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4/26の木星

ここのところ、本当にお天気が悪いしころころ変わるので、朝晴れていても夕方には雲が出たりして・・・
夕べも薄雲が多くて撮影できないと思っていましたが、21時を過ぎると時々子午線を過ぎた木星が見えていたので撮影しました。
透明度は期待できませんでしたが、もしかしてイメージが良いかなと期待したのですが、思ったほどでもありません。
だいたい、思いつきで急遽持ち出した鏡筒での撮影ですから、安定しているわけもありませんよね。
1画像2000コマで撮影を続けてDe-rotation合成するつもりでした。
撮影途中に雲が広がって7画像撮影したところで終了です。
何時まで経ってもパッとした画像が出来ないまま木星もシーズンが終わりますね。

Jupiter_20160426-220938_De-rotation_De-convolution.jpg
2016/04/26 22h09m28s(JST)
MEADE EMC-SC(D203mmFL2000mm)+2xBarlow+ZWO-ADC
ZWO-ASI178MC,FPS (avg.)=72,Shutter=10.0ms,Gain=400,Gamma=60
De-rotation=3min,Diameter=41.25",Frames captured=(400/2000)*7
CMI=144.9° CMII=6.1° CMIII=32.9° (during mid of capture)
Seeing=3/10,Transparency=2/5
・・・・・・North at top

 お陰でここのところCloudy Nightsで暇つぶしてます。

voyager_camera
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Sky-Watcher AZ-EQ6GT モーターファーム更新

Landscape.jpg

 先日久々に八千穂高原へ出撃して、スカイウォチャー製AZ-EQ6GT赤道儀の追尾状態に異常を感じました。
そのときもチョット調べたのですが、帰宅してからこの架台の販売店さんやら電気に詳しい天文仲間の情報を基に対策を取りました。
現象はPHD-2でオートガイド中に赤経、赤緯ともに独立して不定間隔でおきるジャンプです。
そのときのPHD-2グラフは取ってありませんが、PHDの時代から変わらぬ現象を体験していました。
その頃はPHDがおかしな動きをするのかと思っていましたが、PHD-2になっても改善の傾向が見られませんでした。
これまでも架台のバックラッシュ調整などを試みましたが、色々不正部はつぶされてきたものの、オートガイド時に発生するジャンプについては一向に改善できませんでした。
結局、架台のモーターファームに問題があるのではないかと言う最終結論に達しました。
国内のブログでもモーターファームの更新を記事にされている方もありましたが、今回はその記事に頼ってメーカー文書をちゃんと読まずに簡単にアップデート作業に入ってしまい、もともとのファームバージョンが確認できないことになってしましました。
人のブログはあくまでも参考です。
書いた人に責任はありませんので、くれぐれも自己責任でお願いします。(私の記事も間違っていても責任は取れませんが、お手数ですがご指摘ください)
そんなこんなでチョット残念なこともありましたので、自分で整理してみました。

 私の使っている架台はスカイウォチャーバージョンで2013年5月に星見屋さんから購入したもので、昨年SynScanコントローラーが動かなくなったので最新のV3.36に更新されています。
実はつい先日まで、コントローラーファーム以外にモーターファームが存在するのを知りませんでした。(例えばタカハシやビクセンの望遠鏡でモーターファームウェアをユーザーが更新するなどということがあるのでしょうか)
コントローラファームが最新版になっているのだから、SkyWatcher側に問題は無いだろうと勘違いしていました。
 国内で販売されているAZ-EQ6GTはケンコートキナーのNEWスカイエクスプローラーシリーズのもので、2013年10月に発売になっています。
実はSkyWatcherでは2013年6月20日に多機種のモーターファームを一度にアップデートしています。
AZ GOTO MOTOR CONTROLLER FIRMWARE UPDATE (V2.09)
EQ3/EQ5 MOTOR CONTROLLER FIRMWARE VERSION 2.04
EQ6 MOTOR CONTROLLER FIRMWARE VERSION 2.04
HEQ5 MOTOR CONTROLLER FIRMWARE VERSION 2.04
つまり、ケンコートキナー経由で国内販売されたAZ-EQ6GTは既に問題点を修正したモーターファームが搭載されており、私の架台は古いものだったのだろうと想像しています。

