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COMET 45P/HONDA-MRKOS-PAJDUSAKOVA

45P_20161229.jpg
2016年12月29日JST18h07m~
BORG77EDF4.3DG+LPS-P2+EOS6D-SEOSP4
1分露出X22枚核合成

 また朝霧へ行ってきました。
南西の夕空に見えていた本田・ムルコス・パジュサコバ周期彗星です。
細い尾が4度ほど伸びています。
肉眼では見えませんが、40X8双眼鏡でコマ・核の存在は確認できました。
彗星の撮影は1月に野辺山で撮影したC/2013US10カタリナ彗星以来です。
天文薄明終了時の地平高度は10度です。
低空の撮影で公害カット用のLPS-P2フィルターを使ったためか、フラットが決まらずに尾を炙り出すキツイ処理ができませんでした。
直ぐ南側に同じようなモーションで54P彗星がいるはずですが・・・予報光度が18等級では写りません。

朝霧アリーナ_20161229
 この日は既に仕事納めを終えた皆さんが集まっていました。
多分、天城高原の強風も予想されたこともあってこのように沢山の方が集まったのでしょう。
朝方4時の気温が-2℃で、久々に平年並みになりました。
今年の撮り納めの方が多いのでしょうね。

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馬頭星雲

IC434_馬頭星雲_LRGB_20161223
馬頭星雲(IC434)
BSC21F32(D210mmF.L.675mm,自作)
ZWO ASI1600MM-Cool(-25℃)+EFW8+1.25"
SkyWatcher AZ-EQ6GT赤道儀
MiniBORG50+QHY5L-Ⅱ+PHD2 Guidingにてオートガイド
L:5minx4
R:5minx4
G:5minx4
B:5minx4
Ha-7nm:10minx9
LRGB合成:L=L+Ha/R=R+Ha
撮影:FireCapture2.5.10
画像処理:MaxIm DL-V6/SI7/PixInsight/PhotoShop CS6

 昨晩で連続5回目の金曜朝霧アリーナ出撃です。
ここのところ金曜日だけは一晩中快晴だったということになります。
満月のころはお仲間がいませんでしたが、昨晩は他に3名の方が来られていました。
 以前にASI1600MMでHaで撮った馬頭星雲ですが、RGBを追加してと思ったのですが、ナローフィルターも一新してしまったので全て撮り直しました。
一昨日からの風がまだ少し残っていて、相変わらず星像がピシッとしませんが・・・
Ha像ではあまり感じませんでしたが、ゴーストとスパイダーの光条が全面を覆ってしまって、ちょっとです。
やはりベーカーはミルクポッドのように画面付近に輝星がいない領域が気分良く撮れますね。

朝霧アリーナ_20161223
 朝霧は空が明るいですが、すぐ隣で富士山が見守っていてくれるようで心も広々となるような気がします。
それにしても今年は暖かいですね、この朝も4時で0℃でした。
この分ですと次の金曜日も晴れそうです。

Sh2-240(Simeis 147)

Sh2-240_SAO_20161221.jpg
Sh2-240(Simeis147超新星残骸)/SAO
2016年12月17日20時51分~28時39分
2016年12月20日20時11分~27時48分
Sigma APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM
ZWO ASI1600MM-Cool(-25℃)+EFW8+1.25"
SkyWatcher AZ-EQ6GT赤道儀
MiniBORG50+QHY5L-Ⅱ+PHD2 Guidingにてオートガイド
SII-7nm/10minx24
Ha-7nm/10minx24
OIII-7nm/10minx12
FireCapture2.5.09,MaxIm DL-V6,SI7,PhotoShop CS6他にて画像処理

 ここのところ月があるのに朝霧へ出かけています。
先週の金曜日は4週連続の朝霧でしたが、狙った獲物は月からの離隔が35度ほどしかありません。
ASI1600MM-Coolのフィルターとホイールを一新し、ナローバンドは7nmとやや狭くなったのですが、それでも満月直後の月との離隔が35度では、むやみやたらにバックグランドが持ち上がって・・・結局、金曜日の晩に撮影した画像は没にしました。
翌日の土曜日もお天気が良かったので連日の出撃で再チャレンジし、一度は作品に仕掛けたのですが。
更に火曜日の晩に急遽出撃して追加画像を撮ってきました。
全ての画像の中で月明の影響を受けていないのは1/4ほどです。
ナローバンド撮影とはいえ、安価なフィルターでは限界がありますね。(月夜の暇つぶしと思えば納得です)

