島はGPVと同じで、夜半までは何とか星が見られそうですがそれ以降は雲が増えてくるようです。
3予報の中では最悪です。

雲予報ECMWF_20171024-00JST
 これはECMWFです。
富士山周辺も伊豆半島も一晩中快星の予報です。(05hには雲が一気に広がる)
3予報の中では最良です。

 どうでしょうか。
GPVとECMWFはまあまあ期待できますが、GFSでは曇りですね。
どちらを信用するかで出かけるかどうかの結論が変わってきます。
明日の午前中まで待って、現在の予報と変わっていないモデルの予報を信用してそれに従います・・・か。
結論、今まで見てきたGPVが他予報に比べてどれだけ信用できるかチェックすること。
(結果によってはGPVを捨てるぞーっ)

PCの清掃

 1年5か月ぶりに自宅のデスクトップPCの清掃をしました。
8年前にWindows7マシンとして購入して、昨年の6月にWindows10にアップグレードました。
その際にPCの内部清掃をしたのですが、購入してから7年間全く蓋を開けなかったので凄い状態でした。
去年の掃除

 その時は年に一度は清掃しなければ・・・と心に誓ったはずなのに、忘れていました。
私は電気にあまり強くないので、この手の作業はあまり好きではありません。(できれば見なかったことにしたい)

PC清掃_20171019-1
 昨年のように酷い状態ではありませんが、CPUの冷却ファンやヒートシンクにもそれなりにホコリが溜まっています。

PC清掃_20171019-2
 換気ファンもそれなりに・・・

PC清掃_20171019-3
 CPUヘッドの放熱グリスを補充します。

PC清掃_20171019-4
 ヒートシンク側も。

PC清掃_20171019-5
 清掃が終わって問題なく起動できました。(当たり前ですが、ホッとします)

 それにしても本体の向こうに見えるモニターの色が赤っぽいですね。
EIZOモニタのColorNavigatorでの調整は写真用にしてあり室内照明は普通型(昼光色)なので色温度が5000Kになっているのでこんなんですが・・・
出力プリントとモニタを比較すると合っているので問題ないのでしょうが、Web用にセットされているノートPCなどと比べたり、こうやって写真を撮るとホント違和感あるわ。

PixInsight 1.8.5 について

PixInsight185_20171018.jpg
 最近は月面の画像復元にしか使わなかったPixInsightですが、暫く前にVersion 1.8.5がリリースされたという案内メールが来ていました。
通常のアップデートはPIを起動したときに案内のウィンドウが出てくるので、誘導されるまま全てを受け入れていました。
しかし、何時まで経っても私のバージョンは1.8.4のままだったので、時々星見でお会いするPIマスターの蒼月城さんに入手方法を教えていただきました。
お陰様で無事にバージョンアップできました。
 PI1.8.5に「ArcsinhStretch」という面白そうなプロセスが追加されていましたので、蒼月城さんの解説記事を見ながら試してみました。

ArcsinhStrech-1_20171018.jpg
 梅雨入り前に撮影した星野写真を「ArcsinhStretch」で弄ってみました。

ArcsinhStrech-2_20171018.jpg
 「ArcsinhStretch」と「HistogramTransformation」を開き、リアルタイムビューを見ながらパラメータを弄ってみると、明るさとコントラストに連動して彩度も変化します。
詳しくは「蒼月城 - Google+.」でチェックしてください。(ホントに詳しいです!)
 これまで最後の仕上げにはNic-Collection_ColorEfexPro4のトーナルコントラストを使うことがありましたが、どうもこちらの方が良さそうです。
蒼月城さんは、その他にもノイズ処理やフリンジ除去など私が苦手とするような処理について詳しい解説を書かれています。
これからはPIの使い方もボチボチと勉強せねば・・・

MaxIm DL Pro 6 の活用

 久々にMaxImDLのアップデートを行いました。

MaxImDL Pro 6 アップデート_20171017
 CyanogenImagingのMaxImDLには5種類ものグレードがあって、私が使っているのはProです。
最上位のProSuiteはプロ観測所向けのグレードで、据付型の望遠鏡の導入精度を飛躍的に向上させる別売りのMAXPOINTという望遠鏡解析ソフトを含んでいます。
私の場合は観測所を持っていないので、それよりも一段グレードの低いバージョンです。
本当はカメラがDSLRだけでしたらその下のグレードで良いのですが。
既にMDLを使っておられる方はご存知と思いますが、このPro版ではちょっとした観測所に設備される天体観測機器の殆どをコントロールできます。
それは望遠鏡、カメラ、オートガイダー、フォーカサー、AOにとどまらず、ドームからウェザーステーションまで様々です。
また制御に関する情報やインターフェイスも完備されていて、それはもう至れり尽くせりという感じです。
その上、オマケにしては立派な画像処理機能一式が含まれるわけですから、PC画面に色々なソフトを沢山広げてゴチョゴチョやらずに、スッキリできそうです。
最近のビジュアル的なプラネタリウムソフトに望遠鏡制御機能の付いたものに比べると、ユーザーインターフェイスは比較的簡素な感じもしますが、どちらかというとプロ好みのする作りです。