SkyWatcher_Downloads.jpg
 「想像しています」と言うのは、元々入っていたバージョンを確認しないままアップデートを行ってしまったからです。
必ずSkyWatcheが出している、以下の文書の順番どおりに作業されることをお勧めします。
尚、必要なファイルである更新用ファームウェア、ファームウェアローダー、オペレーションマニュアルは以下のサイトから予めダウンロードしておきます。
http://skywatcher.com/downloads.php?cat=3

 以下はオペレーションマニュアルです。
Operation-Manual.jpg

 この文書は今回私がアップデートしたモーターファーム用のローダーVer.1.62の場合は、3.11)の下記の文章が違っています。
"After the firmware update finishes, the application will show a green bar in the window."
これはローダーVer.1.53まではアップデートがうまく行くと"Update Complete. Turn off power."のバック部分に緑バーが出ますが、Ver.1.62では文字だけで緑バーは現れません。
 もう1点、機器の接続と電源投入が完了し、コントローラを"PC Direct Mode"に入った状態になったら、アップデート用の接続PC側でローダーを起動して、先ず画面右下の"MC Version"ボタンを押します。
アップデートを行う前に、必ず現在のバージョンを確認しましょう。

1.モーターファームアップデート時のコントローラー画面
0 Update時のハンドコントローラ画面

2.MC-Version確認
1 ローダー起動・MC-Version確認
COM-PortはAuto-dtect側にチェックを入れた状態でOKでした。
下に現在のモーターファームバージョンが表示されます。
そしてこのバージョン表示は16進数であることに注意してください。
02.0B.05(16進)→02.11.05(10進)
この写真ではモーターファームウェアバージョンが既に2.11に変わってしまっています。
私のは2.04以前だったはずですが確認できませんでした。

3.MCFimrwareの選択
2-MCFimrwareの選択
"Browse"ボタンを押して、ダウンロードしたアップデート用の”AZ-EQ6 Motor Controller V0211.MCF”を選択します。

4.Update開始
3-Update開始
窓の下のほうにアップロードされた%が表示されます。
写真は"MCU1"ですが"MCU2"もあります。

5.Update完了
4-UpdateComplete-Turn-off-power
このローダーバージョンではアップデートが完了しても緑のバーは出ません。
ここまで進んだら画面のメッセージ通り、一度望遠鏡の電源を切ります。
1分位したら再度望遠鏡の電源を入れます。
この後は"Operation Manual"には書かれていませんが以下のようになります。
再び電源を入れると、望遠鏡の赤いPwerLEDが点滅をはじめます。
これを見たとき、私は電源電圧が降下したものと勘違いして、直ぐにスイッチをOFFしてバッテリーを確認しました。
問題なかったのですが、別の電源に替えて再度電源を入れましたがまた点滅します。
諦めて暫くそのままにしておくと、とうとうPowerLEDが消灯してしまいました。
思わず「壊れた!」と焦ったのですが、電源を切ってから再投入すると何も無かったようにPowerLEDが点灯します。
どうもこれは、コントローラー側から架台側のチップにファームウェアを書き込んでいるのではないかと思います。(ハード構成を知らないのであくまでも想像です)
「そうならそうとちゃんと書いておいて頂戴よ!」って感じです。
ファームバージョンの表示にしたって、ダウンロードサイトではいずれのバージョンも10進表記しておきながら、ローダーの表示は16進と言うのは、私のようにソフトウェアの常識の無い人間にはなかなか納得できません。
お陰でアップデートが失敗しているのかと、何度作業を繰り返したことか・・・

