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月齢8

月齢8_256
ImagingSource DBK41AU02AS(カラーCCDビデオカメラ)
7.5FPS-256コマ×12モザイク
CelestronC6(D150mmF.L.1500mm)
VixenGPD赤道儀にて自動運転
RegiStax 6、PhotoShop CS6他にて画像処理

 5月にしては暑い日が続いています。
月が明るくなってきたし透明度も悪くなってきたので遠征してのフィールドワークが出来ません。
次第に梅雨前線が北上してきましたので、6月の新月期は期待できそうにありません。
先日自宅のベランダに小さな望遠鏡を持ち出して月を撮りましたが、いまいち分解能不足でしょうか。
鏡筒がC6なのであまり期待できないのですが、もう少し良くなりそうなものだと思案しています。
合成焦点距離を伸ばしたいのですが、C6では露出時間が長くなりすぎて辛いものがあります。
兎に角遅いのです、流石に7.5FPSでは撮影していてだるくなります。
月全体を撮影する場合は海の色を表現するためカラーカメラが必須でこれが原因にもなっています。
 ということで高感度・高速取り込みのカメラが欲しくて星見屋さんに手配しました。
太陽撮影用のASI174MMは届きましたが、月面撮影用のASI174MCは品薄のようでまだ届きません。
ただ、届いてもUSB3.0での取り込みPCの準備が出来ていないので撮影できないのですが・・・orz
Windows10は何時リリースになるのでしょうかねえ、7月頃という情報が出て暫く経ちますがその後どうなっているのか?
お盆までに間に合うかなあ・・・どなたかご存知ありませんか。

voyager_camera
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梅雨入り前最後の遠征

θOph付近の星野(S字状暗黒星雲他)
θOph付近の星野(S字状暗黒星雲他)
2015年05月23日00時57分~、露出(3分x8)
キャノンEOS6D(IR改造,ISO3200)
BORG77EDII_F4.3DG(D77mmFL330mm)
VixenGPD+SS2000PC(PEC補正)ノーガイド運転

M16M17付近
M16&M17付近
2015年05月23日02時23分~、露出(3分x5)
他は同上

 私が撮影する写真は天文カレンダーに使っていただくのが目的なので、その締め切りである5月後半にひと区切りとなります。
既に2016年版の応募作品の提出を終了しましたので、この遠征からは2017年版の候補作品の製作になります。
これは小惑星観測をやっていたときの、入梅でひと区切りになるのと時期的にほぼ同じです。

 5/22(金)は入梅前最後の遠征になると思い、週末まで待たずに八千穂高原へ出撃です。
本当は富士山周辺で済ませる予定でしたが、GPVの予報では八ヶ岳方面まで北上する必要がありました。
 今回の目的は、BORG77EDII_F4.3DG(FL330mm)による夏の星雲・星団のノーガイド撮影です。
17時過ぎに到着したときは少々風がありましたが、結構な透明度で西に傾いた太陽がギラギラ輝いていました。
PM2.5が酷い筈でしたが予想外にクリアな空に期待が高まります。
月が沈む22時までGPDのPEC運転の確認を行っていました。
月が沈む頃には段々風もおさまってきて「今夜はイイぞー」と25cmRCでヘルクレス座の銀河団の撮影を開始しますが、画面の端に円弧状の淡いゴーストが出ます。
新しく鏡筒内遮光の対策をしたのですが効果無しでした。
例によってPHD2によるガイドが時々すっ飛んでゆきます。
ガイドカメラのダークライブラリの更新やガイドカメラの露出を切り詰めることで何とか安定してきますが、それでも時々星像にコブが出来ます。
対象をクレセント星雲に変えるとゴーストは出ません。
秋には西に傾いたこの天体を撮影しましょうか。
 色々やっているうちにBORGで撮影予定だったサソリが昇ってきたので、そちらの準備を始めたらあちこちに薄雲が・・・
GPV予報では22時頃ちょっと薄雲が出るようだったので、そのうちに晴れるだろうと思っていたのですが・・・ちっともスッキリ晴れてきません。
結局、時間が過ぎるほど薄雲が増えてきて朝を迎えました。

 上の写真は無理やり撮影を続けた20コマのうち、比較的クリアなものを選んでスタックしたものです。
子午線近くまで昇った状態でのノータッチ撮影でしたので、FL330mmですが3分露出では90%は点像を確保しています。
M16&M17ではどのコマも星像が少々東西に伸びています。・・・どうしてかな?
(写真は星像を丸く修正してからスタックしています)
極軸の高度が多少ずれていて、追尾速度が合わなかったのかもしれません。
GPDの極望をAP赤道儀のPF-Lに替えれば据付精度がもっと良くなるかも知れませんが、定価¥2.8万です。
 比較的クリアなコマを選んでスタックしたのですが、それでも星が滲んでいます。
まあ、参考作品ということでご勘弁を願います。
・・・あ~あっ、月があっても北極にいるラブジョイ彗星を前半に撮っておけばよかったなあ。