Sh2-240_ASO_20161221.jpg
 こちらがASO版です。
OIIIでは南西のフィラメントが僅かに写りますが、主に中央やや東側が明るくなるようなのですが、単にフラットの問題なのかもです。
Sigma の180mmマクロをASI1600MMで初めて使ったので、OIII用のフラットだけがおかしいのかもしれません。
それと、何故かOIIIを撮影すると星が流れるという、奇妙なアクシデントに見舞われ、O画像が少ない状態です。
オートガイダーのグラフでは全く問題なく追いかけているのですが、フィルターが変わると流れる・・・中にちゃんと丸い星像のコマもあるから益々不思議でしたが。
 それにしても、βTauを外してもう少し画面を北東に向けた方が良かったみたいですね。

月光下の朝霧アリーナ駐車場_20161217
 こんな感じで、撮影中は車の中で寝ているだけで、FireCapture2.5.09のAutoRunでSAOを10分x6コマづつ、1セット3時間で撮影します。
といっても、画像のRead+DownLoad時間がやたらと長く、10分露出の場合で50秒弱もかかります。
カメラの最大解像度時の取り込みは12bitで14.7fpsということになっていますが、FITSに吐き出す場合は別の話なのか困惑しています。
冷却カメラ初心者としましては他の方の情報がないので何とも判断できず、USB3.0やPCのパフォーマンスチェックなどしていますがこれといった原因を掴めていません。
更にはFireCaptureの問題かなと思ってMaxImDL-V6で室内テストを行ったら10分露出のファイル作成に67秒も掛かってしまい、益々混乱。
大体、10秒露出でも600秒露出でも同じサイズのファイルを吐き出すのに、何故露出時間が増えるとダウンロード時間が伸びるのか・・・私の知見では理解不能です。(ダメですねえ)
まあ、車の中で寝ている時間が少し長くなるだけなので・・・目くじら立てるほどのことではないのかも?

ZWO_FEW8.jpg
 これは更新したZWOの電動ホイールとLRGBとSAOのフィルターです。
これまではLRGBとSAOの基板厚が違っていたので、別々の電動ホイールに入れてカメラを取り換えながら撮影していたのですが、これで全てセットアップを変えずに撮影できます。
アストロ丼のφ50mm-3nmが1枚でも充分お釣りがくる程度の格安セットですが、SAOのナローバンド幅も僅かに狭くなってビギナーの私としては満足。
円安が進んでいるので、今が買い時と思ったのですが・・・ドルが高くなったので、中国製品をドル建てで仕入れていたら儲かるのは中国企業(ZWO)ばかりかな?

 この週末も晴れそうです。
昨日までは比較的暖かくて、月はあるもののイメージは比較的よかったのですが、週末は冬型になってイメージが悪くなりそうです。
ベーカーシュミットでの撮り残しがあるので、年末にかけてはあまり荒れて欲しくはないのです・・・どうなりますか。

Sh2-308 ミルクポッド

朝霧高原から見た富士山_20161209
 また金曜日の晩に朝霧へ出かけました。
これで3週連続です。
月も明るいので、流石に私一人だろうと思っていたのですが、私より遅れて一名の方が来られました。
お話を伺うと天城へ行かれたようですが突風で朝霧へ避難されてきたとか、その上先週もここで撮影されていたとか・・・

Sh2-240_OSAO.jpg
 Sh2-308
BSC21F32(D210mmF.L.675mm,自作)
ZWO ASI1600MM-Cool(-25℃,Gain200,Gamma50,Offset10)+EFWmini+1.25"SII,Ha,OIII-10nm
L=OIII,SII=10minX4,Ha=10minX4,OIII=10minX7
SkyWatcher AZ-EQ6GT赤道儀
MiniBORG50+QHY5L-Ⅱ+PHD Guidingにてオートガイド