6.アップデート後のモーターファームバージョン確認
5-再起動後のMC-Version確認
 再起動したら、もう一度モータファームウェアのバージョンを確認して作業完了です。
どうも落ち着いて考えてみると、何とかモーターファームウェアのアップデートはうまくいったようなので、次回の出撃で問題解消が確認できるかが楽しみです。

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4/16の太陽黒点

Sun_122949_160416_17_g3_ap265_Deconvo_color.jpg
太陽黒点2529群(擬似カラー)
2016年04月16日12時29分49秒/ 35FPS-500/5000コマスタック
ASI174MM(モノクロC-MOSビデオカメラ)/DaystarQuark_Hαフィルター(0.5Å)
KenkoSE120L(D120mmF.L.1000mm)
VixenGPD赤道儀にて自動運転
AutoStakkert 2、PixInsght、PhotoShop CS6他にて画像処理

 土曜日の朝は三保海岸をウォーキングしました。
5時過ぎには伊豆半島付け根辺りに太陽が昇ってきて、気になっていた肉眼黒点をシッカリ確認することが出来ました。
私は既に両目の白内障手術を行ってあり、現在の視力は1.0~1.2程度を確保出来ている筈です。
暫く太陽撮影していなかったので、昼には太陽望遠鏡を引っ張り出して、久々の撮影です。
朝は結構良かったのですが、空全体に薄雲が広がり、更に少々風が吹いています。
イメージもあまり良くないことに加えて、GPD片持ちブラブラフォーク架台に載ったケンコーの12cmアクロマート鏡筒が暴れています。
しかも・・・あれれっ、フォーカスモータが動きません。
仕方なくモータを外して手動でピント合わせをするのですが、ピニオンハンドルに触るたびに画面がワーンと動いてしまって、一体どこがベストなのかサッパリワヤヤです。
もう、大体で、やけくそで撮影開始しました。
5000コマの一回撮影で止めました。
その後フラット画像を撮影して撤収。
モータはコントロールボックスの電池切れでした。(そのときは電池交換したのですが動かなかったのでてっきり故障と思ったのですが、交換した新品のはずの電池が交換前の電池より電圧が低いと言う情けない状態でしたorz)
画面に何だか変な線が残っています。
相変わらずショーも無い画像ですが、何卒お赦しください。 m(_"_;)m

voyager_camera

月齢8.0

月齢80_Deconv
月齢8.0
2016年04月15日21時23分/ 98FPS-1000コマ×8モザイク
ASI174MM(モノクロC-MOSビデオカメラ)
MEADE-LX200EMC(D203mmF.L.2000mm) + VIXEN-R200SS ComaCorrector3
VixenGPD赤道儀にて自動運転
AutoStakkert! 2.6, PixInsight, PS-CS6 にて画像処理

 月の全体写真撮るときは、基本イメージの悪いときです。
あまり酷いときは撮りませんが、グッと良いときは拡大撮影に専念します。
4/15は帰宅後のイメージがあまり良くなかったので、久しぶりにモノクロカメラのASI174MMでの撮影です。
元画像の半分にリサイズしています。
このくらいの画像サイズでとめておくと何とか見られるのですが・・・

voyager_camera

4/16朝の惑星

 昨夕は久しぶりに月面撮影をしようと、19時過ぎに帰宅して早速望遠鏡をベランダに引っ張り出しましたが、結構良いイメージを期待していたために、だいぶガッカリの空でした。
それでも観測用ノートPCのSSDが一杯になるまで撮影してしまいました。
たった150GBくらいですが、処理用PCはUSB2.0なので転送に4時間近くかかります。
これでは木星の撮影が出来ません・・・空のイメージが悪いのでパスして朝方の火星、土星を撮影することにしました。(イメージが回復していればですが・・・)
 うーん、仮眠するつもりが、気が付くと4時です。(あっちゃ、また薄明が始まって、勿論土星まで子午線通過後でした。)