 それではこれまで、MDLを何に使っていたかというと、ほとんどが画像処理の補助ツールに甘んじていました。
持っている機能の5%程度しか使っていなかったというのが本音です。
何時かは使おうと思っていたのですが、流石に700ページにも及ぶ英語マニュアルの内容を頭に入れる能力と時間が無くて、結局ツマミ食い状態でした。
ここへきて勤めもリタイヤして時間もできるようになってきたので、MDLの機能を使いこなせるように練習を開始しました。
「なーんだ、ボケ防止か」と言わないでください。(;_;)

MDL_DSLR_20171017.jpg
 先ずはDSLRの撮影です。
私のEOS6D-SEO-SP4の制御は、これまでEOS Utilityを使っていました。
ファイルは専用の14bitのRAWデータで保存していましたが、これからはMDLでColorRAWの16bitにストレッチされたFITSファイルで保存します。
ダーク、フラットもMDLで撮影した16bitFITSを使います。
画像のダウンロード時間にはストレッチの変換が含まれるのか、EOS UtilityのRAW保存よりもちょっとだけ長いような気がしますが、そこはAutosaveでの連続撮影ですからあまり気にしないことにします。
それよりもモノクロ表示にしたり、部分をクロップ拡大してのフォーカス作業ができる方がEOS Utilityよりも優れています。
ライブビューも見れますが、拡大やクロップ機能がないので使いものになりません。
一番大きいのが、これまでアドビDNGコンバータ、RAP2、PS-CS6などを使ってRAW.CR→DNG→RAP2→TIFFへと変換しながら行っていたダーク、フラットなどのキャリブレーション作業を、MDLで16bitFITSファイルに統一できることでしょう。
これまで作り貯めた各光学系のフラットライブラリも作り直しになりますが・・・

MDL_冷却カメラ_ガイドカメラ_20171017
 次はASI1600MM-Cool(冷却カメラ)とオートガイダーの制御もMDLに一本化します。
ASI1600MMCはこれまで同じASIカメラシリーズのようにFireCaptureで撮影していました。
これからも他のASIカメラに依る太陽、月、惑星などの撮影はFCを使い続けますが、ASI1600MMCに依るDSOの長時間露光撮影は全てMDLにて行います。
実はFCに依るビデオ撮影は大変使いやすく、DSOにも使えるような機能も備えていました。
私も最初はDSOもFCでと思っていたのですが、実際に使ってみると次々と問題に突き当たり
作者のTorsten Edelmannさんには何度かメールを書かせてもらったのですが、結局ビデオとスチール画像の扱いの違いの溝が埋まらず、FCはビデオチャプチャ専用と考えることにしました。(逆にMDLでのビデオ撮影は考えられません)
FCのAutorunに相当するMDLのAutosaveもシンプルで、サンプルスクリプトを保存、読込ができるので使い易いです。
ダーク撮影もFrameTypeをDarkに指定しておくと「蓋を締めたか?」と訊いてくれるので安心です。
また、DSLRと同じくASI1600MMCの12bitデータも16bitにストレッチした状態で読出、書込ができます。
これまでFCで撮影すると16bitFITS保存しても中身は12bitのまま、ということが無くなるので、撮影時のGainやOffsetをあれこれ考えずに、MDLで示されるカメラの推奨値のまま使うことにできそうです。
 次にオートガイダーです。
これまではQHY5L-II-MをPHD2で制御していたのですが、これからはMDLに統一します。
パラメータがやたらと多いので、これは現場でマニュアル見ながら弄繰り回して決めるしかないのですが、PHDでも結構苦労したので時間が解決してくれるだろうと多寡を括っています。
別にカメラのケーブルが減るわけではないのですが、PC上に色々なソフトを広げる必要が無くなりますね。
 撮影カメラやオートガイドカメラのフォーカスチェック用の機能も充実していて、オートフォーカスでなくともSubframe指定でクロップした星像の3DとFWHMなどをContinuous撮影時に次々と表示してくれるので、ピークが直ぐに決まります。
その他、望遠鏡とシンクロさせてのAutosaveのSetupではMosaicCaptureやDitherもサポートしていますし、スケジュールやスクリプトの作成・保存・読込etc、もう絶対に使いそうもない機能が有り余っています。

