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ティコからクラビウスへ

ティコからクラビウスへ_20170217
MEADE LX200 EMC(D203mmF.L.2000mm) + VIXEN-R200SS ComaCorrector3
ASI178MM、シャッター10msec、14FPS、露光60秒
VixenGPD赤道儀にて自動運転
AutoStakkert! 2.6、PixInsight他にて画像処理

 今日は春の嵐でした。
先週撮影した月面を弄ってみました。
2/17は少しだけイメージ良かったので、ASI178MMでプチ拡大撮影です。
この前に撮影した月齢20.4のモザイクはどうしても完成できなくて・・・とうとう諦めました。orz
今週末は春の系外銀河を追っかけに出撃したいなあ。
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月齢19.4

月齢194_20170216
MEADE LX200 EMC(D203mmF.L.2000mm) + VIXEN-R200SS ComaCorrector3
ASI174MM、シャッター5msec、56FPS、露光20秒、23コマモザイク
VixenGPD赤道儀にて自動運転
AutoStakkert! 2.6、PixInsight他にて画像処理

 2/16の朝に撮影した月です。
まだまだ春のイメージではありませんが、例によって無理やり画像復元でシャープさを装っています。
次の日はもう少しイメージが良かったので、同じく月の写真を撮ったのですが・・・仕事が忙しくて処理できていません。
来週末はお休みできると良いのですが・・・どうなりますか、気になります。

M101銀河

 先週末に出かけた朝霧での結果です。
夜半過ぎから撮影したおおぐま座のM101です。

M101_LRGB_20170204.jpg
BSC21F32(D210mmF.L.675mm,自作)
ZWO ASI1600MM-Cool(-25℃)+EFW8+1.25"
SkyWatcher AZ-EQ6GT赤道儀
MiniBORG50+QHY5L-Ⅱ+PHD2 Guidingにてオートガイド
L/10分露出×8コマ
R/10分露出×4コマ
G/10分露出×4コマ
B/10分露出×4コマ
MDL6、SI7、PhotoShop CS6、PixInsight他にて画像処理
朝霧高原にて

 前回のM81&82の続きですね。
FL675mm+マイクロフォーサーズでは迫力不足ですが、まだFL2000mm砲を出せる環境ではないので我慢です。

IC443_SAO_Deconvo.jpg
 次はM101の前に撮り直したクラゲ(IC443)のSAO画像です。
1月の撮影では輝星のゴーストで汚いことになってしまったので、全く同じ機材でフレーミングを少し変えてみました。
ゴーストは軽減されましたが、完全に消すことはできませんでした。
来年はもう少し画角が広くてゴーストを発生しない光学系で取り直してみたいです。
この星雲はOIII成分が少ないので改造デジカメでは赤いばかりになりますが、ナローだとSIIとHaの混ざり合いを違うプレーンで表現できるので、グッと立体感が出てきて楽しいです。
今回の撮り直しは総露出4時間の一晩撮りですから、結構ザラザラしてます。

 もう冬の天の川も早い時間に西に傾いてしまうので、次回の出撃では長焦点砲による春の銀河に絞らなければなりません。
今朝方も自宅で満月過ぎの月面を撮影しようと試みたのですが、もう全然やる気が起こらないイメージで・・・もう少し春めいて、良いイメージの空が望まれます。

フンボルト・クレーター

 今朝(2/11)は大西洋辺りでは部分月食が見られたようですが、日本からは普通の満月を見ていました。
西日本では大雪で大変なんですが、例によって当地清水は快晴です。
天気図が等圧線の狭い冬型を示していますが、気象庁のウィンドプロファイラ(静岡)を見ると、上空も風が穏やかなようです。
暇だったので、夕方から20cmシュミカセをベランダに出して置き、夜半過ぎに月面を撮影してみることにします。
・・・やっぱり、結構ボケボケ、ユラユラです。
どうも撮影したいような景色が無いなあ・・・と思って画面を流していたのですが、西縁のペタヴィウスの辺りでおかしなクレータに目が留まりました。