 ご一緒された方と撮影対象が完全にカブっていました。
大体こんな難物を、まだちゃんとナローバンド画像の処理もできない私が撮影してどうするのでしょうか・・・って、ダメ元!
案の定、撮影から問題だらけです。
南中高度が31度位しかないのですが、大変淡いので何時間もの総露出を要求されます。
一晩では、頑張っても子午線通過前1.5時間から開始して計3時間がやっとでしょうか。
この晩はあまりイメージが良くなかったのに加えて低空ということもあって、南中時でのガイドのトータルRMSエラーは2秒角ほどもありました。(ベーカーカメラを使うには悪いですね)
SII→Ha→OIIIの順番で撮影して行ったので、OIIIの途中からガイドのRMSエラーがどんどん大きくなってきて、ヤケクソで続けた薄明直前では4秒角を超えていました。(高度は11度ですからアタリマエか)
結局、途中で薄雲の通過もあったりして、使える画像は僅かでした。
何日か通って画像を撮り貯めてから処理をと考えていたのですが、このような冬空になってしまってからベーカーシュミットで低空の対象を狙うのは時間の無駄と判断して、今回のみで終了することにします。
来週からはもっと焦点距離の短いカメラレンズで狙うことにしましょう。
 ということで、一晩で撮影した画像だけのダメ元処理です。
まだまだ冷却C-MOSカメラに慣れていないので、減算したダーク画像のオフセット値が違っていたり、OIII画像のフラットがうまく当たらなかったり四苦八苦の連続です。(・・・正方形に切っちゃいましたorz)
最も星雲の描写が濃いOIIIの星像が大きいし、低空での撮影の影響か部分的に星がズレてSAOやAOSなどをやってみましたが汚くて絵になってくれません。
結局星像は大きくても星雲の濃度の高いOIIIをL画像として、SAOをRGBとした絵を弄って仕上げたのが上のものです。
何時もま赤っかの画像を量産していて食傷気味だったのですが、赤味が無いとそれはそれでちょっと寂しい。
 星雲はSIIでは殆ど写らず、Haでは北西が半円弧状に写ります。
OIIIでは円盤中央でも輝度を感じますが、総露出が150分ではこのくらいがやっとです。
薄雲の通過のあった星像にはリングが発生していますが、兎に角使える画像が少ないので・・・見なかったことにして。^^;

朝霧高原の夜_20161209
 撮影も後半になると、冬の星座たちが次々と西の山の端に沈んでゆきます。
あ~あっ、ここのところ「これは!」という作品ができません。
今回の年末年始休暇は新月期ですので、大掃除や挨拶回りなどは最小限にとどめて頑張らないとすぐに春が来てしまします。
皆様も、気合い入れて風邪など引かぬように ・・・・・・ voyager_camera




馬頭星雲

IC434_20161203.jpg
 IC434(馬頭星雲)
露出(10分x13)
BSC21F32(D210mmF.L.675mm,自作)
ZWO ASI1600MM-Cool(-25℃,Gain200,Gamma50,Offset10)+EFWmini+1.25"Ha-10nm
SkyWatcher AZ-EQ6GT赤道儀
MiniBORG50+QHY5L-Ⅱ+PHD Guidingにてオートガイド

 金曜日に撮影した馬頭星雲のHa画像のみです。
ダークもフラット補正もしていません。
光学系がF3.2なので1.25"のフィルターでは四隅の光量が不足しています。
撮影時のトタールRMSガイドエラーは1.0~1.5arcsecでした。
カメラのピクセルピッチが3.8μmですので、冬の空ではこのくらいの焦点距離の光学系がやっと使える程度でしょうか。
 RGB画像が撮影できなかったFireCaptureについては室内で模擬撮影を行いましたが状況は同じく、ディスプレイ用のデータ取得とキャプチャーデータと重複していて、キャプチャー開始時にデータをフラッシュしないで蓄積を継続することに問題があるようです。
特に最初の1枚が露出設定時に始まっているモニター用データ蓄積画像を使ってしまうので、露出設定後からキャプチャー直前にガイド星のキャリブレーションを行ったりすると、星が南北に動いた軌跡がそのまま最初のファイルに書き込まれてしまします。
ですから連続撮影の時は最初の1コマが没になる場合があるのですが、2枚以降は何とか使えるのです。
問題はそれだけではなく、1フレーム撮影では露出終了時刻になってもレコード作業が終了せずに延々とファイルを吐き出さずにいることも発生します。
状況は解りましたがあまりカメラのソフトウェアには詳しくないので、兎に角FireCaputureの作者、トーステンさんにはメールを書いてみました。
このソフトにはマニュアルが無くてチュートリアルだけで使い方をマスターするしかないのですが、英語で説明されても私には十分理解できないのが実情です。
それでもソフトそのものはとても素敵で大好きなので、できれば他に乗り換えたくないというのが本音です。
暫くは問題が起きないような逃げ道はないか探ってみます。