Mars_041839_160416_13_g3_ap7.jpg
 初めての火星撮影だと思います。
昨夕よりも多少イメージは良くなっていますが、初めてということもあってFrames capturedのターゲット設定を月のまま撮影したり、ADCの補正調整を忘れたり色々です。
ASI187MCでの10000コマ撮影で10%スタックですが、どうも赤ばかり強い(サチってる?)画像が変です。
2xBinningしましたが、結構明るいので次回はビニング無しで撮影したいです。
また、撮影前に赤をチョット絞っておくべきかもですね。(本当は青が足りないのですが、こちらは目一杯上がってます)

Saturn_043240_160416_14_g3_ap19.jpg
 続けて同じ条件で撮影した土星です。
こちらは3年ほど前に撮影したっきりで、初めてではありませんが久々です。
火星に比べると随分暗く、ゲインを90%位まで上げましたがシャッター速度は85msくらいです。
11FPSがやっとでしたので、15分弱かけて10000コマ撮影しました。
火星同様10%スタックです。
土星は木星同様に自転が早いので、もっと取り込み時間の短い画像を多く撮影して、それをDe-Rotation合成するのが良いとは思いますが横着しています。

 今朝目が覚める前に熊本でM7.3の大地震があったようです。
ネットのニュースタイトルに「阿蘇大橋崩落」という文字を見つけてビックリです。
先月初め、佐賀のみやき観測所を訪れた後回った高千穂高原歴史探訪の帰りにここを通過しています。
橋の上からちょうど滝が見えたのを覚えていますが、あの橋がもうなくなってしまったのですね。
まだ一連の地震が収束した感じではなく、大分方面に飛び火している感じで怖いです。
自宅も清水の海抜2m地帯ですから、大地震があれば即津波に洗われるところ、人事ではありません。

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4/10の木星

 4/10の夜は薄雲も多かったのですが、夜半過ぎには久々に大赤班が見られるので望遠鏡を引っ張り出しました。

Jupiter_220534_100416_3_g3_ap15.jpg
2016/04/10 22h05m34s(JST)
MEADE EMC-SC(D203mmFL2000mm)+GSO-2.5xBarlow+ZWO-ADC
ZWO-ASI178MC,FPS (avg.)=80,Shutter=12.30ms,Gain=480,Gamma=80
Binnigx2,Duration=61.745s,Diameter=42.84",Frames captured=5000
CMI=136.0° CMII=119.3° CMIII=141.8° (during mid of capture)
Seeing=3/10,Transparency=2/5

撮影開始時の方がイメージが良かったです。(といってもこの程度です)

Jupiter_001405_110416_14_g3_ap14.jpg
2016/04/11 00h14m05s(JST)
MEADE EMC-SC(D203mmFL2000mm)+GSO-2.5xBarlow+ZWO-ADC
ZWO-ASI178MC,FPS (avg.)=77,Shutter=12.80ms,Gain=480,Gamma=80
Binnigx2,Duration=128.653s,Diameter=42.83",Frames captured=10000
CMI=214.3° CMII=197.0° CMIII=219.5° (during mid of capture)
Seeing=2/10,Transparency=2/5

 画像は上が北です。
惑星の画像表示では望遠鏡を覗いたときのように、上を北にする場合が多いし、私も以前の木星画像をそのようにしていました。
星景写真は天頂方向を上にしますが、地上風景の入っていない星野写真や拡大画像は以前から全て上を北で撮影して、そのまま表示してきました。
最近は月面も上を北にしてきましたが、今後は惑星もそのようにしようと思っています。
私の惑星画像はどれもぼや~っとしていますから、どちらが上でもあまり関係ありませんが・・・orz

voyager_camera

4/9のリニア彗星(252P)

20160409_リニア彗星252P
リニア彗星(252P)
2016年04月09日01時48分~02時18分 / 5分露出×6コマ
キャノンEOS6D(SEO-SP4,ISO1600)
SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM(絞りF4)
VixenGPD+SS2000PCにてP-PEC自動運転
SI7、PhotoShop CS6他にて画像処理
小海町にて