MaxImDL Pro 6 機能_20171017
 まだ自宅でのシュミレーションの段階ですから、望遠鏡の接続が出来ていません。
接続ケーブルは望遠鏡のファームウェア更新用に準備してあるので、GPS受信や望遠鏡単体でのアライメントを完了してからPCに接続すれば、観測地情報や現在座標値などもMDLに取り込み完了できる予定です。
カメラアイコンをクリックすればカメラやオートガイダーの設定、制御ができます。
ドームアイコンをクリックすればプラネタリウムのAllSky・Zoom画面が見れますし、Catalogでは思いつく殆どの天体カタログの検索・導入が、Telescopeでは現在の座標情報や座標指定導入ができます。
その他、機器の接続予定が無いので私が使わない機能としては、Dome・Focus・Status・Weather・Webcomなどがあります。

MaxImDL-Catalogue_20171017.jpg
 これはカタログ検索ウィンドウです。
皆さんが良く使うM・NGC・ICは勿論、雲々撮影大好きな方々が良く使われるSh・vdBや聞いたことも無いものまでズラーッと出てきます。
とは言っても、やはり事前の撮影計画なしでは画角も決まりませんので、MDL任せとは行きませんが。

 MDLを最終的の何%位使えるようになるか解りませんが、接続できるのに接続していない機器の制御は含まれないので、まあ50%も使えるようになれば元は獲ったと言えると思います。
画像処理関係の機能も一式含まれていますので、アストロアーツさんのソフトを買うよりもリーズナブルである気がしますが・・・言語の問題もあって使いこなせるかに全てが掛かっています。
MaxImDL Pro 6の価格は$499です。
去年の10月に購入したので1US$=¥102位でした。\(^o^)/

ASI290がやってきた

ASI290がやってきた_20171015
 あるサイトの記事に触発されてASI290MM,MCを購入しました。

防湿庫内のZWOカメラ_20171015
 その結果、我が家の防湿庫は赤中華カメラだらけになりました。

 これまではASI174MM,MC/ASI178MM,MCを太陽系天体の撮影に使っていました。(DSOにはASI1600MM-Cool)
更にASI290MM,MCを購入したのは惑星撮影用に使っているASI178MM,MCの感度に不足を感じていたからです。
ただこのカラーカメラに使われているSONYのIMX290LQRにはちょっと疑問があって、本当に購入すべきか考えていました。
以下がZWOが示したこのチップの分光感度特性です。

ASI290MC分光感度特性_20171015
 SONYの開発説明では以下のようになっています。
「産業機器向けカメラのフルHD化を実現しつつ、さらなる低照度画質向上のため、裏面照射型構造と近赤外感度向上技術を組み合わせた新規2.9µm角単位画素を開発しました。これにより、当社従来品 (IMX236LQJ)※1から2倍以上の可視光領域感度と、3倍以上の近赤外領域感度を実現しました。また、2種類のWDR (Wide Dynamic Range) 技術も搭載し、撮像性能向上を実現しています。」
 確かにカラーカメラだというのに赤外部分まで感度が広がっています。
RプレーンだけでなくGもBもです。
それでは一体、緑色とか青色の定義って何でしょうか?
400~500nmの可視光は人間の目では青と感ずるのに、このカメラは400~1000nmまで青の表現領域が広がっています。
緑も同じことで、こうなるともう色情報の概念というのは定義できなくなってしまいますね。
近赤外感度を上げたのは監視カメラの夜間性能を高めるためなんでしょうか。
ASI290MMではIRパスフィルターを取り付けて撮影していた月面拡大写真には大変有用で大歓迎なんですが、ASI290MCは取り扱いに迷っています。
かといってUV/IRカットを入れたら何のために高感度を売りにしたカメラを購入したのか解りませんね。
でも、もしASI290MMで惑星のL画像を撮影したらやはりRGBはASI290MCということになるので、これをセットで買わないわけにはゆかないのです。
 結局は買ってしまったのですが、ポチる時には「ASI178MM,MCをお嫁に出せば大きな出費はないかな」と思っていたのですが。
よくよく考えてみると、ASI178MMはソーラーマックスII-60に依る太陽全球撮影には欠かせないし、ASI178MCはこれからやろうと思っている月面のカラー拡大撮影のために無くすわけにはいかないのに気が付きました。
つまり、またまた赤中華に追い銭を払っただけです。orz