久々のすばる

M45_20161202-2.jpg
M45(プレアデス星団)
露出(10分x6)
BSC21F32(D210mmF.L.675mm,自作)+EOS6D-SEO-SP4
SkyWatcher AZ-6EQGT赤道儀
MiniBORG50+QHY5L-Ⅱ+PHD Guidingにてオートガイド

 先週に続いて、今週も金曜日の晩に朝霧高原へ出かけました。
19時前に到着したのですが空の半分くらいを雲が覆っていました。
GPVの予報通りにトイレの照明が消えた直後の22時前には快晴になりました。
この日の主目標はASI1600MM-Coolによる馬頭星雲だったのですが、その前に久しぶりに持ち出したベーカーシュミットカメラの星像を確認するためにフルサイズの6D-SEO-SP4ですばるを撮影してみました。
 ちょっとだけスケアリングミスがありますが、マイクロフォーサーズのASI1600MMなら大丈夫か・・・と、調整せずにそのまま馬頭星雲の撮影に入りましたが、やはり少し気になりました。
相変わらずスパイダーの光条が煩いです。

朝霧高原_20161203
 快晴ですが朝霧は明るいですね。
それでも雪の心配がないので年中ノーマルタイヤの私には、貴重な冬の観測場所です。
ナローバンド画像を加えて絵を作るようにしないと進化できないと思い、冷却カメラを使い始めたものの、この晩も十分な成果を得られませんでした。
馬頭星雲はHa画像をL画像としてLRGB合成しようと思って出かけて、Haまでの撮影は問題ありませんでした。
ところが残りのRGBの撮影に入ると、FireCaptureがうまくFITSファイルを吐き出してくれません。
露出が終了してもそのまま経過時刻だけが進んで行き、何時まで経っても終了できません。
その時にCaptureのシャッター速度を弄るとファイルを吐き出すのですが、それは最初の露出データではなく中途終了した分のデータでした。
一体どうなっているのか、BフィルターがダメだったのでRやGフィルターに換えても状況が改善せずに馬頭星雲は西に傾き、薄明時刻を向えてしまいました。
シャッター速度にDeepSkyモードはあるものの、やっぱりFireCaptureは惑星撮影用で、長時間露出撮影でのフィールドテストが行われないままリリースされているのでしょうか?
基本フリーソフトなのであまり作者に注文を付けるのも気が引けますので、もう少し屋内テストをしてみるか・・・別のソフトに乗り換えるか、早々に結論を出さないとこの冬の撮影計画が崩れてしまいそうです。・・・困った!

Sh2-240_20161125.jpg
 これはオマケ、先週朝霧で撮ったぎょしゃの超新星残骸Sh2-240です。
6D-SEO-SP4+Samyang135mmF2.8でノーフィルターの4時間露出です。
フラットもバッチリ決まっていますが、ギンギンやってもこの程度で、次は月のある時にでももっと長いレンズでのHa画像を撮り貯めないと作品にはなりませんです。

プロフィール

voyager_camera

Author:voyager_camera
小惑星観測屋崩れの三流天体写真家です。もう新天体サーベイも位置測定もしませんので、鑑賞天体写真撮影に努めています。天文雑誌などのフォトコンには怖くて応募しませんが、このブログ以外でも写真を見ていただける機会が増えるようボチボチやってます。(大島 良明)
mail:y-osima@r.sannet.ne.jp

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