 4/8(金)は1/16の野辺山以来の出撃になりました。
この期を逃すとまた次の新月期を待たなければなりませんので、お休みしての小海町遠征を実行しました。
同じことを考えていたIさんもご一緒されました。
18時前に現地到着しましたときは雲が多い空でしたが、薄明が終わるころには星が見えてきました。
お約束していたように、ここの常連さんも追って合流されました。(やはり久しぶりの遠征だったようです)
 風も弱くイメージが非常に良い晩で、RC25cmF8でよい画像が撮れそうな予感がします。
しかし、時々ガイド星がジャンプします。
以前からこんな問題がありそうな気がしていましたが、何時も風で鏡筒が震えたり、イメージがメタメタだったりで、なかなか問題点をハッキリ見ることが出来ませんでした。
今晩は風もなくイメージも良かったので、はからずも問題をハッキリ見ることが出来ました。
赤経、赤緯ともに10分に一度以上の割合で、非周期的に発生します。
PHD-2のガイド信号と星の動きを監視していると、どうもPHD-2に問題が見られません。
といっても、モータードライバにノイズが乗るようなハード構成でもなさそうです。
同行されたIさんは電気のことが詳しいので色々見ていただきましたが、どうも原因を特定できません。
春の系外銀河を撮影していましたが、ガイドの乱れで星に瘤が出来て、10分露出の半分のコマが使えない状態です。
そちらの画像処理は未だ出来ていません。
赤道儀をAZ-EQ6GTに替えて3年近くにもなろうとしているのに、今頃こんなことで悩んでいる自分が恥ずかしい!
問題を特定しようと考えますが、なかなか良い案が浮かびません。(今更赤道儀交換は辛いです)
ネットで検索しても、同機種で似たような経験をされた方が見つかりません。
一応、販売店の星見屋さんにメールを書いて何か情報がないか伺いますが、期待薄ですね。

 リニア彗星(252P)が急増光しているとは聞いていましたが、なかなか出撃できませんでしたので、やっと見ることが出来ました。
双眼鏡ではボヤッと広がっています。(肉眼では確認できません)
ホームズ彗星のように広がっていますが、写真を見ると綺麗な緑色に輝いています。(ホームズ彗星はダストだけのコマだったようで、こんな色には見えませんでした)
180mmレンズでも大きく広がっています。
核は意外とハッキリしていると思ったのですが、帰宅してから処理してみるとちょうど恒星が重なっているだけで、実は非常に淡いものでした。
尾は西(画面の右)に伸びているはずですが、チョット強めの処理をしても見ることは出来ません。
これからは太陽からも地球からも遠ざかるばかりですので、これでさようならでしょうね。

20160408_2414_小海遠征
 朝霧などに比べると久々に暗い空の下へ出かけてきたので、夜半頃全天カメラで対日照を写そうとしましたが、写ったのは薄雲ばかりでした。
実は薄雲が全天を覆っていたのでした・・・ということで、対日照なんか良く解りません。
2時以降は雲がドンドン増えてしまったので、ダーク撮影ばかりで朝を迎えました。

20160409_小海・八峰の湯から眺めた八ヶ岳
 土曜の夜は期待できそうに無かったので、一晩で引き上げることにしました。
折角お休みを取って出撃してきたのですから、Iさんとは八峰の湯に行きました。
露天風呂に入って雪の残る八ヶ岳を眺めながら、天文談義に華を咲かせました。
その後もお昼を食べたり、休憩室でごろごろしたりで楽しい時間を満喫できた小海遠征でした。
GWも小海かな・・・voyager_camera


4/9の木星

223107_090416_JUPTER.jpg
2016/04/09 22h31m07s(JST)
MEADE EMC-SC(D203mmFL2000mm)+GSO-2.5xBarlow+ZWO-ADC
ZWO-ASI178MC,FPS (avg.)=56,Shutter=17.4ms,Gain=400,Gamma=60
Binnigx2,Duration=69.810s,Diameter=42.93",Frames captured=3968
CMI=353.6° CMII=344.4° CMIII=6.7° (during mid of capture)
Seeing=3/10,Transparency=2/5

