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ラブジョイ彗星とM76

C2014Q2_677mm_20140220.jpg
C/2014 Q2 (Comet Lavejoy)
2015年02月20日20時37分~20時50分 / 30秒露出×24コマ
キャノンEOS6D(SEO-SP4,ISO6400)
自作ベーカーシュミットカメラ(D210mmFL677mm)+LPS-P2Filter
SkyWatcher AZ-EQ6GT、ノータッチ自動ガイド

 金曜日は退社後にラブジョイ彗星の撮影に出かけました。朝霧高原付近は雲だらけとのお仲間の情報を得て、急遽ガリバー跡地に急行しました。夕方のラッシュ時にR139で富士、富士宮を通過するのに時間がかかり、到着したのは19時を過ぎていました。既に5台の車で道脇は混雑していましたが、隙間に入れていただきました。未だ薄明終了前に撮影した方の画像を確認、FL1000mm+ASP-Cで丁度良い画角に収まっています。私はベーカー(FL677mm)+35mmフルサイズなので、ちょっと広すぎたかなと思いましたが、尾が伸びていれば丁度良いかなとも考えられます。
それにしても雲が多く、カシオペヤが時々見えなくなります。急いで望遠鏡をセッティングしますが、次々と雲がやってくるのでどうもテンションが上がりません。オートガイドのセッティングも面倒になり、ISO6400で30秒露光の放置プレーでお茶を濁すことに決定。20時を過ぎて彗星高度も大分低くなったところで、何とか24コマ連写撮影することができました。その後も雲が多かったので夜半には引き上げにします。帰途、お仲間さんと花の湯へ寄って一風呂浴びて来ました。これで最後かな・・・・・・長い間楽しませていただきありがとうございました。>C/2014 Q2様
 画像処理は相変わらずフラット補正が上手く決まらず、結局周辺を切り落として誤魔化しています。周辺まで綺麗な星像のベーカーシュミットカメラで撮影しながら、トリミングするのは辛いですね。彗星の尾はM76を貫いています。丁度M76付近で尾が折れたように変化しています。それにしても尾が淡くて・・・これ以上やると尾はハッキリしますが画面が汚くなるので、この辺でご勘弁に頂くことにします。

voyager_camera
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タムロンSP15-30mmF/2.8Di VC USDは神レンズを超えた?

C2014Q2_677mm_20150214.jpg
C/2014 Q2 (Comet Lavejoy)
2015年02月14日19時38分~20時10分 / 5分露出×4コマ
キャノンEOS6D(SEO-SP4,ISO1600)
自作ベーカーシュミットカメラ(D210mmFL677mm)+LPS-P2Filter
SkyWatcher AZ-EQ6GT、MiniBORG50+QHY5L-Ⅱ+PHD_Guiding2にて自動ガイド

 朝霧高原へ行ってきました。先ずはラブジョイ彗星ですが、まだ元気でしたよ。
ベーカーシュミットカメラ(FL677mm)では尾が画面からはみ出ています。
下にテスト用に持参したタムロン望遠ズームのFL200mmで撮影した画像も掲げます。
C2014Q2_200mm_20150214.jpg
 相変わらずイオンの尾は大変淡く、結構ギンギンに処理しています。朝霧アリーナ駐車場のトイレ照明が明るく、画面の中央に円形のカブリが発生しています。(北側の駐車場にすればよかったかな)次回の新月期にはもっと空の暗いところへ出撃したいですね。
朝霧アリーナ南駐車場_20140214
 南側の駐車場ですが、私のほかにも10台ほどの車が来ていました。望遠鏡の筒先を見ると、どうも彗星狙いの方は多くないようでした。私は彗星とレンズテストを終了した夜半過ぎには早々に引き上げました、他の皆さんは月が登るまで頑張ったのでしょうね。

 さて、次は本題のレンズテストです。
今回持参したのはタムロンのズームレンズ2本です。
以下はテスト結果です。
TAMROM-SP15-30mm F28-Di-VC-USD
TAMROM-SP70-200-F28-Di-VC-USD.jpg
 開放でF2.8のレンズですが、テスト画像は全て絞りF4です。(常用F4と考えています)
星像はシグマの単焦点レンズとは比較のしようもありませんが、ズームレンズとしてみると「まあこんなものかな」という感じはします。
そこで「神レンズ」との比較です。(前回出撃時の撮影画像から切り出したFL14mmのみ)
AF-S-NIKKOR-14-24-f28G-ED.jpg
 テスト時のフォーカス位置は中央部ではなく、四隅の星像が平均的に良くなる位置を選んで撮影しているつもりですが、ライブビューモニターだけで調整しているので、18~30mmはちょっとずれている感じもありますがご容赦を。
 ニコンは確かに中央の星像が少々甘い感じです。18mm、20mm、24mmでの比較が無いので評価を確定できませんが、今回の最広角の結果だけでは、タムロンの広角ズームは神レンズを少し上回ってますね。価格が6割程度でキャノン純正用と同じ機能が使えるのですから「合格」でしょう。
 タムロンの70-200mmF2.8の方ですが、ちょっと甘いですね。実は以前にSP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACROを手にしたことがあります。そのときは即お嫁に出したのですが、手振れ補正機能が付いてレンズ設計も変わり、幾つかのレンズサイトでの評価も良くなっていたので、つい手が伸びました。
うーん、こちらの望遠ズームは彗星の撮影には便利ですが、残すか微妙です ・・・・・・ voyager_camera