ASI290MC_HightSpeedCheck_20171015.jpg
 買ってしまったので・・・先ずはASI290MCから動作チェックです。
解像度別最高フレームレートはUSB3.0 (12bit/10bit)で1936×1096---82.2/170fpsということになっています。
キャプチャソフトはFireCapture v2.5です。
FCでの作成ファイルは8bitのAVIかSER、または16bitのSERです。(FIT,TIFFもありますがAutoStakkert! 2.6で扱えるものにしておきます)
16bitにチェックを入れるとDebayerにチェックを入れられずにカラー表示はできなくなりますのでモノクロ画像のモニタを見ながらキャプチャします。(これでもAutoStakkert! 2.6ではスタック時にカラー画像として処理してくれますので心配いりません)
ASI290はADCが12bitですからたとえFCが16bitファイルを吐き出しても中身は12bit(4096階調)しかありません。
16bitを指定するとHightSpeedがON/OFFにかかわらず、画像取り込み速度は79FPS程度になりました。
8bitを指定した場合はDebayerにチェックを入れてカラー表示にしたままAVIファイルで取り込むと36FPSです。
同じくDebayerのチェックを外してHightSpeedがONでAVIを取り込むと130FPS。
次は上と同じ条件でSERファイルで取り込むと161FPSになりました。
ここでHightSpeedをOFFにすると81FPSという結果になりました。
 ここまでは問題無いようです。

ASI290MC_Debayer_20171015.jpg
 これはPCの上にASI290MC付属の広角レンズを取付けてかざしたときの画面です。
特にカラーバランスに違和感を感ずるような気はしませんね。
画面の縦横比が大きいので、惑星の撮影時にはほぼ正方形にクロップすることになります。
来年大接近する火星なら200FPS以上は期待できるでしょうね。

ASI178MC_Debayer_20171015.jpg
 こちらはカメラをASI178MCに換えました。
Shutter=5.000ms,Gain=200にしてASI290MCと同じです。
RGBのバランス調整が月を撮ったときのままだったので少し黄色味が勝っていますが、確かにASI290MCの方が感度が高いのが解りますね。
チップ面積が違うし画角も変わっていますから、これは直接天体で確認しないと解りませんね。
まあ、その辺は比較テストをされたベテランの報告もネットで拝見できますので、あまりおかしくなければせっせとテストすることも無いかな。(性格が出てますねえ)

8bit-16bit比較_20171015
 これはSERファイルで8bitと16bitで10秒間撮影したファイルを25%スタックした画像の比較です。
左が8bit撮影で右が16bit撮影です。(気持ち、左の方がコントラストが良いような・・・って、いい加減な感想でスミマセン)
8bitでは161FPSで1620コマ取り込んでいました。
16bitでは79FPSで790コマ取り込んでいます。
8bitファイルは10bit画像を8bitに圧縮したものですから8bit*1620コマ=12960bit/pixが全データ量だと考えます。
一方、16bitファイルは12bit画像を16bitに納めただけですから12bit*790コマ=9480bit/pixが全データ量と考えます。
同じLimit=10secで撮影した場合の比較では、SERで8bitを選択してHightSpeed/ONで撮影する方が16bitで撮影するよりも1.4倍ほど取り込みデータ量が増える気がします。・・・全くの素人考えですから自信はありませんが、今後ASI290では8bitで撮影することにします。(どちらもファイルサイズに大きな違いはありません)
ただし、Shutter=6msを超えるとFPSが下がってくるので、120FPS以下になるようなシャッターを切る場合は16bit選択もありです。
 この辺の考え方で「そりゃおかしいぞ!」という方がおられましたらご教示ください。

ASI290MM_20171015.jpg
 これはASI290MMで見た我が家のベネトンフォードB193Bです。

 ASI290MMについては既に運用する気満々なんです。
特にIRパスを付けての月面拡大写真には効果を発揮してくれると期待しています。
ですが、ASI290MCについては未だに・・・惑星のRBG撮影用には使えないかもしれないと思っています。
大体、あれだけ波長域の広がったRGBはADCを使ったときに、これまでのようにちゃんと大気分散補正ができないような。
800~1000nmで感度アップしたと言いますが、私の使っているレンズ系が近赤外まで含めた光学補正設計をしているなんて信じられませんから、光学的な分解能低下だって考えられます。
LRGB合成のためのRGBデータですからそんなに煩く考えなくても良いならいいのですがねえ。

 次の新月期も雨模様かな、歳を取ると心配が多くなって。(笑




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Author:voyager_camera
小惑星観測屋崩れの三流天体写真家です。もう新天体サーベイも位置測定もしませんので、鑑賞天体写真撮影に努めています。天文雑誌などのフォトコンには怖くて応募しませんが、このブログ以外でも写真を見ていただける機会が増えるようボチボチやってます。(大島 良明)
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