Moon_Westside_20170211.jpg
 上の写真でペダヴィウスがどこにあるか判りますか?(画像は北が上です)
殆ど正面から太陽光が当たっているので判りずらいですが、中央やや左に見えています。
目が留まったのは、その右側(奥側)の縁の辺りに見えているクレーターです。

Humboldt-Crater-Closeup-20170211.jpg
 これが拡大画像です。
撮影の段階ではこのクレーターの名前も知りません。
ですが、このクレーターに当たる太陽光は観測者の背中よりもやや右より差しています。
外輪山左の内側が暗く、影のようになっているのは解せませんね。
そこで、撮影後にGoogle Moonで調べてみました。

Humboldt-Crater-by-Google-Moon.jpg
 これが解せないクレーター「Humboldt-Crater」です。
フンボルトというと、もっと北側の西縁に「フンボルト海」がありますが、あれではありません。
判りましたねえ、外輪山東の内側が海のように暗くなっていたんですねえ。
それにしてもこのフンボルト・クレーターはGoogle Moonで見ると直径200kmと阿蘇外輪山の10倍もあって、内部も結構興味深いです。
あの大きなクラヴィウス・クレーターでも直径230kmですから、こいつも結構な大物です。
大型クレーター特有の平原、海のような玄武岩部の点在、裂溝も弓状・直線状がうまく配置されていて、完全二重丸のようなインパクト・クレーターもあったりして・・・月面のことはよく解らんのですが、これで「フンボルト」には海とクレーターがあることを覚えました。(^^;

「今年最大の上弦」

富士山笠雲_20170205
 今朝、朝日が昇るころまでは晴れていましたので、早朝のウォーキングに出かけました。
富士山にかかった笠雲が朝日に照らされて赤く染まっていました。
笠雲はお天気が下る前兆です。
この写真を撮影してから1時間後には全天雲に覆われて、10時過ぎには雨も降りだしてしまいました。

 昨日は立春でしたが、朝霧から帰って「太陽・月・星のこよみ」を見ると2/4は「今年最大の上弦」と書かれていました。
本当に久しぶりですが、夕方は月面の撮影を行ってみました。
部屋の中のPCからベランダに出した望遠鏡に取り付けたカメラの映像を取り込むので、西陽が陰ったら望遠鏡と部屋の冷却を始めました。
部屋の中からとはいえ、防寒着を着込んでの撮影です。
立春でも、まだまだ春の気流というわけにはゆきません。
1階のマンション暮らしなので、上階のベランダを辛うじて躱した月はまだ建物による気流の乱れを避けきれていませんが、仕方ありません。
拡大撮影には少々つらい状況なので、カメラはASI174MMでモザイク全体撮影にしました。

上弦の月_20170204
「2017今年最大の上弦」
MEADE LX200 EMC(D203mmF.L.2000mm) + VIXEN-R200SS ComaCorrector3 + ASI174MM(モノクロC-MOSカメラ)
Shutter=1.0ms、Gain=200、 Gamma=100、Duration=20s、FPS (avg.)=80、23コマモザイク
VixenGPD赤道儀にて自動運転
AutoStakkert! 2.6、PixInsight、PhotoShop CS6他にて画像処理

立春の星空

 今日は立春、昨晩(節分)からは例によって朝霧にいました。
前回のカノープス撮影では、星の軌跡がジャギーになって汚かったので、今回はレンズの後面にLEEのNo.2フィルターシートを貼り付けてみました。

沈む冬の星座1_20170204
EOS6D-SEOSP4+TAMRON-SP15-30(15mmF3.2)、ISO6400、固定30秒
 カノープスが見える間は月があったので、西空に沈む冬の星座を撮影してみました。
星が適当に滲んで、柔らかい感じになりました。