 昨晩は小海遠征から帰って疲れていたのですが、22時頃空を見ると雲の切れ間から木星が見えていましたので急遽惑星撮影望遠鏡を引っ張り出しました。
鏡筒を外気に馴染ませる暇もなく、そのまま撮影に入りました。
前の晩、海抜1600mの小海で見たときの名残か、イメージが比較的良いようです。
しかし、風が強くて鏡筒がブルブル震えて、何時まで経っても静かになりそうにありません。
仕方なくチョット風が治まった瞬間を見て撮影を開始しますが、10秒もしないうちに木星が画面内で暴れ始めます。
どうせ高分解能が期待できないのであればと、撮影はx2ビニングでキャプチャー速度を稼ぎました。
AutoStakkert! 2.6でスタックしましたが、使用画像はキャプチャーの5%に抑えています。
スタック枚数が少ないので、きつい処理をするとざらざらになってきます。

2016-04-09-1333_4_JUPTER_De-Rotetion.jpg
 そんなスタック画像を5枚ほど集めてWinJUPOS 10.2.4で合成してみました。
流石に滑らかにはなりますが東西リム付近が不自然です。
やはりもっと高解像画像でないとDe-Rotationの効果は発揮できないようです。

 また、今回は光学系のレイアウトを替えています。
x2.5Barlowレンズの後ろにウェッジプリズムを配置するように変更しました。
合成焦点距離から見たリレーレンズによる拡大率は3.5倍に伸びたようで、FireCaptureのログファイルを見ると6950mm~7150mmが書き込まれています。
この数字は、キャプチャー時のイメージが肥大すると大きくなるようですから、本当の合成焦点距離は6950mm以下と考えた方が良さそうです。
本当にイメージサイズと書き込み合成焦点距離に相関関係があるのであれば、もっとも合成焦点距離の書き込みが短い画像がもっともクオリティが高いことになりますが・・・
合成焦点距離計算のために参照した画像が、チャプチャー画像に写った木星像全コマの平均ならそうなりますが、中の一コマだけを使って算出しているのであれば当てにはなりません。
ちなみにページ先頭に掲げた木星画像はスタック処理した中でもっとも良さそうな物ですが、そのログファイルに書かれた合成焦点距離は6950mmでした。
25回画像取得して6950mmと書き込まれていたのは2回ですから・・・たまたまでしょうか?

voyager_camera

4/4の木星

Jupter_224521_050416_ASI178MC.jpg
2016/04/04 22h45m21s~(JST)
MEADE EMC-SC(D203mmFL2000mm)+ZWO-ADC+GSO-2.5xBarlow
ZWO-ASI178MC,FPS (avg.)=15,Shutter=19.90ms,Gain=341,Gamma=70
Duration=142.163s,Diameter=43.25"
CMI=90.5°CMII=111.8°CMIII=133.0° (during mid of capture)
Seeing=2/10,Transparency=3/5

 昨晩はASI178MCのテスト撮影をしました。
期待したほど空が落ち着かなかったのですが、テストなのでまあこんなものでしょうか。
ASI178MMでも撮影し、LRGB合成してみましたが、ASI178MC単独のRGB画像の方が良いようです。
とにかく満足できる画像は何時になったら撮れるのでしょうかねえ。(・・・我慢です)

voyager_camera

3/28の木星

JupterLRGB_20160328.jpg

 ここのところ、本当に晴れませんねえ。
先月からは新月期の出撃も出来ず、自宅での月・惑星の暇つぶし画像の取得も進みません。
3/28に撮影した木星の処理をしていませんでしたのでチョットやってみました。(これで処理ネタ切れになりました)
スタックした木星の画像復元をPixInsgihtで行おうとしたら起動できません。
とうとう45日の試用期間が終わったようです。
Deconvolutionが使えないと始まらないので、先ずは230ユーロを支払って、新しいIDとパスワードを発行してもらいます。
ここのところ少々円安傾向でしたから、PayPalでの支払いは¥3万を超えました。
それでも、他の画像処理ソフトのように、バージョンアップ毎にお金を請求されることも無いのでお買い得だとは思います。