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井山幸大 写真展

銀河鉄道の車窓より

 N光学にお勤めの若手天体写真家から写真展の案内ハガキが届きました。
丁度、梅雨時の満月期に開催とお約束どおりです。
開催場所は以下の案内をご覧ください。

井山幸大_写真展

 今回は直焦点撮影作品のみとのこと。6/26(金)~6/28(日)はご本人が展示場に詰めているとのことなので、その頃に出かけてみます。
同じメーリングリストの皆さんとも会って、暫し天体写真談義ができればいいかな・・・。

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台風一過 GPD+SS2000PCのPEC精度

月の出
EOS6D-SEOSP4/EF8-15F4(8mm)/GPD+SS2000PC+PEC/ISO1600/2分露出

 昨晩は台風6号が通り過ぎて、天気予報では快晴が期待できました。
各地は未だ風が強いようでしたが、富士山周辺は比較的穏やからしいので、何時もの朝霧アリーナへ機材テストに出かけました。
昨日の清水は昼間30℃を超えて真夏日になりましたので、朝方でもあまり冷え込まないと考えて出かけましたが、朝方は8℃まで下がりました。
久しぶりの週日遠征なので人出もなく、湿度も低く爽やかな気候で、朝夕は鶯やホトトギスが鳴いていてとても気持ちが良かったです。
但し空はPM2.5の影響で、台風一過とはいえスッキリしません。
上の写真は天文薄明が始る頃、富士山の上に昇った有明月が印象的でした。

GPD+SS2000PC+MINI-BORG50.jpg
 今回の目的はビクセンのGPD赤道儀とスカイセンサー2000PCのPEC精度の確認です。
先日来話題に取り上げましたAPフォトガイダーに比べると、一昔前のGOTO赤道儀ですが未だにカメラレンズによる星野撮影では現役で頑張ってくれています。
購入してから12年が経過しますが、未だに内臓バックアップ電池も交換せずに元気に動いています。
 テストはAPフォトガイダーと同じく、MINI-BORG50(FL250mm)で行いました。
その他の設定もAPフォトガイダーと比較できるように条件を同じくしました。(横軸全幅800秒、1目盛50秒/縦軸±16秒角)

GPD+SS2000PC PEC-ON(OLD)
 先ず、これまで使っていた状態(PEC実行)でのPM(ピリオディックモーション)をご覧ください。
全くガイド信号を出していませんが、赤緯もガタガタして多少風が吹いていること表しています。
赤経はPV値で±4秒角程度となかなか立派です。
RMSは2.63秒角でFL200mm+5μmピクセルセンサの場合のエラーは0.5ピクセルで、5分位の露出時間で極軸設定と撮影方向に気をつければ充分ノータッチ撮影が出来そうです。(事実5分程度の露出であればBORG77EDII_F4.3DGでの撮影も可能でした)

GPD+SS2000PC PEC-OFF
 それでは、PEC補正を外してGPD赤道儀のPMを見ますと、結構暴れています。
GPじゃなくてGPDですから、もう少しPMは小さいと思っていたのですが、APフォトガイダーの値を超えています。

GPD+SS2000PC PEC-ON(NEW1)
 一旦、昔のPECデータをクリアして再度オートガイダーで学習した結果です。
ウェーブはクリアする前と同じような感じですが、速度が変化しているようです。

GPD+SS2000PC PEC-ON(NEW2)
 スカイセンサー2000PCのPEC学習は、PEC補正を実行しながら更に学習することも出来ますので、PECデータを残したままもう一度学習してみた結果です。
これまでのなかでもっともエラーが小さくなりました。
RMSは1.54秒角、PV値でも±2.5秒角程度でしょうか。
これならFL200mmレンズの5分露出くらい余裕でこなしてくれるはずです。

こと座
EOS6D-SEOSP4/TAMRON SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD(200mm/F5.6)/ISO1600/5分露出×12コマ

 ということで、レンズテストも兼ねてタムロンの中望遠ズームレンズでこと座を撮影してみました。
合成した5分露出の12コマの星像はカチッと決まり、オートガイド画像との違いはありません。
このレンズのFL200mmは、F5.6まで絞っても周辺星像は僅かに流れています。
フラットはPS6のデジタル現像時にレンズを指定して補正していますが、レベルを詰めるとリング状のムラが出ています。
やはり、ちゃんとフラットを作成しないといけませんね。
ズームレンズは長短端の焦点距離でのフラットは作成できますが、中間では厳密に合わないでしょうからやはりお気楽撮影用でしょうね。
コメットなどは尾の長さに合わせて焦点距離が変えられて便利そうですが、尾の淡い部分をガンガン引っ張りだしたいときなどはフラット処理がちゃんとできないと困るかも。
超広角のズームは星景専用になりますから問題ありませんが、中望遠のズームは便利そうでも不便かも?