ウオーキング

三保灯台

 今朝は5時ころ目が覚めたので、6時前から三保灯台まで歩いてきました。風がなかったせいか、グッと冷え込んだ感じです。(アメダスでは-1.5℃)
日の出前には三保灯台に到着しました。既に明るくなっていましたが灯台はまだ点灯していました。灯台のてっぺんには方位盤が付いていますが、よく見ると羽衣伝説にあやかってか南を向いた天女の姿が避雷針を飾っています。
この三保灯台(清水灯台)は日本ではじめてのコンクリート構造の灯台だそうです。なかなか由緒ある記念構造物だったのですね。
戻りは朝日が登って暖かくなり、歩いていると僅かに汗ばみました。
 両目共、白内障を手術が終わって感染症の心配も無く過ごしています。当初、強い光状が見えていた右目ですが、手術から10日が過ぎてほぼ解消してきました。左目よりも多少乱視が強いのかイマイチ視力が上がらない感じですが、これも時間と共に落ち着いてきて欲しいものです。4月には新しい眼鏡を作りますが、それまでは今までの中近老眼鏡でごまかして行きます。それにしてもコントラストが大変良くなりましたので、ありがたや~

 今日はラブジョイ彗星の撮影と新しいタムロンレンズのテストのため、午後には富士山方面へ出発します。
結果はまた報告します。

voyager_camera

広角ズームレンズ戦争か!

 作日キャノンが、この春新規に発売する製品情報を発表しました。DSLRではフルサイズEOS5Dシリーズに5Dsと5DsRの5000万画素を超える高解像タイプのカメラボディを投入してきました。一緒に、広角ズームレンズEF11-24mmF4L USMも発表しました。
 5Dsに関しては天体写真での実力検証が行われるまで様子見です。現在使っている6Dに比べるととても良いお値段に設定されていますので、相当インパクトがないと手が出ません。広角ズームレンズEF11-24mmF4L USMも、「神レンズ」と呼ばれているニコンのAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDの2倍以上の価格設定で、困ってしまいますねえ。
 もうキャノンユーザーは長いのですが、これまで広角レンズには天体写真に使えそうなレンズに出会っていません。しかし、EF8-15mm F4L フィッシュアイ USMで状況が変わってきました。このズーム魚眼は大変秀逸です。以前はシグマの全周/対角線魚眼レンズを使っていましたが、現在ではEF8-15mmF4L USMを使っています。
 広角ズームは今まで不便を承知のうえで、6DにニコンのAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDを使っていました。勿論、サードパーティのアダプターを使っての組み合わせですので、フォーカスも絞りも全てマニュアルですが、星像さえ良ければと我慢し続けてきました。
今回発表されたEF11-24mmF4L USMは神レンズのF2.8より暗く設定されていながら、焦点倍率を大きく設定したことで高価になったのだと思いますが、星像は開放から素晴らしいと予想されます。ここで広角ズームをキャノンにするかニコンで行くかに少々悩んでいましたが、第三のレンズに走ることにしました。
 
SP15-30mm.jpg
 上の写真の真ん中にあるのはタムロンの広角ズームSP15-30mm F/2.8 Di VC USDで、一番右がニコンの神レンズです。このタムロンの広角ズームは昨年の暮れに発売されています。ちょっと様子見(情報確認)していたのですが、どうやら神レンズを超える星像が期待できることが解ってきたのでヨドバシカメラのNETショップから購入しました。
先ほど届いたのですが・・・太いですねえ!
神レンズもデカくて重いのですが、更に一回り太いです。タムロンさんのこのレンズはレンズメーカーとしては価格設定が結構高めですが、シグマのAシリーズに負けずに本気で作っています。本当に神レンズを超えていれば、神レンズはお嫁に出します。(中古でもタムロンの新品購入代金を上回りそうです)
 早速試写した絞り開放での風景写真では情報どおり期待できそうです。オマケに手振れ防止機能が付いているのですが、この焦点距離で必要かは疑問です。(手振れ防止機能が30秒露出でも星を追いかけてくれればポタ赤不用になるのですが・・・調べてみよう)
その分レンズ枚数が増えているので使い方次第で星像が安定するか不安もあります。ズームリングは比較的硬めで、星屋には有難い作りです。後は早く実写テストをしたいですね。本当に良ければ、これで完全マニュアルの神レンズから開放されます。
 最後に「神レンズ」は神でないのかということですが、星の写真を撮ると神でない事が判ります。フォーカス位置によっては四隅の星像は結構流れますが、四隅の星像で焦点位置を調整するとなかなか丸くて締まった形を示します。ですが、そのかわり画面中央のフォーカスが少しずれます。つまり像面がフラットではありません。この傾向は全焦点域で見られます。同じことをAF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDでも経験しています。こちらは中央と四隅が点像になるのですが、中間距離(リング状)が放射状に伸びます。何れもF4まで絞っても完全には解消しませんでした。
 これでキャノンボディーにニコンレンズというイレギュラーな使い方を卒業できれば幸いです。(但し、双眼鏡はニコン派です)

 右目の白内障手術の結果が期待以下の結果だったので、自分の眼よりカメラレンズに期待を掛けているのでしょうかねえ?

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プロフィール

voyager_camera

Author:voyager_camera
小惑星観測屋崩れの三流天体写真家です。もう新天体サーベイも位置測定もしませんので、鑑賞天体写真撮影に努めています。天文雑誌などのフォトコンには怖くて応募しませんが、このブログ以外でも写真を見ていただける機会が増えるようボチボチやってます。(大島 良明)
mail:y-osima@r.sannet.ne.jp

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