沈む冬の星座2_20170204
EOS6D-SEOSP4+TAMRON-SP15-30(15mmF3.2)、ISO400、固定10分
 こちらは10分露出で日周運動を写しました。
ISO感度を400に落としていますので、バックグランドが滑らかでジャギーも発生していません。
以前LEEフィルターはNo.1~5のセット販売品を購入したのですが、No.2ばかりが残りが少なくなってしまいました。
No.2だけ単品購入すればよかったです。(その時は最適Noが解らなかったので)
使う前にフィルターをマジマジ眺めて、少し厚手の透明フィルムに透明ラッカーをシュッとやればできそうで、何でお金を出してまで購入したのか・・・結構お高いのですが、買った自分が情けない感じもする。

謎の発光点_20170204
 これは上の画像のプロキオン付近を等倍で切り出したものです。
黄色丸内はインド洋上の静止衛星(デブリの可能性あり)ですが、上の赤丸内の発光物は何でしょうかねえ。
結構の面積がありますし、色収差もバッチリ出ていますのでカメラのノイズでは無いことは理解できます。
上の赤丸発光点は直前に撮影した30秒露光の画像にも写っていますが、下の赤丸発光点は見当たりません。
上の赤丸発光点は少し長くなっていて、発光中に移動している感じがあります。
静止衛星(または静止軌道上デブリ)は軌道傾斜角が完全に0°ではないので、日周光跡とほぼ直角に長く伸びた8の字を1日に一回描くように移動するのですが、この発光点は伸びている方向は違っています。
例えば、既に運用停止した古い大型の静止軌道上デブリかなと思ったのですが・・・短時間発光するのは太陽光パドルが制御できないので回り始めたとか。
地上36000kmもの静止軌道上の天体でこんなに明るく見えているのも解せません。
2~3mの気象衛星などは地上からの観測では14~16等程度にしか見えません。
この発光点は10等より明るい感じですが、それが静止軌道上にあるなら数10mもある超巨大物体ということになりそうです。
静止軌道上へのシャトル便などありませんので、ISSのように何度も打ち上げたパートを合体した巨大ステーションなど作れませんね。
一回で静止軌道上へ打ち上げられた衛星が、超巨大パネルを軌道上で広げたのか?
そんな超巨大パドルが必要な衛星って、どんなに電力喰うのか・・・軍事運用しか考えられないど~っ。
NORADで発表される人工天体軌道要素(TLE)には、特にアメリカやその同盟国の軍事天体が記載されていない筈ですからね。
うーん・・・一枚の画像から妄想が広がりすぎました。
それにしてもなんでしょうねえ。

富士山と昇る夏の天の川_20170204
これは薄明開始から少し経った東空の絵です。
仕上げにNik CollectionのColor Efex Pro 4のトーナルコントラストでちょっと弄って色が強調されています。
富士山方向の東は東京方面の光で明るく、スカイラインの全体が緑色にカブっているのですが、薄明の影響を受けた部分が紫っぽく変色しています。
これは本田・ムルコス・パジュサコバ彗星45Pの偵察撮影です。
このころ朝霧では、ちょうど富士山頂から昇ってきます。(朝霧アリーナ南駐車場から見た富士山頂の高度は13°くらい)
富士山頂部を拡大したのが以下です。

彗星45Pは見えているか_20170204-052833JST
 矢印の先の予報位置には何も見られません。
そのすぐ右側にはPPM星表にあるV9.8等の星が写っていますので、どう見ても45Pは全光度で10等以下ですね。
アストロアーツのニュースに描かれていた図では2/3で7.0等、2/5で7.1等と書かれていますが、どうもこの予報よりも3等級以上は暗いようです。
明るいようなら来週の後半にも出かけるかな・・・と考えていましたが、出撃不要みたいです。
プロフィール

voyager_camera

Author:voyager_camera
小惑星観測屋崩れの三流天体写真家です。もう新天体サーベイも位置測定もしませんので、鑑賞天体写真撮影に努めています。天文雑誌などのフォトコンには怖くて応募しませんが、このブログ以外でも写真を見ていただける機会が増えるようボチボチやってます。(大島 良明)
mail:y-osima@r.sannet.ne.jp

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