 ところで、APフォトガイダー(STARBOOK-ONE)もSS2000PCのように電源切れてもPECデータの保存をして欲しい!

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DC-DCコンバータ

DC-DCコンバータ

 観測に使うノートPCのバッテリー駆動時間がどんどん短くなってきました。
普段の観測では常にDC-DCコンバータを使って望遠鏡などと同じ12Vバッテリーから電源を取っています。
最近、これまで使っていたコンバータの電源ケーブルの根本の被覆が剥がれて芯線が見え始めてきました。
このままでは何時か切れてしまうようだったので、新しいDC-DCコンバータを物色したところ、アマゾンでメチャ安物を見つけました。

AYWS 【変換プラグ8種類付】【車載用】80W DC電源アダプター/ノートPC コネクター8個付き DELL/IBM/TOSHIBA/FUJITSU/ACER/COMPAQ/SHARP/SONY/USB充電器/acer acアダプター/ ノートパソコン マルチ

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00MQSXDE4?psc=1&redirect=true&ref_=oh_aui_detailpage_o00_s00

「¥789 + 関東への配送料無料 」とありますが、当方は東海地方ですので調べてみたら送料無料でした。
MYL TRADING(納期10日~15日) の出品で、送料込みで¥789と、とんでもなく安いのです。
ちょっとうさん臭そうな感じはしましたが兎に角注文してみました。
4/28に注文して5/6に到着しました。
国際郵便で中国から発送されています。
早速開けて12Vバッテリーにつなぎ、出力電圧をチェックしました。
私の観測用ノートPC(LENOVO)の入力電圧は20Vで、送られてきたマルチ出力を20Vにあわせて計測したところ20.6Vでした。
商品説明にも各社ノートPC用のプラグも付属する旨書かれていましたが、その中にLENOVOはありませんでした。
ダメなら何とかするつもりだったのですが、ちゃんとφ5.5/φ2.5のプラグが含まれていましたので、何の改造も無く接続できました。(LENOVO=IBMなんでしょうね)
青のパイロットLEDが眩しいのと、出力電圧切り替えSWが動かないように黒のビニールテープを貼り付けて完成です。
以前使っていたDC-DCコンバータは¥5000もしたのですが、安いものがドンドン出てきますね。
品質については暫く使ってみなしと解りませんが、私の天文ライフも確実に中華製に蝕まれています。
 次はThinkPadE450にして、USB3.0で現在到着待ちのASI174MCをつなぎたいのですが、全て中華製で固められてしまいそうです。
PCの交換はWindows8.1が使いにくそうなのでWindows10が出る7月まで待つつもりですが・・・

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八千穂高原で見た夏の天の川

夏の天の川
2015年04月26日02時54分~03時35分 / 2分露出×20コマ
キャノン EOS 6D(SEO-SP4,ISO3200)
Tamron SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD(15mmF4)
Vixen APフォトガイダーにて自動運転

 このGWは月が明るかったので天文活動は休止状態です。
今日、遊び先から戻ったので、先日のAPフォトガイダーのテスト後に撮影した画像を処理してみました。
あまり透明度も良くありませんでしたがタムロンの超広角ズームのテスト写真として掲げます。
これは15mmF4.0での写真ですが、サソリから白鳥まで入れようとすると少し窮屈です。(EF11-24が買えないので、EF8-15で撮るのが良さそうです)
元画像では地上付近の光の影響で全体を自然に仕上げるのに苦労します。
このタムロンレンズは画面中心では実に素晴らしい描写ですが、35mmフルサイズでは四隅の星像が均等にはならず
特に左上の隅が長く伸びます。
この傾向は30mmで撮影した場合も変わらず、下の作例でもやはり左上の星が伸びる(内コマ)ようです。
天文家にはクレームをつけたくなるところですが、多分このくらいではメーカーの品質管理基準内に納まっているのかもしれません。
ズームしても傾向が変わらないのであれば、自分でスケアリング調整をするのが早いのですが・・・さて、どうしましょうか。

夏の南天
2015年04月26日03時43分~ 2分露出
キャノン EOS 6D(SEO-SP4,ISO3200)
Tamron SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD(30mmF4)
Vixen APフォトガイダーにて自動運転

Tamron15mmF4+6D星像
 以前にも紹介しましたが、今回撮影した15mmF4.0での6D中央と四隅の星像比較画像です。(200%)
プロフィール

voyager_camera

Author:voyager_camera
小惑星観測屋崩れの三流天体写真家です。もう新天体サーベイも位置測定もしませんので、鑑賞天体写真撮影に努めています。天文雑誌などのフォトコンには怖くて応募しませんが、このブログ以外でも写真を見ていただける機会が増えるようボチボチやってます。(大島 良明)
mail:y-osima@r.sannet.ne.jp

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