 木星の画像データは以下のようなものです。
共通データ:2016/3/28 LX200-EMC 20cmSC鏡筒(FL2000mm) + ZWO ADC + GSO 2.5XBarlow 合成FL=約5000mm
L画像:23h29m44s(JST)~ ZWO ASI178MM + No25(R)Filter
RGB画像:22h58m10s(JST)~ ZWO ASI174MC + UV/IRcutFilter

 キャプチャーソフトはFireCapture v2.5 betaを使いましたが、イヤ凄いですね。
撮影対象が木星であることを指定してから撮影すると、あらゆる詳細情報が記録されます。
凄いのは木星の暦予報だけでなく、撮影された画像から算出したのでしょうか、光学系の合成焦点距離まで書き込まれています。(私は鏡筒やリレーレンズデータなどは全く入力していません)
以下がL画像取得時のログファイルです。

FireCapture v2.5 beta Settings
------------------------------------
Camera=ZWO ASI178MM
Filter=L
Profile=Jupiter
Diameter=43.79"
Magnitude=-2.44
CMI=293.8° CMII=15.9° CMIII=34.9° (during mid of capture)
FocalLength=4900mm
Resolution=0.10"
Filename=232944_280316_10.ser
Date=280316
Start=232827.821
Mid=232944.386
End=233100.951
Start(UT)=142827.821
Mid(UT)=142944.386
End(UT)=143100.951
Duration=153.130s
Date_format=ddMMyy
Time_format=HHmmss
LT=UT +9h
Frames captured=5000
File type=SER
Binning=no
ROI=884x722
ROI(Offset)=1040x576
FPS (avg.)=32
Shutter=23.30ms
Gain=380
SoftwareGain=10 (off)
HardwareBin=off
AutoExposure=off
Gamma=30
Brightness=10
AutoHisto=75 (off)
USBTraffic=60
HighSpeed=off
Histogramm(min)=0
Histogramm(max)=3849
Histogramm=93%
Noise(avg.deviation)=n/a
Limit=5000 Frames
Sensor temperature=26.5 °C

 このデータを画面のシャッターボタンを押すたびに吐き出してくれるわけですから、ホント凄いです。
でも、合成焦点距離は撮影する度に結構違う値が書き込まれるようです。(この日は4900~5550mm)
 残念ながら、画像の方は相変わらずボケボケでした。
そのボケボケを例によってPixInsightのDeconvolutionで目一杯処理しますが、まあどうにもなりません。orz
モノクロとカラーのカメラを交換しながら撮影するので面倒です。
また、隣り合わせたLとRGB画像が両方鮮明ということも無くて、今回は30分も時間の離れた画像でLRGB合成しました。
中央経度が20度近くずれているのでまともな画像にはなりませんが・・・雰囲気だけ楽しんで終わりです。
とても観測写真としては使えませんが・・・暇に任せて弄っただけです。
カラーカメラもASI178MCの方が良さそう、エレクトリックシープさんでは「在庫有り」になっています、むむむむっ。
この新月期に家でウロウロしているものだから、つい機材に目が行きます。(いけませんねえ)
どうも消費増税は見送りの線が濃くなってきましたが、この4月からは消費生活用製品が値上げラッシュですね。

voyager_camera

プロフィール

voyager_camera

Author:voyager_camera
小惑星観測屋崩れの三流天体写真家です。もう新天体サーベイも位置測定もしませんので、鑑賞天体写真撮影に努めています。天文雑誌などのフォトコンには怖くて応募しませんが、このブログ以外でも写真を見ていただける機会が増えるようボチボチやってます。(大島 良明)
mail:y-osima@r.sannet.ne.jp

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